4月~6月のGDP(国内総生産)が、物価変動を除く実質で前期比1,7%減、年率にすると6,8%減という報告。
1月~3月は増税前の駆け込みで6,1%増の高い伸びだったというが、その伸びた分よりも大きく減ったと言うことになる。
前回、3%から5%に増税したときが年率3,5%減というから、今回の落ち込みは大きいと分かる。
消費税の増税の影響による、個人消費の落ち込みが、原因だと言うことは、増税前に言われていた
とうりである。
アベノミクスに対する期待感で株価が上がった事により、株をやるほんの一部の人達のことがあたかも国民みんなに起きているかのような報道もあった。
賃金上昇よりも物価の方がアップしていて、実質賃金は切り下がっていた。だが、賃金アップで景気がよくなったという報道が、ここずっとされていた。ごまかしの報道だ。
企業は、海外に工場を造り出て行って、国内の雇用は減らし。
輸出は減ったが、企業利益は大幅増。そこへ持ってきて、法人税減税だってさ。
まだ、政府や日銀は強気の発言をしている。
だがどんなに言われても、ずっと私の実生活での感覚は、自分の収入は増えてはいない。食料品を買いに行けば、物価が上がっていることを実感する。