今、原発再稼働が問題になっている。審議が妨害されたという理由で、2回目からは公開の原則が破られて、傍聴者締め出しで行われている審議会。でも、そこに一回目参加していて、2回目、公開されないのならばと審議に参加しなかったという学者の話では、一言ヤジがあっただけで、審議が中断するような事態はなかったと言っていた。(NHKラジオ放送で) なんだか、あわてて再稼働OKに持ち込もうとしているように思えてくる。
定期点検で停まっている原発。
定期点検は原発を運転すると1年か2年で必ず止めて、検査をすることになっている。定期検査といわれるものだ。この検査がどのように行われているのか。私はず以前に、下請の下請の日雇いの人たちが、ゴム手袋長靴隙間の内容に防護服との間は、ガムテープでという出で立ちの写真を見た。平井氏の話で、よりはっきりした。
「原子炉は70気圧から150気圧というようなものすごい圧力がかかっている。配管の中は水と言っても300度もある熱湯や水蒸気がものすごい勢いで通っている。だから配管は厚さが半分くらいに薄くなってしまうところもあるので、この定期検査でそういう配管とかバルブとかを取り替えなければならない。この作業に必ず被爆が伴う。」
「自分の服を全部脱いで、防護服に着替える防護服というと放射能空から体を護る服というイメージがあるが、放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。その証拠に、アラームメーターに放射能が着くと困るので防護服の中のチョッキにつける。」「外部被爆については、作業が終わってから、シャワーで徹底して洗うとたいてい流せるというので、パンツ一丁になって、洗いまくる。」 だけどその水って、放射能いっぱいだよね。どこに行くの?
いい姿勢で聞くから教えてほしいニャ
「備え付けの安全靴に履き替える。自分の靴じゃないから足には合わない。つまり不安定。全面マスクをして放射能の心配をしながら働く。」平井氏はそういう中で絶対にいい仕事はできない。普通の職場とは違う。と断言している。そしてさらに「そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人だ。」
「対角線にねじを締めなさいと言われても、放射能の恐怖の中で分刻みで作業が行われる。
アラームメーターがなったらレントゲン写真を一度に何十枚も撮影した放射線量になるという。だから、作業もただしめればよいといういい加減なものになる。」
平井氏は配管のことしか言ってないけど、定期検査の中には、炉内の掃除もあるのだ。
「定期検査が終わると、防護服についた放射性物質を洗い流した水も検査に使用した大量な水も、すごい放射能を含んだ水が、海に垂れ流されている。海に放射能で汚れた水を垂れ流すのは、定期検査の時だけでは無い。冷却に使用した放射能を含んだ温排水が1分間に何十トンにもなる。」
これって今まで計らなかったから、分からなかっただけで、今事故で排水問題が言われていたことがすでにあったと言うことですよね。
放射能まみれだったと言うことですね。
少なくとも初めにも書いたけど、原発は稼働以後、ずっと今もたくさんの被爆者を産み出し続けていることははっきりしている。そんなものを許していていいのでしょうか。
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