梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

北鎌倉の紫陽花

2015年06月20日 | 千葉・東京・神奈川・埼玉
 6月17日に北鎌倉の紫陽花を訪ねました。
 大学のクラスメートが鎌倉に住んでおり、定年後に鎌倉散策のボランティアを行なっています。その関係で過去に3回ほど鎌倉散策の会を行ないました。1回目は鎌倉と云えば紫陽花ですので長谷寺などを散策しました。2回目は紅葉の時期に北鎌倉に集まり、建長寺から半僧坊までの石段を登り、覚園寺に向かいました。3回目は桜の季節にハイランドの桜を見てそこから名越の切通を訪ねました。
 そして今年は久し振りの東慶寺、明月院などの北鎌倉の散策会です。

 東慶寺は江戸時代離婚訴訟を扱う「松岡役所」と云う寺役所が境内にあり、駆け込んだ女性はそこで取り調べを受け、近くの宿に泊まって調停を待っていたそうです。”縁切を望む女性は、東慶寺の門まで居っ手から逃げ、身に着けたものを門の中に投げ入れれば寺に入ったものとみなされ保護されました。”
 川柳にも次のようなものが有ります。「出雲で結び、鎌倉にてほどき」 「松ヶ岡 男を見ると 犬がほえ」

東慶寺の紫陽花は参道に沿って他の草木と一緒に植えられており、紫陽花だけを強調することが無く、落ち着いた場所でした。




























岸壁には「いわたばこ」の群生があります。最盛期は過ぎましたが運よく、まだ、紫の小さな花が残っていました。






 北鎌倉の駅の近くの踏切の手前に池が有り、横須賀線の電車が通過する時に湖面に電車の蔭が写る場所が有りました。



 東慶寺から明月院に向かう途中に北鎌倉古民家ミュージアムが有ります。そこには新種の紫陽花や古い紫陽花など色々な種類の紫陽花が咲いています。すっかり紫陽花の花に酔いました。紫陽花に水撒きをしている方がおり、その方に説明をお願いしました。懇切丁寧に咲いている紫陽花の説明をしていただきました。ここはミュージアムですので、季節に応じて随時企画展や常設の美術品を展示しているそうです。
























































 明月院の紫陽花はブルーの紫陽花です。参道の両側は紫陽花の青一色です。














枯山水庭園が本堂の前にあり、金色のカニが遊んでいます。




開山堂





 明月院から懇親会場の鎌倉に向います。亀ヶ谷切通しのトンネルを通り、鶴岡八幡宮に入りました。八幡宮の石段の上から鎌倉の街を一望しました。


台風で倒れました大銀杏の後に根元から生えてきた銀杏の木は以前来た時は小さな木でしたが、5年経ち大きく成っています。


入り口近くの池には白い蓮の花の蕾が見えます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏野菜 | トップ | 夏野菜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

千葉・東京・神奈川・埼玉」カテゴリの最新記事