よりみち文化財

ちょっと寄り道して出会える、遺跡や石仏、史跡や鹿児島の田の神さぁを紹介

6月13日(木)のつぶやき

2013年06月14日 | Weblog

【情報】 九州国立博物館(太宰府市)にて
特別展「尾張 徳川家の至宝」開催。
(国宝「源氏物語絵巻」<横笛>・<竹河二>や国宝「初音の調度」も期間限定で展示)
10月12日(土)~12月 8日(日)まで。
⇒ tokugawa-shihou.jp

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名草戸畔の生きた時代人々は山や海水や石に宿る精霊を畏れ敬って暮らしていた。人々は精霊と共に暮らしていたのだ。では精霊と共に生きるとは一体どういうことなのだろう。この答えは意外に身近なところにある。それは「妖怪」だ。名草戸畔本・増補改訂版追加原稿「東南アジアの精霊と八百万の神」より

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6月8日(土)のつぶやき

2013年06月09日 | Weblog

国内最古、弥生前期末の分銅 大阪・亀井遺跡 s.nikkei.com/15HwfFN
一見地味な遺物ですが、これが分銅であるとすれば確かに第一級の資料ですね。かなり細かいところまで計れそうです。


高校2年の頃、初めて中国に渡る船の上で見た満天の星空を思い出しながら、
墾丁の満天の星空を眺めています。
あれからのストーリー。長いような短いような。
瞬きのような一瞬。流れ星みたい。
そう、海の上では10秒に一回流れ星が見えたんだよ。今日は1回。
頭の上も横も全部お星様。

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【NEWS】スプーの日記シリーズ第1巻『スプーと死者の森のおばあちゃん~スプーの日記』アマゾンサイトはこちらです。amzn.to/ZuwWna

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『名草戸畔 古代紀国の女王伝説』増補改訂版 アマゾンでも発売中!amzn.to/15kprMx

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名草戸畔伝承は歴史的事実というより土地に暮らす人たちに脈々と生きてきた思いの集積といった趣が強い。これは史学の枠組みで捉えられるものではない。こうした伝承の本質を適切に言い当てているのは松谷みよ子氏の『現代民話考』の世界観だ。名草戸畔本増補改訂版追加原稿「こころ」に映る歴史観より

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島根・出雲の砂原遺跡の石器、「日本最古」に再修正  :日本経済新聞 s.nikkei.com/15RBBz1
三瓶雲南層の中に三瓶木次火山灰が含まれていたなら、年代は新しい方の5万~9万年前ということになりそうですが。出土したのは三瓶雲南層ではなかった、ということでしょうか。



6月6日(木)のつぶやき

2013年06月07日 | Weblog

百舌鳥・古市古墳群 世界遺産へ推薦書原案 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/…
世界遺産にはちょっと難しいかなぁ…


Reading:よろい着た人骨 新たな発掘の成果は NHKニュース nhk.jp/N47o6JuB
当時よろいをどう身に付けていたか、等というよりも、なぜここにこうして居られたのか、ということに興味が尽きません


【RT希望】城フェスでは、イベントに来なくても参加できる<城フェス お城ランキング>を受付中!ぜひ投票を!最終決戦&結果発表は6/16の城フェス イベントにて。参加者は最終投票権&豪華景品をかけた<城toto>参加権がありますよー☆ 46fes.com/?page_id=236

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12世紀のカエルキャラ 岩手県が公認に向けデザイン募集 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) yomiuri.co.jp/komachi/news/2…
鳥獣戯画の動物は活発に動き回る動物を選んだような印象があるので、脚力のあるカエルは公認キャラとして納得できる



名草山の周辺、内原神社

2013年06月07日 | Weblog
JRきのくに線から阪和線を利用して大阪まで出掛けることがよくありますが、その途中の黒江駅、紀三井寺駅間あたりではかすかにですが名草山を見ることができます。
列車の右側に見えますので、早朝であれば日差しが車内に入る右側の席は空いていることが多いこともあって、たいていはそちら側に座るのですが、名草山を見るというよりはそのふもとの広い谷と、そのすぐあとに見える神社が気になっていた、というのが理由です。

