今年の春の天皇賞は3年ぶりに京都にかえってきます。日曜の阪神大賞典はその前哨戦となりますが、本命サイドで決着するケースが多く、馬券的には本番ほどの妙味はない印象です。今年の出走メンバーを眺めても、あまり波乱になる感じはしません。競馬に「絶対」はありませんから、こういうときほど注意しないといけませんが、しかし今のところは、1点勝負か、見るだけのレースになる公算大です。唯一の波乱要素は、週間天気予報で言われている前日からの雨かも知れません。
阪神大賞典【2023年3月19日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
阪神大賞典の過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月19日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
前走有馬記念組が4頭いますが、端的に言って、ボルドグフーシュとジャスティンパレスの4歳二強の対決ムードが強いと思います。両頭の対戦は今度で4回目になりますが、過去3戦はボルドグHが2勝1敗とリードし、菊花賞・有馬と続けて先着しています。今度はどうなるでしょうか。
まず過去10年の阪神大賞典の1~3着馬の血統傾向を見ると、去年はキズナ・オルフェーヴル・オルフェーヴルで決まって3頭ともサンデー系でしたが、例年だいたいサンデー系で決まっています。今年の場合、ジャスティンパレスの父ディープインパクトは文句なしですが、ボルドグフーシュの父スクリーンヒーローは母系にサンデー血脈がありますが、父系としてはロベルトです。
次に、宮田式バイオリズム論で比較すると、ジャスティンパレスの戦績はここまで3・1・1・3ですので、次に1着で4+1+1=3×2で等式が成立します(2・3着でも可)が、ボルドグフーシュの方は3・2・3・2ですでに完結していますので、これは分が悪そうです。
ということで、次回の本番はともかく、今回についてはジャスティンパレスを軸にする方が「安全」かも知れません。相手は、もちろん有馬出走組になりますが、馬場が悪化するとなれば、2年前に重馬場で勝っているディープボンドはもちろんのこと、有馬は16着に終わったブレークアップが意外に粘り通すかもしれません。その他、重馬場で浮上の余地がありそうなのは、サンレイポケット、メロディーレーン、ユーキャンスマイル、アイアンバローズあたりでしょうか。
ちなみに、上の6頭のバイオリズムも参考までに並べておきますが、アイアンB以外はダメですねぇ。
・ディープボンド 5・4・1・10 ×
・ブレークアップ 5・3・3・7 ×
・サンレイポケット 5・4・5・16 ×
・メロディーレーン 4・0・3・23 ×
・ユーキャンスマイル 6・5・1・18 ×
・アイアンバローズ 4・5・3・11 〇 ※2・3着で等式成立:4=(6+3+11)/5
ということで、今のところ勝負レースにするかどうかは馬場次第ですが、主要馬たちが春の天皇賞に向けてどんなレースをしてくれるか、楽しみに待ちたいと思います。
明日は中山・阪神の土曜のメインを検討してみたいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。
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