鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

病機について〜病因と病機〜

2016-08-05 17:36:49 | 日記
前期末テストまとめ。 病機について。 教科書の「第4節 病因病機」では、「病因とは病の原因であり、病機とは、病因が人体に作用して病が発生するに至った経過やそのメカニズムのことである。疾病は、病因が人体に影響を及ぼし、生理機能が一定以上の変調をきたすことにより発生し、状況に応じて進行・変化していく。」と説かれる。 また、「第4節 病因病機 Ⅱ.病機」では、「病機とは、疾病が発生するに至った経過 . . . 本文を読む

十二経脈病証〜是動病と所生病〜

2016-08-05 07:28:07 | 日記
前期末試験のためのまとめ。 教科書の記述を要すると「十二経脈病証」の構造が「是動病と所生病」ということ。 教科書では、「1)十二経脈病証」の項があり、「十二経脈病症は、十二経脈および関係する臓腑の機能が失調することにより現れる症候である。」と説かれ、「2)是動病と所生病」と続き、是動病と所生病の歴史的変遷を概観し、結論として、「「是動病」は、主として経脈の機能が失調(変動)した時に現れる病証を . . . 本文を読む