海住恒幸の松阪市議会通信 

議員活動を通して、自治体議会や自治体のあり方を考えるブログ

25日の市民意見交換会・後編(松阪駅西再開発)

2007年08月26日 10時41分27秒 | 市民
※(前編の続きです)


女性のまちづくり団体会員
「どちらの案でも、どこにでもある駅前の風景ですねえ。わたしは関東から松阪に嫁いできましたが、中町、本町、魚町を歩くのが好きになりました。歩ける街の延長にある駅であってほしい。高いマンションは必要でないと思います」

商店街関係者
「商店街の立場から言うと、どれだけ早くやってもらうか。一刻も早くとりまとめてもらうことが切実な願い」

殿町まちづくり協議会
殿町から、マンションのあり方をふまえ、「身の丈」に合った再開発を提案したい。

【パワーポイントでイメージ図】
マンションの建設をやめる。ホテルは瓦屋根の高級感ある建物にする。食品スーパーを開設する。総合センターは現プランの位置だがデザインは異なる。

キーとなる考え方は、「松阪らしさ」「にぎわい」「歴史・文化・観光の表玄関としての景観」「三交百貨店閉店の影響を少しでもカバーするよう食品スーパーの誘致」「中心市街地活性化につながる再開発」

☆マンションを建設しないことで事業費を大幅に削減した事業収支案をパワーポイントで提案

民主導ではなく、官主導とする。

世古・サブコーディネーター
市民に選択の余地を残して、もっと自由な発想で議論できるようにしたらいいと思う。

横島・コーディネーター
住宅(マンション)を入れると、ディベロッパーの発想となり、30戸、40戸ではダメ、100戸、200戸という量を求めてくる(スケールが大きくなる)。殿町の案は、マンションを入れない考え方なので、全然違う考え方だ。

まちづくり団体代表
第1案か第3案という選択だと思っていたが、これもありということなら、こっち(殿町案)がいい。

準備組合
施行主体を組合から市に変えるといのはいい。しかし、(殿町案には)地権者はついて行けない。すべて市が責任を持ち、ホテルの建設費を含め、市が丸抱えでいいというのならこれでいい。

横島・コーディネーター
私見を言うのを我慢してきたが、言いたい。
殿町の案は、組合施行でもできる。
第1案、第3案で、第3案に○がたくさんついていたが、独断的な○の入れ方だ。
1案、3案のどこにも「松阪らしさ」はない。
そんなプランを50年、60年先まで残してしまう。
市民は、たんなる案の修復を求めていない。
まず、マンションありきという発想は、ディベロッパーが望んでいるものであって、市民アンケートにはそんな回答はまったく出ていない。
1案であろうと3案であろうと、準備組合が勝手につくった計画では市民が納得できない。






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