晴朗無上

日々の出来事など

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2009-03-13 15:36:46 | Weblog
『ゼルプの欺瞞』ベルンハルト・シュリンク著

 1992年発表の作品なんだけど、文章の中に
 「アメリカは自国に対するテロ攻撃や、国民の誘拐、殺害に対して
 もはや黙っちゃいない。彼らは報復する。」とうのがあった。

 これは、9・11以降のアメリカのことかと思ったけど、
 その前からテロにはかなり神経質というか、恐れていたんだ。
 ま、テロにたいして、のんきに構えている国は、それほど多くないだろうが。

 前作「ゼルプの裁き」のときも思ったんだけど、
 作者は、ゼルプ氏を「老人」というふうに設定して、
 それらしい様子もうかがえるんだけど、
 どうも、わたしには、せいぜい50代のまだまだ元気な人、
 というふうに見えてくる。

 内容のほうは・・・
 重大なテロ事件?と思いきや・・・
 推理小説なので、あんまり書かないでおくのがルールだな。