光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

車種を問わない、ということ(埼玉HMS上級(Apr.1))

2006年04月04日 23時59分26秒 | 日記

みなさんこんにちは!

関東地方は桜が満開!ようやく春がやってきました。折りしも新年度。様々な誓いや抱負も新たに胸に抱きつつ、楽しく安全にバイクを駆りましょう。

というわけで、この日 4/1 の練習のコースは、「バイクの車種が違えど、有利・不利が出にくいコース」の設定でした。そのような場面で、どれだけ自分のバイクの長所を引き出し、同時に、ネガな部分をミニマムにするか?のテーマを掲げて練習を行いました。

リッターバイク系は、直線が長くとれるところでは、鋭い加速が武器になりますが、細かい切り返しの連続ではその車重があだとなりかねません。
スーパースポーツ系は、リッターバイクと似ている部分もありますが、切れ角の少なさゆえ、バンクさせてきっちり曲げ、積極的な向き変えにつなげる必要があるでしょう。
小排気量車は、細かなターンでの扱いやすさを最大限引き出して、絶対的なパワーの小ささを弱点として前面に出さないような走りの組み立てが工夫のしどころでしょう。

加えて今回、僕の乗った車輌はいまひとつタイヤの溝が十分ではなかったため、それを考慮に入れた走りを行う、というオプショナルなテーマもありました。かつて自分が競技のジムカーナをやっていたころは、とにもかくにもハイグリップ、ということで、高価なタイヤをせっせと履いていましたが、今にして思えば、そのグリップに頼るあまりに『乗り手の技量でカバーする』ということが疎かだったかもしれません。あのころは、タイヤのつぶれる感じもわからず、ただがむしゃらだったかもしれません。だから成績もたいしたことありませんでしたけど。まあ、ジムカーナは競技ですから普段の走りや講習・スクールでの練習と同一視するものでもありませんが、それはともかく、タイヤの状態や車輌の特性を把握した上で、それに合わせた操作を行い、

「そのバイクの旨みを十分に引き出せる」

ことが、バイクの五つ星シェフとなるための条件ですね。

バイクには、アメリカンもあればネイキッドもあり、スーパースポーツがあればツアラーもあります。もっと広く見れば、トライアル、オフロード、またはスクーターも含め、なんと二輪で走る乗り物の種類の多いことでしょう! でも、それらを美味しく調理するレシピの基本は、そんなにたくさんあるわけではないようです。バイクの「必殺・料理人」となるために、楽しく永く、テーマを持って乗り続けたいですね。もっと遠くへ。もっとたくさん。もっと寝かせて、もっとメリハリ利かせてバイクと楽しいお付き合いしましょう!

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