河村氏「思いもよらんことだった」 署名偽造問題を謝罪
朝日新聞DEGITAL 2021年3月1日
https://www.asahi.com/articles/ASP314CQ0P31OIPE00S.html
大村秀章・愛知県知事へのリコール署名の偽造事件で、署名活動を支援した名古屋市の河村たかし市長が1日、
「正当に署名活動をした人には、早く気づけなかったことについては申し訳ない」と記者会見で述べた。
この問題で河村氏が謝罪したのは初めて。
署名偽造の疑いが浮上後、河村氏が「僕も被害者」と発言し批判されていることには
「『河村市長が首謀者』というニュアンスがあり、わしは加害者じゃないんだという意味で発言した。本当に被害者という意識があった」と説明。
今後は「やめときます」と、自身を被害者とする立場を改めると言及した。
不正の疑いがある活動に携わったことへの道義的責任を問われると、河村氏は「思いもよらんことだった。
残念どころじゃない。本当に悔しい。責任がないなんて言っていません」と自身に責任があることを認めた。(関謙次)
高須はまあ私人ですが、河村は公人なのでこんなことを起こしてタダで済むわけがないですね。
次期市長選への出馬断念は既に表明しているがこんなのは当然で
現職市長がこんな不祥事(責任があることで不祥事と断定)を起こせばそれだけで済むわけはない。
責任を認めて謝罪しなければすぐに辞職問題になるし、当然ながら謝罪だけで済まされる問題ではない。
愛知県大村知事リコール運動が頓挫だけでなく8割を超える大量不正が発覚し
その後も波紋を読んでいて私としてはたいへん面白いw。
高須克弥、大村知事不信任決議を請願するも‟全員一致”で不採択w
でも書いたように県議に持って行っても門前払い同様で相手にされないマイノリティの意見では
リコールなど端から無理なことは分かっていることで不正でもしなければあれだけの票が集まるわけがない。
高須が取り下げたのも、その後の署名活動を止めさせようとしたのも
不正が発覚することを恐れてなんじゃないかと思っていたが、私の憶測はともかくその後大量の不正発覚。
名古屋市長の河村が偶然にもマイノリティの思想を持っていたのも皮肉な話だが
悪いのはもちろんマイノリティであることではなく
河村の持つ思想が憲法違反を含んでいたというところにあります。
思想の自由は憲法で保障されていますが
あくまでも憲法である以上、憲法の枠を超えることは出来ません。
大村知事は憲法に則って表現の自由を認め検閲に反対したのであって、これは全くの正論です。
国もあいちトリエンナーレに一時は補助金を出さないと言ったがすぐに撤回して交付することになった。
国が憲法違反を疑われるようなことをしては大変な問題だし野党にエサを与えることになってしまう。
また中止と発表したときの理由も「手続きの不備」であり表現内容には触れられていない。
国が表現内容を理由に税金から交付金を出せないなどとは口が裂けても言える訳がないのであり
国、文化庁が結果的に補助金を交付したことからも
大村知事の主張が正しくて、
河村やネトウヨや府知事の大阪の吉村の主張が憲法上間違った思想に基づくものであることは
かなりの客観性をもっていえるのではないかと思われます。
現職市長が憲法を厳守した知事を
憲法を厳守したことを理由にリコール活動を行ない
更に8割を超える大量の不正を招いたのであれば
自らに更に厳しい結果が降り注いで当然太と思います。