昨日8月1日アベ首相自民党総裁が、やっと
「杉田発言は、自民党のめざす多様性がい生かされる社会を作る理念にそぐわない」
というようなことをいった。
杉田水脈氏は
“自民党に入って良かったなぁと思うこと
『ネットで叩かれてるけど、大丈夫?』とか
『間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ』とか
『杉田さんはそのままでいいからね』とか、
大臣クラスの方を始め、先輩方が声をかけてくださること”
とつぶやいています。
二階幹事長はこの問題を受け
「人それぞれ政治的立場、いろんな人生観、考えがある」と述べ、問題視しない考えを示しています。
衆院選での自民党公約
「性的指向・性自認に関する理解の増進を目的とした議員立法の制定を目指す。
多様性を受け入れる社会の実現を図る」
はどこにいってしまったのか?
口先だけだったということになる。
LGBTは子供を作らない、生産性がないなんて言う考えは、
人間を、女性を子どもを産む道具にしか考えていない。(確か、結婚披露宴で3人は子どもを・・・なんて言った自民党議員がいたね。一緒だね)
どこが女性が輝く社会だ、どこが多様性だ、 自民党議員の多くは全然そんなこと考えてもいないのではないかと思えてしまう。
LGBTは、コーヒーが好きとか紅茶がいいとか言う問題とは違うんだよ。政治的立場や人生観の問題じゃあない。
きちんと勉強して。
それに、子どもができなくて苦しんでいる人もいる、
何かの事情で、子どもを持つことができなかった人もいる。
生産性なんて言う考えだけで、にんげんを見るなんて、優生保護法の問題や、相模原の施設での大量殺人や
果ては、ナチスの考えと通じている。
おそろしい。
この問題が明らかになってから、もう何日もなる。
大勢の方の批判の中やっとやっと安倍総裁の発言。その間放置していた。
本気で多様性を受け入れる社会を作ろうと思っているのか。