石塚山古墳 前方後円墳 図書館側から後円部を見る 脇の建物は歴史資料館である
「来てんね、来てんね」で、着いてきた母に「ほらあそこ」「えっ」母はすぐに言葉を失って我輩の後ろに隠れてしまった。
「古墳の番をしとる」と言うよりはカメラを向けたので頭を少し持ち上げてポーズをとっている。所謂カメラ目線というやつだ。「シマヘビ」か「青大将」か。見た目1.4mありそうだ。母が「やめとき」と言う。何を止めろと言うのか判らぬが、既に石室に入っていこうなどという気は完全に失せている。せっかくのお休みのところ邪魔をするなど愚の骨頂である。藪をつついて蛇を出すことなどしたくもない。これからの季節、石室に入ってくる人を驚かさずにいてくれたらなと・・・
皆さん気をつけましょうね。そして、傷つけないで下さいね。
こんなにも大きな石が・・・近寄ってみればよかったのだが・・・
タバコを片手に上がって来た者に「タバコを消せ」と怒ったあとだったのでその気にならなかった。
円形の墳丘部分を後ろから見ている。向うが開口部である。一見寸詰まりの前方後円墳のようにも見える。
写真を撮っている場所は道になっていて、見えている正面は削られている。
石を積み重ねて石室の床を上げて造られている。面白い造り方である。
もう目の前は新下関である。新しく道路が造られたために古墳が移築されたのである。そこに向っている。
画面中央右寄りにその古墳(と言うより石室)が写っている。
母を枝垂桜見物に連れて行った帰りにあちこちの古墳に寄り道しながら帰っている。
こうして見るとやはり大きい古墳であることが判る。しかも円墳だと思われていた橘塚は方墳だったと言うことも判明したのである。
上ん山古墳の後円部の方から見ている。住宅街が迫っているのがお判りだろう。これ以上肩身の狭い思いをしてもらいたくないよ。
どこかで見るような石だと思わないかな。
八景山古墳群 石室を見せるのは2,3,4,5号墳である。見ているのは5号墳である。
斜面にへばりついて面白いものはないか探しているところである。