砥石山古墳群 天疫神社境内
番塚古墳 前方後円墳だがその姿は今に留めていない。近くには九州最大級の前方後円墳 御所山古墳がある。
石塚山からも遠くはない。時間をかけずに三基の前方後円墳を見ることが出来るのも苅田ならではであろう。
貴船神社 妻を連れてきた。山口南古墳群の看板から近いので又もや寄ったのである。
と、この時、我輩の携帯がけたたましくなる(辺りがあまりにも静かなのでそう思ったのである)
北九州にいる中国の友人から電話だった。帰国するのでその挨拶だった。飛行機の時間までには一時間あるそうで、どうも暇つぶしに電話しているみたいだ。たどたどしく「どこにいるんですか」「古墳」「えっ」「古墳」 たどたどしく「古墳てなんですか」「昔の墓」「えっ」「昔の墓」 たどたどしく「おもしろいですか」「おー」「えっ」「おーおもしろいわい」
古墳の上に登った。状況は目を覆いたくなるようだ。次に移動。
途中の個人の御宅の前を通った。芝桜で絵を描こうとしたのかも知れないが我々にはこれで十分だったな。
秋根1号
道路に面した側も削られている。それでも本殿裏のように石室の一部は出ていない。なにか脊髄だけ残して削ったみたいだ。
別の言葉で言えば魚の三枚下ろしである。骨のついたところを残していてこれが下手な大名下ろしになっているのである。
ヒメコ塚古墳 石室開口部にはブルーシートが掛けられているので中に入ることは出来ない。
この写真を見て驚くだろう。信じられないことに古墳の半分のところにコンクリートの基礎が打たれているのだ。
この御蔭で石室の一部が無くなっている。何故こうなったんだと行橋市に問い正したいよな。
高速道路に沿った遺跡は総てがこの様な状況になるのである。