K巨匠のいかんともなるブログ

K巨匠:英国から帰国後、さらに扱いづらくなった者の総称。
また常に紳士的ぶりつつも、現実には必ずしもその限りではない。

最近之事

2008-09-15 06:57:02 | どうでもよいこと
え~。最近は特に大きな事件もなく、つれづれなる日々を過ごしております。

なので、箇条書き形式で最近起こったことを報告したいと思います。


1.料理
スパゲティ食いすぎて吐きそうです。
ここに来てから、総量10kgは間違いなく食ってます。
なぜなら、炊飯器はないし、パンはまずいし、イモはむくのがメンドイので、
残った主食たるものはパスタしかないからです。

が、スパゲティの技術はかなり上達しました。
ペペロンチーノ、和風、カルボナーラ、ナポリタン・・・なんでも来いです。
いわゆるスパ王になりつつあります。


2.引っ越し
寮が変更になりました。
引っ越しは本当に面倒くさくて、そのおかげでブログも更新できんかったとです。

新しい寮はといいますと、設備は良いのですが、住人が最悪です。
いわゆる大和魂の天誅を加えてやろうかと思ってます


3.Facebook
知っている人も多いかと思いますが、日本でmixiが流行っているように、
世界ではFacebookというSNSが流行っております。

ちょっと昔に友達から誘われて初めていたものの、
ここに来るまでは全然チェックしていませんでした。
が、大学の友達から誘われて最近はじめました。

けど、アジアの人には人気がないようで(英語だからか?)、
Facebookの友達は、欧米系か中東系となっております。
(今のところまだ数人ですが)


4.中国語とトルコ語
順調に成長しております。
トルコ語は昔からある程度できるので、
メンテナンスをしているだけという感じですが、中国語はまじめにちょくちょくやっています。

おかげさまで簡単な会話ができるようになりました。
めざせマルチリンガル(multilingual)です。


5.PUB
Kの街には大きな河があって、とても美しいです。
河沿いにはPUBがあって、そこで飲むビールは特に格別。

この前は写真を撮るのを忘れてしまったので、撮り次第アップするかもです。


6.歴史
最近歴史の重み、特に友達関係上の理由で、日中関係の歴史の重みを痛感しています。
中国人の友達の何人かとはかなり仲良くなったので、かなりセンシティブな問題も討論するようになりました。
第二次世界大戦、満州事変、チベット問題、文化大革命などなど。

歴史を軽視する人もいるかもしれませんが、Kは歴史を知の源泉だと思ってます。
知の現在の形は歴史に依存するからです。
だから、政治にしても、経営にしても、物理や化学にしても歴史は関わってきます。

が、やはり政治問題の歴史は難しい。

一つは、人の感情が関わってくるからです。

全ての国々に歴史があるのは、歴史がその国の同一性を規定するからです。
同じ過去を共有しているということを認識させること。
言い換えれば、同じ過去を共有していない人々との間に境界を作ること。
これが歴史の大きな目的の一つです。
だから日本では「日本史」を習わなければいけないし、
中国では「中国史」を、イギリスでは「イギリス史」を学ばなければなりません。
例えば仮に日本がドイツのように、第二次世界大戦後、東西に分断されたとしたら、
「西日本史」、「東日本史」という奇異なものが編纂されたでしょう。

だから、歴史を否定されると感じること、捻じ曲げられると感じること、
これに関してはヒステリックな反応がどの国でも起こる。
とりわけ中国では日中戦争が大きな意味をもっているので、
この点に関してかなりセンシティブです。


二つ目は、歴史に「事実」が存在するかどうかという点です。

歴史というのは上記のように国が編纂し、利用するという側面が強いので、
歴史を解釈する際に国の主観が強く入ります。
これはどの国でも同じです。
どの国でも主観的に歴史を解釈するがゆえに、
「真実の歴史」というのは存在するかどうかという問題が浮かび上がります。

例えばKと友達が「これが事実だ」と言い張って議論することに、意味があるのだろうか。
少なくとも建設的ではないように思います。

が、こうした理解をさせなくさせることも歴史のもつ魔力の一つ。
であるがゆえに、歴史についてのコンセンサスを図ることはとても難しいのです。


7.友達
ホームシックではありませんが、
最近やはり日本の友達はいいものだと思っています。
金さえあれば一時帰国できるのだが、少なくとも今冬はそうはいかなそうです。


8.男女7人ロンドン物語
明日から行っています。5日間男女7人です。エロ心を刺激されます。
が、K以外は皆中国人です。
なぜKがこのコミュニティに入っているのか、よく考えると不思議です。

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