むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

帰還兵

2009年02月20日 20時13分38秒 | Weblog
戦場で人はどう変わり、戦地から戻ってからどんな異常が生じるのか……。

劣化ウラン弾の影響や精神障害……。
イラク、アフガンから帰還した米兵の異常がさまざまな面から検証、報告されている。

路上爆弾による爆風によって、脳への深刻な損傷も報告されている。
見えない戦争の暗部を探り出す作業ほど、ジャーナリズムの存在意義が問われるものはない。
◆毎日新聞
http://mainichi.jp/photo/news/20090217k0000m030128000c.html


初めて映画「ディアハンター」を観た時の衝撃は今も忘れられない。
ベトナム戦争でも大量の帰還兵がいた。
95年の沖縄米兵暴行事件をきっかけに、日本全国で講演を続けてきた米兵、アレン・ネルソンさんもその一人だ。
いつか取材したいと思っていながら、チャンスがなかった。
そのネルソンさんが病に倒れ、沖縄のひとたちを中心に支援運動が起きている。

◆辺野古浜通信
http://henoko.ti-da.net/e2345256.html

たかが新聞、されど新聞

2009年02月20日 02時36分32秒 | Weblog
まだ、明らかにできないけれど、うれしいことがあった。

何かと批判を受け、元気がなくなっているのが新聞業界だ。
確かに腐っている部分もあるし、生きにくい面もたくさんある。
それでも、いろんな“人種”がいて、思い思いに仕事ができる環境がまだ残っているのがこの業界の良さだ。
それを痛感させられる1日だった。

権力にくっついて酒を飲む記者もいる。
けれども、ずっと目線の高さを変えない記者もいる。
どちらが正しいか、どちらが出世するかなんて話はどうでもいい。

日本の新聞ジャーナリズムは、まだ死んでない。
それを感じられる場にいられるのが幸せ……。