光Ginjiの「後方ヨシ!」

素敵なライディングと輝く毎日を送る仲間に乾杯!

雨とつきあう(埼玉HMS上級(May.7))

2006年05月08日 23時36分31秒 | 日記

やぁ~。連休最後の最後で雨になってしまった関東地方ですが、よりによってその日に練習の予定を入れてあった僕でした。

それでもまだ午前中はなんとかドライな路面で GW ボケを払拭しつつ感触を取り戻すことができまして、午後からは本格的なウエット路面での練習となりました。

「雨の日は滑りやすいから気をつけて。」

とよく言われます。このこと自体は正しいと思いますが、肝心なのは「気のつけ方」ですよね。
何について、実際に何をどのくらい気をつけてどうすればいいのでしょう?それをほんとうに自分のカラダで、五感で感じ取るのが「雨天時のスクール」であるとも言えます。

どの操作をどの状態で、どのくらいラフに行うと晴天時では見られない挙動が出てしまうのか?これはもう、実際に、そういう挙動が出る過程を体験しないとなかなか覚えることはできないわけです。

実際の公道では、「用心し過ぎるに越したことは無い」ですが、ウエットな状況を恐れるあまりに、他の交通の円滑な流れまでも妨げるほどに「自分だけゆっくり走る」状況ばかり作ってしまうと、別の側面の危険が高まってしまう、ということにもつながります。安全なつもりでも、乱れる流れのもとに危険が忍び寄ります。

そんな雨の日に心がけるのは、コトバで書くと、『急』のつく操作(急発進、急加速、急ブレーキ)は禁物、となりますが、雨の日でも路上では予期せざることは多数起きます。刻々と変化する路面、不意の飛び出し、出会い頭。山道ツーリングでも、雨だからと言ってタイトなコーナーが緩くなってくれるわけではありません。ウエット路面、視界の悪い雨、延びる制動距離、という悪条件のもとでも、能動的にバイクを操作してあげないとバイクは言うことを聞いてくれないですし。バイクに乗せられるのではなく、乗りこなす。その真髄は雨でも不変ですからね。止まるべき時に、しっかり止まる。雨なので、その距離で止まれないならしかるべき巡航速度を自ら選択する。なかなかにライダーの頭脳は雨の日でも忙しいライディングに終始するわけです。

GW もこうして終わり、そうこうしているうちにライダーには憂鬱な梅雨もやってきます。雨でも走らなきゃいけない場合もあります。溝が十分深く残ったタイヤを履き、整備も万全にしたバイクで、たとえ雨でもライダーのココロは晴れやかな状態で、その雨すら楽しんでライディングしたいですねっ!


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GW真っ最中

2006年05月04日 09時18分08秒 | 日記

みなさんこんにちは~。

GW 真っ只中ですねー。暦どおりで休んでも5連休になる、ということで、みなさん色々な計画をエンジョイしていることと思います。 ネットワーク越しに会社へアクセスすれば仕事ができてしまう僕も、自主的に今日はアクセスを自粛です。

特にロングで出かける予定を持たない(持てない)この連休、練習も開催がなく、

「のんびりバイクとつきあうかぁ、組みかけのPCを仕上げたり、家の無線LANを整えるかぁ。etc, etc…」

といろいろやっておきたいコト満載で始まったわけですが、それにしても、スゴイのは早朝からの高速道路の渋滞!首都圏からの脱出はなかなか容易ではないようです。東名も中央道も関越も東北道も常磐道も、目覚まし代わりにかかる7時のラジオでは、すでに30~40キロレベルの強烈なヤツを報じています…。

「ちょいとフラリと山の空気を吸いに行くかぁ…」

の思いが、

「よっしゃ、メンテするか。その前に爪、切っておこう。」

に変わっている連休2日目の僕の朝です。

#早起きして渋滞フリーの軽い日帰りライドをエンジョイすれば、明日あたりですかね。

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痛てて…

2006年04月24日 21時01分16秒 | 日記

みなさんこんにちは。

いやあ。やってもうた。腰痛です。昨日、ちょいと重いものを中腰で持ち上げたときに、「ピキッ!」と電気のように走る痛みがあり、「しまった!」と思いましたがあとの祭りです。 きのうはまだ大したことありませんでしたが、今朝は激痛。立ち上がるにも脂汗、です。

