晴朗無上

日々の出来事など

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2008-12-20 20:01:52 | Weblog
裁判員制度

 辞退希望者が何万人もいるとか・・・
 
 この制度そのものに異論はないけれど、
 やはり、もう少し、専門家がきちんと制度の道筋を整えてから、
 のほうがいいのでは?と思う。

 子供のころから、少しずつ法律のことを勉強するとか、
 なにか、人を裁くという重みを自覚するような、
 そういうことをきちんと考えられる大人を作ってからがいいと思う。

 もし、わたしがいきなり裁判に参加しても、
 ほんとに、わたしのような者が、人の人生を決めてもいいのだろうか?
 という迷いでいっぱいになるだろう。

 たとえば、弁護士さんが、4年くらい、
 検察側が、7年、といってたら、
 優柔不断、争いごとの苦手な私は
 「では、あいだをとって5年半など、いかがでしょ?」と思うだろう。

 人を見た目で判断するAさんなら、
 「この弁護士、かんじ悪いから、10年ね」
 「この犯人、いかにも犯人って顔してるわ!
 ほかにも、なんか悪いことやってるかも!
 うんと重くしてもいいんじゃない?」
 なーんて、いかにもおばさん丸出しのことを言うかもしれない。

 あと、おしゃべりなBさんも、心配だ。
 「ねーねー、ここだけの話しだけどさー。
 ぜったい、秘密ね!
 じつは私、裁判員になったのよー!
 明日、刑を決めるんだけどさ、○○さん、これ、どお思う?」
 ってなことになりかねない。

 ほんとに、もう少し、よく考えて、教育してからにしてほしいな。