『中原中也 生と身体の感覚』吉竹博・著
最近、「中原中也」という名前が気になって、
ブでも、ついつい手にとって、購入した本。
著者の吉竹氏は労働科学(労働心理学)の先生。
「たまたま中原中也の詩に疲労感や倦怠感をあらわす表現が
多いことに注目した・・・」
ということから、本書ができたのだそうだ。
科学者らしく、いろんなこと(色彩語、身体語、時間・・・)など、
数字を使って説明してくれるので、
なるほどー、と、とてもわかりやすく、理解できる。
詩と科学、おもしろい取り合わせだ。
中也さんの詩って、とても叙情的な、
なつかしくなるような詩だと思っていたけれど、
同年代の詩と比べると、
医学用語、哲学用語がとても多いのだそうだ。
ほんの30年しか生きていられなかった中也さん。
もう少し長く生きていたら、
文也君がりっぱに成長していたら、
と、あれこれ、かなわぬことばかり、考えてしまう。
最近、「中原中也」という名前が気になって、
ブでも、ついつい手にとって、購入した本。
著者の吉竹氏は労働科学(労働心理学)の先生。
「たまたま中原中也の詩に疲労感や倦怠感をあらわす表現が
多いことに注目した・・・」
ということから、本書ができたのだそうだ。
科学者らしく、いろんなこと(色彩語、身体語、時間・・・)など、
数字を使って説明してくれるので、
なるほどー、と、とてもわかりやすく、理解できる。
詩と科学、おもしろい取り合わせだ。
中也さんの詩って、とても叙情的な、
なつかしくなるような詩だと思っていたけれど、
同年代の詩と比べると、
医学用語、哲学用語がとても多いのだそうだ。
ほんの30年しか生きていられなかった中也さん。
もう少し長く生きていたら、
文也君がりっぱに成長していたら、
と、あれこれ、かなわぬことばかり、考えてしまう。