いままでここまで酷かったことがないので、さすがに病院へ行き、診察してもらいました。幸い、レントゲンでは特に異常もなく、下肢に痺れもなかったので、ヘルニアではなくいわゆるぎっくり腰「腰痛症」なようですが安静にしないと治りも遅い、ということで、これから

(1) 姿勢に注意する
(2) 急な動作を避ける
(3) 疲れを溜めない
(4) 適度な運動をする
(5) 肥満に注意する
(6) 寒さ対策に気をつける

は注意せねばならないようです。

特に(5)はチョイモテ・オヤジには禁物ですから、努力して生活改善しつつ、ライディングもエンジョイしなければ、と心に誓う次第です。

バイクに乗るときは、えてして腰に負担を掛けがちですので、「若さ一本」で乗ってきた今までとは違う老練さも身につけなければならないですね。

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埼玉HMS上級(Apr.15)

2006年04月18日 23時51分49秒 | 日記
しばらくヤマハ車ネタを続けましたが、1300 と言えば、日ごろお世話になっているこのマシンを忘れるわけには参りません。レインボーのイントラさん方が颯爽とこれを乗りこなす姿を目標に、この日もコツコツ練習を重ねました。

CB1300、手強いし重いけれど、ちゃんと乗ってあげればこんなに優しくて力持ちなナイスガイは他にいません。その、「ちゃんと乗る」ための道のりがなんとも遠くて険しいけれど、それに挑むのが何にも増してエキサイティングなんですね。

速い遅いを論じる前に、ステディな走り。小技の効いた安定感ある走り。フレキシブルでしなやか、しかしコシと張りのある走り。タイヤの接地面にまで鋭敏な神経が通っているかのようなトラクション・コントロール。荷重のベクトルを常にカラダで捕らえ、外界からの情報を正確無比に認知・判断して操作へつなげられる余裕。

そんな技量を高い安全マインドと共に、日々のバイクライフへ活かすことができるように、そして、事故やトラブルのリスクはミニマムにし、ココロの余裕がマキシマムになるように、有意義にこのバイクってヤツと付き合いたいですね。

…なんてなことをキチンとたまには考えつつ、目一杯走ったり整備したり、要はバイクが好きだから、もう、自分にとってはバイクが空気みたいな自然な存在だから、自然に楽しめるんでしょう。

先週、ちょうど自分が限定解除に合格してから19年になり、しばし、回想してました。たかが19年、されど19年。倦まず奢らず、気持ちはあのころのまま、これからもいい汗かきますよ~。

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コイツも良かった

2006年04月14日 00時05分29秒 | 日記
こんにちは~。

前回の記事の XT250X に乗った日に、やはりヤマハのXJR1300の新車に乗って、「パイロン的な走行」をする機会がありました。いやぁ、この XJR1300 君も良かったです。トルクフルだけど角が無い、なめらかで熟成した感じ。初めて乗ってもすぐに馴染める素直さ。よく動くサス。うん。こりゃ良いわ。あらためて、現行のXJR1300に連なるこの空冷エンジンを積んだ名車、FJ1200 のことを思い返しました。

はるか15年ほど前、「排ガス規制で逆輸入のフルパワー車が無くなる」の危機感の声に乗せられて150万円超のローンを組んで ZZR1100C2 を無理やり買ったばかりに日常生活が貧困と辛酸のさなかにあったとき、バイク置き場が確保できない友人のFJ1200を預かって、自分の独身寮で管理していました。

「好きに乗っていいよ」の言葉どおり、自分の ZZR と同じくらいの頻度で FJ1200 を乗り回しました。大きくて、シートが長くて、カウルが大きくて、どこまで乗っても疲れない。実に模範的なツアラーでした。

その後、仕事の都合で渡米して、カリフォルニアでの生活に余裕ができたときに

そうだ、バイク買おう!」

と思い立ち、脳裏に浮かんだのはその FJ1200 でした。 (カリフォルニア~バイクと来れば、トム・クルーズのトップガンよろしく Ninja もいいかな、とは思いましたが在庫切れでした。)

結局、1993 年型の FJ1200ABS を買い、帰国まで1年余りあちこち乗り回したあとも手放し難く、「どうせなら」ってんで別送品として日本へ持ち帰り、YSP で日本の車検を通してもらいました。輸送費あわせて38万くらいかかりましたが、3ヶ月の船旅のあとに FJ 君に出会ったときはとても嬉しかったです。

