Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

2/13(火) 小倉大賞典の展望

2024-02-13 | 分析
 
 穴党の皆さん、おまちどおさまでした(笑)。腕前を披露する格好のレースがやってまいりました。今日は日曜のGⅠフェブラリーSの前座戦、小倉11R小倉大賞典を検討します。伝統のハンデ戦です。過去10年で三連単の配当10万超が6度という波乱の一戦で、どんな人気薄の馬が穴を開けるのか。GⅠ前に一稼ぎといくかどうか、過去10年のデータをもとに傾向を押さえておこうと思います。今のところ21頭が出走登録していて、5頭は除外される見通しです。

 
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬  
 ・58㌔     3頭  
 ・57.5㌔   3頭   
 57㌔     6頭アルナシーム エピファニー セルバーグ 
              ダンディズム ロングラン  
 ・56.5㌔   2頭   
 ・56㌔     2頭 
 ・55.5㌔   1頭 
 ・55㌔     6頭アサマノイタズラ エンペザー ショウナンバシット
              ホウオウリアリティ   
 ・54㌔     3頭
 ・53㌔     3頭
 ・52㌔     1頭
    
2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
 〇中山金杯    4頭ホウオウアマゾン⑭5着 クリノプレミアム⑩6着
              カテドラル⑰8着 マイネルファンロン⑮10着
              エピファニー①11着)
 〇チャレンジC  3頭(アドマイヤビルゴ⑬10着 フェーングロッテン⑧11着) 
 〇福島記念    2頭(※該当馬なし) 
 〇愛知杯     2頭(タガノパッション⑧2着) 
 〇日経新春杯   2頭(※該当馬なし) 

 ちなみに、前走との間隔では、①中4週が最も多く、次いで②中6週、③中3ヶ月です。今回該当するのは、①がタガノパッション、②がなし、③がゴールドエクリプスシフルマンディープモンスターです。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇4歳 5頭  〇5歳 9頭  〇6歳 5頭  〇7歳 7頭  〇8歳以上 4頭 
/◇牝馬 3頭   ◇騸馬 2頭 
 
 5歳が最多ですが、4・5歳と6歳以上の比が拮抗しているので、年長馬がよく走るレースととらえられます。

4)血統 
 何と言ってもディープインパクト産駒ですが、近3年はキングカメハメハ系も3着以内に来ています。両方の血脈の馬を押さえておくのが妥当と思えます。
〇父ディープインパクト系
 ・アドマイヤビルゴ:ディープインパクト/母父Elusive City(ミスタープロスペクター系)
 ・ショウナンバシット:シルバーステート/母父Medaglia d'Oro(ノーザンダンサー系) 
 ・ディープモンスター:ディープインパクト/母父Bellamy Road(ノーザンダンサー系)
 
キングカメハメハ  
 ・エンペザー:ロードカナロア母父シンボリクリスエス(ロベルト系) 
 ・ゴールドエクリプス:ドゥラメンテ母父ハービンジャー(ノーザンダンサー系) 
 ・タガノパッション:キングカメハメハ母父シンボリクリスエス(ロベルト系) 
 ・ホウオウアマゾン:キングカメハメハ母父アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)
 
5)JRAホームページのデータ分析 
 JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
  ①キャリア19戦以上は苦戦
  ②前走は1800よりも長い距離を使った馬が優勢
  ③前年以降2000で2着以内の実績がほしい
  ④近3年は前走がローカル場だった馬が優勢
  ⑤過去6年の優勝馬は関西馬

 ①~⑤をすべて満たす馬はいません。近いところでは、④以外が該当するのがショウナンバシットディープモンスターで、エピファニーは美浦所属なので⑤がNG。④の前走ローカル組からは、タガノパッションダンディズムが浮上します。あともう一頭、③の2000が3着ですが、ゴールドエクリプスも挙げておきます。
 
6)宮田式バイオリズム

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬を見ておきます。

 ・アサマノイタズラ    2・1・1・13
 ・ゴールドエクリプス   4・1・1・5
 ・ショウナンバシット   3・1・1・6
 ・セルバーグ       5・0・3・9
    

6)結 論  

 中心馬はショウナンバシットかディープモンスターかといったところですが、ハンデ差を考えれば、55㌔のショウナンバシットを選択するのが妥当と思います。前走のAJCCは⑦人気9着。強気に先行して、最後不良馬場で脚が上がってしまった感じですが、勝ち馬から0.5秒差ですから、それほど悲観する内容でもないと思います。皐月賞5着馬ですし、1800mは2戦2勝ですから、前走から距離が短くなった今回は、クラシック3戦を走って来た実力を示してくれると期待します。ハンデ戦だけに相手は難解ですが、ハンデの重い馬も過去10年ではけっこう好走しているので、57㌔組からはロングラン、58㌔からはフェーングロッテン、軽い方では53㌔組からはゴールドエクリプスなどをマークしておこうと思います。いずれにしても、伏兵だらけなので、宮田式馬券術をフル活用しないと、なかなか当てられない気がします。

 明日は土曜の重賞レースを検討してみます。本日もお読みいただきありがとうございました。今朝も晴れて気温が上がりそうですが、スギ花粉が飛び始めましたので、布団干しはしばらくやめにしときましょう。今日もどうか一日無事でありますように。


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