消費税ＵＰ…経団連は大賛成！

　社会保障と税の一体改革というかけ声で、消費税ＵＰが、消費税を上げるときは、それを公約として選挙で問うと言っていたにもかかわらず、民自公の三党で合意し,決定されようとしている。まさに自公政府がやってきたことと同じ。選挙で問うといっていたことなんかどこかへ消えていった。せめて国民の声に耳を傾けよ。社会保障の方は置いてけぼり、というか後退している。それなのに、税だけは上げる。

超富豪・大企業の税立は引き下げられ、これまで消費税が上がるたびに景気が悪くなってきたというのに、経団連が喜ぶ消費税ＵＰをしようなんて、政府はどっち向いているの。

3党合意では、最低保障年金や後期高齢者医療制度の廃止の民主党公約は自公が了承しない限り実行できないようになっている。つまり、民主党の公約は、投げ捨てたということだ。

民主党に政権交代すれば、自公政府の弱いものいじめの政治から、少しは変わるのではないかという願いを裏切って、というか自公政府の弱いものいじめの政治を続けるためのカモフラージュする役目を民主党はしただけのことだよ。

　消費税が上がればさらに内需は冷え込み、景気が悪くなり、失業者が増える。

失業者が増えれば、さらに景気が悪くなる。悪の下降螺旋階段になるように思えてならない。これって、憲法違反を政府が率先してやっているのことになる。

国民の生活を守るため？ はあーん？

野田首相が安全対策も具体的にないまま、

「原発による事故はもう無い」と言いきり

大飯原発再稼働を宣言

地元のＧＯで再稼働という。

「電力不足により経済や国民の生活に不便を来してはいけない。

国民生活を守るために原発再稼働だ」

と言う。期限付きではない。

国民の生活を守るためにこそ原発はやめるべきです。

野田首相、許しません・

 

再稼働？容認？

　大飯原発の再稼働が、さんざんの電力不足の脅しの中、進められてきている。

初めは再稼働反対と言っていた橋下大阪市長も稼働に賛成をした。期限付でと言うのだが、

期限付きなどという案ではなかったにもかかわらず、賛成の意思表示。しかも、財界・電力会社との懇談の後にだ。中日新聞のコラム欄にもあったが、反対はパフォーマンスだったと思われても仕方がない。

一度動かし始めたら、原発は、廃の処理にしろ維持のためにしろ、

被爆者を産み出しながら、すさまじい汚染をまき散らしていることは、

今度のことでよく分かったはずだ。

単に電力が足りなくて不便だからと言うような代物ではない。

　第一、電力は本当に足りないのか。元々最高ピークになる日数は少しであるのに、それを基準に計算されている。おどしだ。（無駄に使ってよいと行っているわけではない。環境のことからしても、今節電は大事だ。）よしんば本当に電力が足りないとしても、今電力について、暮らしについて考える、見直している時機だ。

電力の不足は、工夫できても、原発による核の被害は工夫でのがれられない。

原発は地上の核兵器だ。

福島の原発事故の街・村の苦しみは、忘れてはならない。