そして、その年の末に砧のバイク講習会に出会い、講習会/ジムカーナに傾倒するようになるのですが、よくまあ、それ系には不向きな FJ1200ABS でのめりこんだものだ、と我ながら思います。それでも楽しかったですね。大きな巨体を狭いクランクやS字を通すには、他の人よりもライン取りはシビアになります。空冷リッターバイクでの低速バランスは熱との戦いであり、太ももに何度も低温やけどを作ったものでした。それでも FJ1200ABS は頑丈で、丈夫でしたね…。

なーんて回想してたら、この、僕にとっての原点回帰ともいえる空冷エンジン、何だかもういちど欲しくなってきました。風で冷やすシンプルなエンジン。FJ のころからはメッキシリンダーに進化したり、熱の問題もいろいろ改良された、と XJR 登場のころの雑誌で読んだ覚えがあります。

もし、コイツを買ったら、しなやかなオーリンズのサスを生かすため、まずは足回りをバラしてグリスアップしようかな…、エンジンオイルはやっぱり純正エフェロかモチュール300Vかなあ…ってな具合で、妄想だけは膨らませながら、このXJR1300 も、「欲しいなリスト」に加わりました、とさ。

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これ、結構イイ!

2006年04月10日 21時16分52秒 | 日記
我が Tricker 君は街乗り最強、と思っておりますが、最近、ヤマハから Tricker をベースにして、セローと、この XT250X が登場しました。

で、先日、この XT250X に乗る機会に恵まれまして、興味津々、ワクワク乗ってみましたが、

「これ、イイかも!」

です。プチ・モタードっぽいスタイリッシュさに加えて、まあ、とにかく扱いやすいです。タイヤは完全にオン用のものですし、こいつも街乗り最強かもしれない!
「はじめてのバイク」にこれ、オススメの一台と言えます。足つきについては Tricker よりちょっと腰高な気がしましたが、スペック上は 790mm で同じでした。小柄な女性であれば実際にバイク屋さんで乗車してみて、しっくり来る感覚とスタイルや好みで選ぶと良いと思います。最近のバイクはデジタルメーターや LED テールランプなんですねえ。WEB見てるうちに結構欲しくなってきたぞ。

ううむ。きっと Tricker 3兄弟のどれにするか悩むライダーが多そうです。

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二俣川・二輪車安全運転講習会(Apr. 8)

2006年04月10日 20時42分16秒 | 日記
みなさんこんにちは!

土曜日は平成 18 年度の第一回目となる神奈川県の二輪車安全運転講習会が開催されました。天気予報では、午後から急な雷雨がある、ということでしたが、幸い講習中は好天に恵まれ、短い時間ながらも皆、参加者の方々は思い思いのテーマで練習に勤んでいた様子でした。

この日、僕は3班という、いわゆる「キャリアの長いライダー」「経験豊富なライダー」の班を担当したのですが、さすがみなさん、基本的な操作のスキルに不安はなく、メリハリあるライディングを展開しており、スタッフとしても「負けじ」とアドバイスやコメントに熱が入る、というところでした。

折しも交通安全週間でもあり、このようなバイクの講習会へ進んで参加し、己れの技量を見極め、さらに練磨せんとするベテランの皆さんの存在は何よりも頼もしいものだと思います。安全意識の高いライダーが、講習会の会場で培ったスキルや理想的な走行を、普通の路上でもそのままに、飾らず自然に繰り出していくことによって、安全かつ模範的なお手本としての役割を果たせばいいなあ、と思います。

きちんと乗れている人は、ひとつひとつの所作や服装をとっても、ツボを押えていて、美しく無駄のないものです。そんなライダー達が多く集まるスクールでスタッフをやっている僕たちも、さらに向上心を忘れず、精進しなくちゃあ、と思う次第でした。

バイクの本当のカッコよさ、は、バイクの種類やカスタムの有無、もしくはウェアやグッズの値段ではなく、乗り手そのもののパフォーマンスで全てが決まるのだ、と思います。

上手い下手、速い遅い、ではなく、己れを知る走り。これを極めていきたいものですね。
自分の目の前にも、果てしない道のりがあり、これを楽しくフルロックで攻めていきたいところです!

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車種を問わない、ということ(埼玉HMS上級(Apr.1))

2006年04月04日 23時59分26秒 | 日記

みなさんこんにちは!

