光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

埼玉HMS上級(Dec.18)

2005年12月19日 23時38分11秒 | 埼玉レインボー
みなさん今日は~。寒すぎです。しかも急に。
とにかくもう、滅茶苦茶寒かった。それでも僕の場合は、最終的にはヘルメットのあごひもから、汗が滴り落ちて CB1300 の7号車のタンクを濡らしはしましたが、さすがに上下メッシュのウエアは、いましばらくはお休みですね。次からは穴の開いてないウエアで練習します

あまりに寒かったので、練習後は日本酒(熱燗)が旨く、ついつい度を越えました。
みんなバイクに乗っていないのに、帰路は「千鳥歩行」でした。そこにパイロン、無いのにね。みんな電車を乗り過ごさずに帰れたかな?

さて、上級の内容ですが…楽しかったです。寒かったけど燃えました。なんというかね、僕は大雑把な性格なので、レポートを整然と書けないのですが、でも記録を残すとすると、昨日は、

・25日の大会に備えて、CB750 で練習する腹黒諸君が多かった。
・セパハン組が珍しく少ない。
・イントラはMMさん、KJさん。
・低速と高速が切り替わるトリッキーなコース。

などがトピックスでした。

さて、バイクの向きが変わる、つまり、「曲がる」動作においては、よく「セルフステア」という言葉が多様されます。バイクはその特性上、まっすぐに立った車体が傾きはじめると、ハンドルが自然にそちらへ切れてバランスを取ろうとする動きをします。これはどのバイクでもそうなるものでして、この動きによってバイクに「舵角」がつくために、

『この動きを利用しない手はない

というわけで、バイクで旋回するときには、ハンドルの動きを妨げないように努めて注意しましょうね~、ハンドルバーを押さえ込んだりしないで、切れ行くハンドルに手を添えるだけにしましょうね~、という『大原則』になります。

でもやっぱり、ある程度速度が出ていて、しかもバイクが傾きつつあるのにハンドルからチカラを抜いたり、ましては手を離すのは怖いですよね。  でも、信じましょう。物理法則は偉大です。ちゃんと、バイク自身がハンドルを切って旋回していってくれるから、傾き加減と速度と舵角のバランスがとれるのですね。 怖いのでしがみ付きたくなりますが、ここはひとつぐっとこらえて、代わりにフトモモでバイクにしがみ付き、背筋で上体を支えるようにすると良いようです。

さて、これがより速度の出ていない、遅い状態から大きく素早くバイクの向きを変えなければならない場合は、少し事情が変わってきます。たとえば狭い間隔で置かれたパイロンを左右に避けていく、とか、前日のZターンの直線部分が極端に短い場合、などですね。

この場合は、セルフステアでハンドルが切れてくれるのを待っていると、バイクの向きが変わってくれるタイミングが遅すぎて適切な地点での向き換えに間に合いません。
そんな場合には、セルフステアを助ける意味で、ハンドルを自分でも「切れる方向」への動きを助けてあげるのが有効です。ハンドルがストッパーに当たるまでカツンと切らないと曲がれないような転回のときに、これを使います。

僕自身、この旋回方法、まだまだ未熟で不安定ですが(ねえ軍曹。)、自分でハンドルをぐいっと切ってスカッとフルロックにし、小さなラインで転回するのは大好きです。 良い汗かけるし、ライン取りがシビアになるし、練習になります!

今回の上級の、特に午前のコースでは大きく入って、メチャ狭のパイロン3本~定常円旋回、の箇所があり、思い切り自分で「切る!」動作を楽しめたセクションでした。MM イントラさんの思惑どおり、とても体がホットになりましたね。素敵なコースを有難うございました。

この日の走行距離は80Km。快調に内股筋肉痛でございます。
みなさま、お風邪を召されぬよう…。ご機嫌よう…。


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6 コメント

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こんばんは! (さよ)
2005-12-20 00:29:53
あの寒さの中で、楽しく燃えていらっしゃったのは、さすがです

上級の方は自分でハンドルを切るんですね!すごいです!

ブログを読みながら、そう言えば、以前、HMSのイントラさんが「バイクを信じて下さい」「しがみつくなら手ではなく足でしがみついて下さい」と言っていたのを思い出しました。私はバイクが傾くのがこわいですが、もっとバイクを信じて頑張りたいです
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80km!! (@sushi)
2005-12-20 00:53:40
光Ginjiさん、こんにちは。

昨日は私は傍らから覗いただけでしたが、見るからにおいしそうなコースでしたね。

そうですか、M川さんでしたか。

皆さん、すごいペースで走っていましたが、あれだけ細かいコースで80kmとは、走り過ぎです。



>そんな場合には、セルフステアを助ける意味で、ハンドルを

>自分でも「切れる方向」への動きを助けてあげるのが有効で

>す。ハンドルがストッパーに当たるまでカツンと切らないと曲>がれないような転回のときに、これを使います。

私も、これは大好きです。

特に1300で大きなバイクをエイッと回す快感はたまらないですね。

なんというか、すごくバイクらしさを感じる瞬間で、とても好きです。

昨日のコースがうらやましいなぁ
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MKじゃなくて‥‥‥‥ (@sushi)
2005-12-20 01:08:40
失礼しました。

昨日の担当イントラさんはM川さんではなくて、M本さんですね。



MM+KJ



さぞや、理屈っぽいコースレイアウトだったでしょうね。



やっぱり、うらやましいなぁ
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イントラさん (まつぼっくり)
2005-12-20 01:12:30
HMS、桶川送迎バスで、いつもの、あのなが~~~い橋を渡るときはドキドキします。今日のイントラさんは誰だろう・・・・。

桶川に通い始めて9ヵ月。いまだにMMさんにあたっていない!!!    相性悪いのかしらん?
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Unknown (serenade)
2005-12-20 09:01:28
バイクを信じて

怖いときには上体じゃなくて太腿でバイクにしがみつく

・・・

次にバイクに乗るときから、これを自分に言い聞かせて頑張ります。バイクをカレシだと思って(笑)。
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こんにちは~ (光Ginji)
2005-12-20 09:57:33
みなさん、コメント有難うございますっ。

◎ さよさん:

そうですか!イントラさんも「しがみつくなら足で」って言ってたんですね。僕は今回の記事は経験とこれまでの知識で書いたのですが、間違ってなかったようです。

ニーグリップはこの先いつまでも本当に大切

ですから、毎回、バイクを信じてギュッと締め付けてくださいね。愛のニーグリップ。



◎ @sushi さん:

> さぞや、理屈っぽいコースレイアウトだったでしょうね

副隊長なども試走後、しきりに「非常に意図を感じる」と感慨深げで、KJさんも大変満足そうに笑みを浮かべておりました。

論理的なコースは、皆が「テーマ」を持って練習できる、ということでためになりますね。

僕自身の好みは、なによりキツいの、フルロックばかりなのをとにもかくにも行かなきゃならない、マッスル系のタイトコースが好きです。



◎ まつぼっくりさん:

あれから9ヶ月ですか…。あのときは返す返す残念だった…アナタは赤ゼッケンを奪われ、青へ行ってしまった…。まだ言ってます。 それにしてもMMさんにまだ当たらないのは珍しいですね。そのうち当たります。とにかくソフトで柔らかい語り口が優しいですよ。



◎ serenade さん:

> バイクをカレシだと思って(笑)。

ぶはっ。 鼻血が出てきました。 フトモモ…カレシ…

しがみつくだけですよ。それだけですよ。そこまでですよ …フトモモ…カレシ…
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