梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

黄葉の東北(2)

2009年10月16日 | 
 今日は午前中は雨の予報です。朝露天風呂から見ますと、八幡平の山頂付近には雲が掛かっています。出発する時は小雨が降っていました。八幡平アスピーテラインで八幡平山頂を目指します。途中日が照り出し、八幡平の山すそに掛かる虹を見ることができました。しかし、山の斜面を廻る内に霧が掛かり、完全に霧の中に入り、何も見えなくなりました。日本海からの風の影響かもと思います。風が強いので霧が早い速さで斜面を登って行きます。一昨年の11月2日に鳴門峡に紅葉を見に行く途中に、蔵王のお釜を見に行きましたが、山頂付近から霧に包まれ、展望台に付近は霧氷の世界でした。冬のこの時期の裏日本では麓では天気が良くても、山の頂上付近は霧に包まれることが多いです。
 今日はバスの席が一番前でしたので、八幡平から下山する途中バスの中から写真を撮りました。山の上の方は黄葉も終っていますが、途中は黄葉が綺麗な中のドライブでした。









 白神山地は秋田県側と青森県側の二箇所にビジターセンターがあります。今回は青森側に行きました。来た道を戻り、松尾八幡平から高速に乗り、小雨の中を大鰐弘前に向かいました。晴天になり、弘前から岩木山を右手に見ながら岩木川に沿った道を遡ります。白神山地に近づきますと道がくねくねと曲がり、狭くなり、一番前に座っていますので、カーブを曲がる時にバスが谷に落ちるのではと不安な気持ちになりました。対向車とすれ違うのがやっとです。



 青森側の白神山地は渓谷沿いに遊歩道が整備されており、終着点の3番目の滝まで、60分ほどのコースです。一番初めの滝までは高低差が余り無い遊歩道です。途中の崖には川に沿って足場が組まれています。二番目、三番目の滝は急勾配を登ります。階段が整備されていますので、登るのは楽です。
 川の両岸のブナ林は丁度黄葉が始まったようで黄色の色と緑の色が混ざったモザイク文様が独得な趣を作っていました。川に沿った散策ですので、ブナ林の中を歩くのとは異なり、両岸の景色が光線の変化により、色々な色彩の文様を現すので、歩いていて、時間の経つのを忘れ、楽しいでした。





















 一番目の滝に着きました。

 二番目の滝は急勾配の階段を登ります。

 二番目の滝の近くの脇道を登るとお稲荷さんが有りました。

 三番目の滝に行こうと思っていましたが、スタート時に集合写真を撮り、その後も写真を撮りながらの散策で、二番目の滝に着いた時には集合時間の60分前でしたので、行くのを止めました。帰りは川を下るのですが、目線と光線が異なり、行きとは別の景色が見れ、楽しいです。








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