森友学園問題とおんなじ加計学園問題が起きている。
しかも、義家文科副大臣は、一般論としながら、内部告発者は処分の対象になることもあると言った。
この時期にこの発言は、内部告発を抑え込む圧力でしか無い。
きちんと真実を国民のもとに明らかにしなければならないと考えていたら、
こんな発言はない。
もとより、もっと早くに調査 を開始しているはずではないか。
第1こんなおかしな問題が起きること自体が、権力を私物化している。
国民を主人公とした政治をしていないということではないか?
共謀罪の強行採決についても、国民がないがしろにされているではないか。
国民に丁寧に説明すると言いながら、
国会や弁護士や市民団体はもとよりメディア関係からも法案そのものに対してたくさんの疑問がだされている。
それが一つも解決されていない状況で、丁寧に説明したとは言えない。
世論調査でも、8割近くの人々が よくわからないと言っている。
これが、丁寧に説明されたという状況だと言えるのか。
法務大臣の答弁ができなくて、官僚が代わって答えていた。こんないい加減な法案で、決めるのか。
政府答弁は、衆議院での説明と参議院での説明が違ってきている。
一般市民は関係無いと言いながら、関係する周辺人物も関係すると答弁内容が変わっていった。
今からこんな調子なのに、
この法律が、政府の都合の良いように利用変遷していかないとは、絶対言い切れるものでは無い。
私たちからすれば、そんな安倍政権のいうことを信頼できるはずがない
小さく産んで大きく育てるのことばがあるが、
ヒットラーだって初めは、政治犯といいながら、
ずるずると医師や宗教家までもが検挙され 強制収容所に送ったではないか。
日本も戦前、一般市民は関係無いと言って治安維持法を成立させた。
だが、一般市民も宗教家も逮捕されて、拷問されたり、レッテルを貼られたりしたではないか。
国民はおびえ思っていることは口にできなかった。表現の自由は奪われ、人権が侵された。
おんなじだ。
そんな恐れのある法律を
理解できていない多数の人がいる状況のまま決めるなんて おかしいでしょう。
国民主権を侵している。