関東地方は桜が満開!ようやく春がやってきました。折りしも新年度。様々な誓いや抱負も新たに胸に抱きつつ、楽しく安全にバイクを駆りましょう。

というわけで、この日 4/1 の練習のコースは、「バイクの車種が違えど、有利・不利が出にくいコース」の設定でした。そのような場面で、どれだけ自分のバイクの長所を引き出し、同時に、ネガな部分をミニマムにするか?のテーマを掲げて練習を行いました。

リッターバイク系は、直線が長くとれるところでは、鋭い加速が武器になりますが、細かい切り返しの連続ではその車重があだとなりかねません。
スーパースポーツ系は、リッターバイクと似ている部分もありますが、切れ角の少なさゆえ、バンクさせてきっちり曲げ、積極的な向き変えにつなげる必要があるでしょう。
小排気量車は、細かなターンでの扱いやすさを最大限引き出して、絶対的なパワーの小ささを弱点として前面に出さないような走りの組み立てが工夫のしどころでしょう。

加えて今回、僕の乗った車輌はいまひとつタイヤの溝が十分ではなかったため、それを考慮に入れた走りを行う、というオプショナルなテーマもありました。かつて自分が競技のジムカーナをやっていたころは、とにもかくにもハイグリップ、ということで、高価なタイヤをせっせと履いていましたが、今にして思えば、そのグリップに頼るあまりに『乗り手の技量でカバーする』ということが疎かだったかもしれません。あのころは、タイヤのつぶれる感じもわからず、ただがむしゃらだったかもしれません。だから成績もたいしたことありませんでしたけど。まあ、ジムカーナは競技ですから普段の走りや講習・スクールでの練習と同一視するものでもありませんが、それはともかく、タイヤの状態や車輌の特性を把握した上で、それに合わせた操作を行い、

「そのバイクの旨みを十分に引き出せる」

ことが、バイクの五つ星シェフとなるための条件ですね。

バイクには、アメリカンもあればネイキッドもあり、スーパースポーツがあればツアラーもあります。もっと広く見れば、トライアル、オフロード、またはスクーターも含め、なんと二輪で走る乗り物の種類の多いことでしょう! でも、それらを美味しく調理するレシピの基本は、そんなにたくさんあるわけではないようです。バイクの「必殺・料理人」となるために、楽しく永く、テーマを持って乗り続けたいですね。もっと遠くへ。もっとたくさん。もっと寝かせて、もっとメリハリ利かせてバイクと楽しいお付き合いしましょう!

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埼玉HMS上級(Mar.11)

2006年03月14日 00時11分59秒 | 日記

みなさんこんにちは!

春先らしく三寒四温の今日このごろ、前日比で10度近くも寒くなったり暖かくなったりする日々ですが、体調管理には気を使いますね~。春はほんとうにもうすぐです。

ここのところ本ブログは仕事に忙殺され更新できずにおりましたが、この週末はとりあえず仕事を投げ出し、二日間つづけて練習を行いました。やっぱりアレですね。なんだかんだ言っても、

  「バイクは乗って楽しくて、『好きこそものの上手なれ』。乗れば乗るほどうまくなる。」

ことを実感しました。(そうそう簡単には「うまく」はならないですが…少なくとも、乗らないで居ると下手にはなります…。)連日深夜までコンピュータとにらめっこだった平日のストレスを多少なりとも解消してまいりました。いやしかし、フルロック、フルバンクは楽しいぞ。パイロン万歳。

この日のテーマは「旋回時に、どのようにFタイヤを転がしてあげるか」について、それぞれのターンでもっとも適切なアプローチを選ぶ、というものです。細かなターンの連続する部分でのステアリングと、深い減速を伴って進入して立ち上がるターンでは、Fタイヤへの面圧の与え方を適宜制御し、しっかり路面を捉えてしかもスムーズにタイヤを転がすこと、の練習です。

…っていうかね、やっぱり言葉で書くと陳腐、というか、うまく表現できませんな。やっぱりバイクは乗って感じてカラダの五感を全開にし、バイクが与えてくれる情報を的確に処理して気持ちよく安全に乗るのがいちばんですね!バイクは言葉じゃないんです。愛なんです。ボディートークでわかりあうんです。

継続はチカラなり。百里の道も一歩から。「アクセルを、開ければ見える、キミの明日。」


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