こんにちは~。
今年の暖冬はどうやらホンモノですね。1/27(土)、天気予報ですと最高気温14度、3月上旬の気温、ということで、準備体操後は早くも軽く汗ばむ陽気のなかでの練習となりました。今月は毎週HMSに参加してます。自分の場合、暖かい季節になりますと、神奈川の講習会のお手伝い等の予定が入るため、自分自身のための練習は主に寒い時期が中心となります。
(その割には時期を問わず河川敷・湖畔に居る、という声もありますが)
というわけで、路面も暖かな中、今日は比較的タイトなコース設定のなかでの練習となりました。
オンロードが3コース、これに加えて4輪と親子バイクが併催されたため、コース全域をフルに分割しての練習となります。限られたエリアに複数のテーマを盛り込んで練習しますので比較的タイトな設定になりがちです。(ぼくは速度が乗るコースより、キツイところに正確にタイヤを通すような嗜好の練習が大好きです。速いコースは怖いのよ。) KJMさん、NGCさんの持ち味が濃く出るコース。寒い一日を予想し、ハンドルをよく切るコース設定のため、たいへん熱い走りになりました。
(1) アクセルワーク。これ、どの時点でアクセルをどのくらい開けたり閉じたりするか、に加えて、「どのくらいの速さで開けたり閉じたりするか」までも考えて、走行中全域にわたって意識すべきポイントです。たとえパーシャルで進行するときでもアクセルワイヤの張りをどのくらいで保つのか、など考える必要がありますね。減速時やコーナーへのアプローチ時には、エンジンブレーキの効く量を制御しながら前後ブレーキを使うセンスが必要、ということですね。巷ではやりの (笑)「もっと寝かせて~、もっと開けて~」の裏にはそういう繊細な操作が必要なんですね。
(2) 見る、ということ。師匠から重みのある一言を頂きました。「上達すればするほど、『見る』ということをもっと意識しなければならない。」目線を先行させ、先の状況を的確に把握し、ライン取りを決定することがもちろん重要です。ペースが上がってくるとよりすばやく、さらに先を見通していかなければならない。しかし同時に、今、自分の居る場所、今、タイヤが噛んでいる路面近辺の状況も含めて『見て』やらなければならない、ということですね。ペースが上がるにつれ、タイヤに仕事をさせる量も増え、例えばグリップ限界に近い加減速を行わせることになりますので、予期しない挙動の変化がミニマムになる場所へタイヤを運ぶことが大切です。目線を先行させながらも足元を見る必要。時に、目で『見る』ことに加えて、路面からタイヤを介して得られる情報を手のひら、足の裏、お尻で感じて仮想視覚的に『感知する』ことが大切、ということなんですね。師匠、路面のわずかな荒れや小石も感じながら、あのペースで走り、派手なテールスライドも制御しているようです。「いまそこにある自分」をもっと認識できたなら、パイロンを倒してしまうこともなくなるのでしょう。
ああ、豪快に速く安全に走ること、は、なんと、繊細で的確に走ること、と等価なんですね。
能動的なバイクの操作、速さは結果でしかなく、操作の正確さと繊細さ、認知の緻密さと豊かで滑らかな情報処理能力を鍛えることがまず第一、ですね。奥深いライディングは頭脳指向や肉体指向のいずれにも偏向することなく、すべてが高次元にバランスされたひとつの「作品」として具現される、そんなことを考えながらしみじみと走りたいと思います。
(既に股関節痛が出てます。これ、昨日の痛みであって先週の痛みではないはず。)
今年の暖冬はどうやらホンモノですね。1/27(土)、天気予報ですと最高気温14度、3月上旬の気温、ということで、準備体操後は早くも軽く汗ばむ陽気のなかでの練習となりました。今月は毎週HMSに参加してます。自分の場合、暖かい季節になりますと、神奈川の講習会のお手伝い等の予定が入るため、自分自身のための練習は主に寒い時期が中心となります。
(その割には時期を問わず河川敷・湖畔に居る、という声もありますが)
というわけで、路面も暖かな中、今日は比較的タイトなコース設定のなかでの練習となりました。
オンロードが3コース、これに加えて4輪と親子バイクが併催されたため、コース全域をフルに分割しての練習となります。限られたエリアに複数のテーマを盛り込んで練習しますので比較的タイトな設定になりがちです。(ぼくは速度が乗るコースより、キツイところに正確にタイヤを通すような嗜好の練習が大好きです。速いコースは怖いのよ。) KJMさん、NGCさんの持ち味が濃く出るコース。寒い一日を予想し、ハンドルをよく切るコース設定のため、たいへん熱い走りになりました。
(1) アクセルワーク。これ、どの時点でアクセルをどのくらい開けたり閉じたりするか、に加えて、「どのくらいの速さで開けたり閉じたりするか」までも考えて、走行中全域にわたって意識すべきポイントです。たとえパーシャルで進行するときでもアクセルワイヤの張りをどのくらいで保つのか、など考える必要がありますね。減速時やコーナーへのアプローチ時には、エンジンブレーキの効く量を制御しながら前後ブレーキを使うセンスが必要、ということですね。巷ではやりの (笑)「もっと寝かせて~、もっと開けて~」の裏にはそういう繊細な操作が必要なんですね。
(2) 見る、ということ。師匠から重みのある一言を頂きました。「上達すればするほど、『見る』ということをもっと意識しなければならない。」目線を先行させ、先の状況を的確に把握し、ライン取りを決定することがもちろん重要です。ペースが上がってくるとよりすばやく、さらに先を見通していかなければならない。しかし同時に、今、自分の居る場所、今、タイヤが噛んでいる路面近辺の状況も含めて『見て』やらなければならない、ということですね。ペースが上がるにつれ、タイヤに仕事をさせる量も増え、例えばグリップ限界に近い加減速を行わせることになりますので、予期しない挙動の変化がミニマムになる場所へタイヤを運ぶことが大切です。目線を先行させながらも足元を見る必要。時に、目で『見る』ことに加えて、路面からタイヤを介して得られる情報を手のひら、足の裏、お尻で感じて仮想視覚的に『感知する』ことが大切、ということなんですね。師匠、路面のわずかな荒れや小石も感じながら、あのペースで走り、派手なテールスライドも制御しているようです。「いまそこにある自分」をもっと認識できたなら、パイロンを倒してしまうこともなくなるのでしょう。
ああ、豪快に速く安全に走ること、は、なんと、繊細で的確に走ること、と等価なんですね。
能動的なバイクの操作、速さは結果でしかなく、操作の正確さと繊細さ、認知の緻密さと豊かで滑らかな情報処理能力を鍛えることがまず第一、ですね。奥深いライディングは頭脳指向や肉体指向のいずれにも偏向することなく、すべてが高次元にバランスされたひとつの「作品」として具現される、そんなことを考えながらしみじみと走りたいと思います。
(既に股関節痛が出てます。これ、昨日の痛みであって先週の痛みではないはず。)
ときに、来週湖畔って、3日ですか~。でしたら、ご一緒かも!? その節分(いや、節)には、どうぞよろしくお願いいたします^^”)。
ちょうど二日続いて開催があるので、湖畔へお伺いいたします。古キズ、十分にケアなさってくださいね。冷やすと良くないのかな…暖冬とはいえ、この時期やはり朝晩はたいへん寒いですから。
お会いし、ともにいい汗かくこと楽しみにしております。