むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

同じ価値観

2009年02月05日 12時00分56秒 | Weblog
「じゃあ、君は誰々の後輩だね」
全く個人的な関係がないのに、出身大学にこだわる人って職場にも結構いる。
大学の卒業生なんて何万人もいて、価値観はバラバラ。
全員が「仲間」なんて思う方が不自然だと思う。
変なプライドも見え隠れするし、大学OB同士の過剰な「結束」って苦手だ。



けれども、同じ場所で暮らしたり、同じ時間を共有していたりする場合は別だ。
自分にとっては、3年間暮らした寮生活と体育会の4年間がかけがえのない「共通項」になる。
特に寮では、アジアや南米などの留学生も混じって過ごし、貴重で楽しい時間を与えてくれた。

先日、その寮の日本人の後輩が37歳で亡くなった。
僕の卒業後に入寮し、共通の友人はいるものの、直接の面識はない。
けれど、同じ空間で同じような夢を持って暮らしていたんだろう……と考えると、なんだか放っておけない。

まだまだ、やりたいこともたくさんあったんだろうなあ……。
勝手にくみ取って、エネルギーに変えたい。合掌。


前向き

2009年02月05日 03時25分54秒 | Weblog
夜勤の日は、未明に帰宅してもすぐにはなかなか眠れない。
深夜の民放で、貧乏プロアイスホッケーチームの経営にかかわる元サッカー選手、セルジオ越後の苦闘ぶりを流していた。
大事なのは、こだわり、前向きな心、ただでは負けないこと……。

 ×   ×

「立春」を過ぎたのに、なんだか世の中全く明るくない。
連日、新聞紙面に並ぶのは大手企業の人員削減や赤字の数字ばかり。
新聞業界も例外ではなく、なんだか暗い話でいっぱい。あ~あ……。
でも、精一杯、意地を張って言えば、新聞はまだまだ可能性にあふれていると思う。
新聞社ほど情報を集めて、発信できる機能を体系的に持っている企業はない。
情報がいらなくなる社会はありえない。
いろんな意味で、「生きる力」を与える活字媒体は貴重だ。

つまらん競争をなくして、きっちり大事なことに絞って発信していく。
必要なこと、不要なことをきちんと見極め、見直すいい機会だとも思う。
自戒を込めて言うと、新聞記者は概して愚痴が多く、建設的な提案が少ない。
顔を上げて、前を見据えたい。