Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

土曜の重賞展望

2023-02-14 | 予想

 土曜には日曜の資金稼ぎにはもってこいのレースが続きます。まず、東京11RのダイヤモンドS。芝3400mのハンデ戦が平穏無事には終わらないでしょう。過去には、2014・15・18年と、このレースを3回も勝ったフェイムゲームのような絶対的とも言えるレース適性をもつ馬がいましたが、芝の中長距離のレースではあと一歩足りず、やや鈍重に映るような馬たちから、レースに合う持久力のある馬を見つけられるかどうかだと思います。

ダイヤモンドS【2023年2月18日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 ここはハンデ差もありますが、3000m以上のレースを経験している馬から狙い馬を探すのが早道でしょう。まず、去年のこのレースで3着の56㌔トーセンカンビーナと5着の56㌔ヴェローチェオロの2頭。両頭とも去年の春以来の出走となりますから、調教の様子などをよく見ないといけませんが、距離実績は十分です。それから、1月の万葉Sをレコード勝ちしたミクソロジー。4歳ですが、ハンデを前の2頭と同じ56㌔に設定されているのは「実力の証し」でしょう。さらに、同レースではミクソロジーの4着に敗れましたが、一番の上がり脚を使って突っ込んできた56㌔レクセランスは、去年のダイヤモンドSで1番人気に支持された馬で(9着)、今回はバシュロ騎手が乗るので、軽視禁物です。その他、一昨年の5着馬、56㌔ヒュミドールもいますが、軽ハンデの組では、ルメール騎乗の55㌔シルブロンも、3勝クラスを勝ち上がったばかりですが、鞍上が鞍上だけに要注意です。穴を開ける可能性を感じるのは、8歳の54㌔トラストケンシンと7歳の54㌔キスラーの2頭でしょうか。特に、トラストKは前走はジャパンカップに参戦し、勝ったヴェラアズールから1.3秒差の13着と離されましたから、今回人気になるとは思えませんが、このレースで良績のあるハーツクライ産駒ですから、ヒモに一考の価値ありと思います。

 他方、阪神の11Rは京都牝馬Sですが、ここは本命不在の大混戦です。前年1着のロータスランドや2着のスカイグルーヴもいますが、ここは別の馬から入りたいところです。

京都牝馬ステークス【2023年2月18日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 まず、何と言っても、桜花賞2着のウォータナビレラです。以降の3レースは二桁着順が続きましたが、いずれもGⅠレースですから、ここでは実績的に最上位でしょう(私は鞍上の武と相性がよくないので軸にはしたくないのですが)。GⅠ出走の経歴に敬意を表するとすれば、ミスニューヨークとディヴィーナの2頭も有力候補です。特に、ディヴィーナは前走1番人気で4着に負けて、今回は人気を下げそうなので、狙っておもしろいのは、むしろこちらかも知れません。それから、前々走のスワンSで1400なら最強と言われたダイアトニックの0.2秒差2着だったララクリスティーヌも前走勝った1600よりも1400の方が切れそうな感じがします。秋からの好調を維持していれば、混戦から抜け出る有力な一頭だと思います。あと、もしやの期待を抱かせるのがルチェカリーナです。父ディスクリートキャットの産駒にダートの活躍馬が多いので、好成績を上げているわりに上位人気にならないところに馬券的妙味を感じます。前走・阪神Cで使った直線の差し脚などを見ると、冬場の阪神の芝が合っているような気もしますので、前走よりメンバーが楽になって、ここは一角崩しがあるかもしれません。

 ということで、ここは両レースで高配当をゲットして、翌日のGⅠに臨みたいものです。

 今日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けてがんばりましょう。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 週明けの展望 東京・フェブ... | トップ | 日曜 ハンデGⅢ小倉大賞典の狙い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

予想」カテゴリの最新記事