2013年メイン企画 「6.1 7周年記念講演会」
「この声を国政へ なにより広く深く国民へ」
が終わりました。
講師は、異なったフィールドで活動なさっているお二人です。
はじめて政権与党となった民主党・菅首相とともにジャーナリストとして、初の官邸入り
した経験を持つ下村健一さん。
もうお一人は、「九条の会」事務局員・「許すな!憲法改悪・市民連絡会」として、国会・集会などでいつも私たちの身近なところで行動し続けている高田 健さん。
この異色の組み合わせが注目されました。後半50分はこのお2人に「やまとの会」スタッフが加わっての
シンポジウムを展開。
議論嫌い、議論下手の日本社会のなかで「かみ合った意見交換」というものを明るく分かりやすく展開し
てほしい、そのなかに生産的意義を期待しました。 脱原発・96条改憲反対で一致するシンポジストですから「反対のための反対」「憎々しげなバトル」とはなりませんでした。
しかし、せっかくの政権交代をやすやすと手放してしまった民主党 菅・野田政権に対しては複雑な心境
を持っている人も少なくはないはずです。
「人さまざま」でいろいろの考えや心配があるのだと思われます。
とにかく「戦争だけは嫌だ」、しかもアメリカべったりなのでますます危険だ、だから「九条
だけは変えてはならないのだ」と思う多くの方々が一緒になって「なにより広く深く国民へ」
分け入り、「国政へ、声を届ける」活動に「憲法九条やまとの会」は力を入れたいと思っており
ます。
2013年6月 憲法九条やまとの会
事務局長 斎藤竜太