それで先日、そこまで行ってみたところ、その神社が「内原神社」であることがわかりました。
名草彦之命、名草姫之命、大國主命の三神をまつる、あの内原神社です。

境内にはいると、神楽殿の奥に拝殿があり、本殿はよく見えません。

しかし、三柱の祭神の名が拝殿の正面に書かれていました。

以前の記事で、名草と名草姫は後に名草に来た神武側の者であり、大國主命が実は名草戸畔に代表されるような在地勢力の首長ではないか、名草と名草姫が名草戸畔に比べていかに優勢な集団の一員であったとしても、名草を治めていくにはやはり名草戸畔の力を必要としたのではないか、と書きましたが、これを見てもやはり名草彦と名草姫のふたりは名草戸畔の存在を必要としていたような気がします。

それから、内原神社の東にある「広い谷」は、南向きの極めて緩やかな斜面となっている場所で、弥生時代の遺跡として指定されているところでした。
縄文時代や旧石器時代の遺跡は、例えば大分県の早水台遺跡など、高台にある傾斜の緩やかな斜面で日当たりがいいというような、たいてい誰が見ても人が住処として条件の良い立地をしていることも多いのですが、そういったところが、「何かありそうな気がする」と思わせていたのかもしれません。



名草山(東側)遠景と、南側の谷


江戸時代に建てられた石碑

また、ここには緑泥片岩の石碑が建っていました。
「南無阿弥陀仏」と刻まれていて、延宝三年の銘がありましたので、江戸時代のものです。
このあたりには寺院が有ったとの伝承も伝わるそうですが、詳しいことはよくわかりません。

さらにここから少し東へ行くと、「岡村遺跡」に指定されている場所があります。平地の遺跡ですので、一帯は住宅や水田しか見えませんが、岡田八幡神社のふもとに広がる弥生時代の遺跡です。


岡田八幡神社
本殿背後の山には古墳群が確認されています。

名草山周辺に伝わる名草戸畔の伝説によると、小野田の宇賀部神社に名草戸畔の頭を埋め、祀ったということですが、その宇賀部神社近辺から名草山のふもとあたりへは亀ノ川が西流します。
それほど大きな河川ではありませんが、江戸時代においても治水には大変苦労したという話を聞きますので、かなりの流量となる時があったのかもしれません。

岡村遺跡は水田を耕作するためとみられる木製品も多量に出土していますので、この亀ノ川流域に連なるわずかな平野部に遺跡や古墳が点々と連なっていることからも、亀ノ川の存在、つまり亀ノ川が供給する水の重要性は見逃せないものがあるような気がします。


琴の浦の夕景。海からの軍勢が停泊する場所としては、やはり湾になったこのあたりの浅い海かな、と。




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6月4日(火)のつぶやき

2013年06月05日 | Weblog

遺跡・遺物の木材:1年単位の新測定法 確率ほぼ100% mainichi.jp/select/news/20…
画期的な測定法で、考古学の研究が一段と進歩するかもしれませんね。測定にはどれくらいの分量の資料が最低限必要なのでしょうか?



濱の宮神社。

2013年06月02日 | Weblog
先日琴の浦へ寄った時はあいにくの天気でしたので、今回改めて浜の宮神社まで出掛けてみました。



海水浴場となっている浜の宮ビーチからはほんの100mほど離れた場所ですが、本殿は境内の中央にあって東向きに鎮座しており、参拝者は西へ向かって、つまり海の方へ参拝することになります。
ただ、ビーチのほうに鳥居がありますので、参道は西から東に延びることになり、方角についてはそれほど意味は無いのかもしれません。
それよりも、この濱の宮が鎮座するきっかけとなった、神宝を奉った岩のほうを向いているのかもしれません。



祭神は天照大神で、左手に次の境内社が並びます。

日前大神

国懸大神

豊鋤入姫神社

中言神社

高皇神社

天満宮

恵比須神社

金刀比羅宮




礎石でしょうか?
2つ有るので鳥居の礎石であると思われます。
上面が平らではなく、そのまま削り出しような突出部がありますので、鳥居のほうにはほぞ穴が設けられていたようです。

今はコンクリート製の鳥居が境内への入り口にありますが、この大きさからすると、もとからかなり大きなものであったのかもしれません。



また、丸い石が祀られています。
こういった丸い石を信仰するのは全国的に見られますが、由来等は様々のようです。

河原で小さくて綺麗な丸い石を見つけたら、つい拾って帰りたくなることもあったり、
丸い石は形からしても「なぜこんな形になったのか、」というところがちょっと不思議な部分で、河原でなくても、化石の採れるような地層から丸い石が顔をのぞかせているようなこともありますが、それがまるで岩壁から石が生まれ出るようにも見えて、神秘的に感じられます。


濱の宮ビーチ



和歌山マリーナシティにかかる橋

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