TRIVIAL JUNK Blog

ダラダラコスプレイヤー”克晴”の、コスと映画とその他諸々。

デッド・サイレンス

2008-03-29 23:53:16 | 映画
「あれ?」「ババァが」「血塗れで」「来るよ」(いっこく堂)
<公式サイト>


1だけは伝説級の完成度だった「SAW」のスタッフによる完全新作。
人vs人の諍いだった「SAW」と違い、今回は怨霊さんが終始元気に走り回るオカルト系ホラーです。

基本的には正統派クラシカルホラー。「コワい言い伝え」とゆー定番のガジェットを軸に、人形の不気味さや音声いじりなどで観客をビビらせにきます。

音や光の使い方はさすがに巧く、オカルトホラーの中では頭ひとつ抜けてる印象。
所詮コケオドシの範疇ですが、緊張感はなかなかです。
SAW定番の早回しも使いすぎない程度に使われ、いい効果が出てたと思います。

もちろんSAWのスタッフですから、死体描写は大奮発。怨霊さんは「叫ぶと舌を抜かれる」という閻魔さまみたいな輩なので、それで殺された犠牲者の姿はそれはもう酷いことに。年齢制限ないけど本当にいいのか。

その一方、話の流れは残念ながら「ごくフツー」。
良くも悪くもオカルトホラーの王道で、それ以上でも以下でもない。
SAWのスタッフ、という点に過剰に期待すると見事に肩透かしを喰らいます。俺のように。

一応、最後にSAWを髣髴とさせるどんでん返しはあるのですが、SAWのような「やられたー!」という感覚は残念ながら無し。
まぁ×××がしばらく食えなくなる程度の気持ち悪さはありましたけどね!

そなわけで、SAWのスタッフということを忘れ、単なるオカルトホラーとして観ればまぁ合格点ですが、そんなん無茶な話でして…
まぁホラー好きなら損はしないと思います。はい。


あと幽霊にショットガンが効いてたのはスペランカーへのオマージュに違いない。


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コメント
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