本当に長い期間この「子供のアトリエ」は続いています。
かっての教室生が、今年は「教員採用試験に通りました」と報告がありました。
教育大学に進んで、そのまま教員になるのです。 国立の教育大学で学び、希望していた教員になった子は、今年で3人目です。 望海さん。 好い先生になって下さいね。
この「子供のアトリエ」も色んな職種に就いた子が、毎年何人か報告にやって来てくれます。 あるいは、風の頼りでニュースが入って来るのです。 勿論この教室で、みんなと一緒に「絵や造形」を楽しんだ子たちですので、そのことだけで、進路が決まるわけではありません。
とは言え、いろんな、想いも付かない「道」を沢山の子が選んで、納得しながら「人生」に取り組んでいる様子を聴くたびに、嬉しくなるだけではなく、 この教室の存在の意味を 少なからず考えます。 なかには、全日空のパイロットに成ったり、共同通信の記者に成って、世界中を訪ねている人や、大学人に成ったり、お医者さんや歯医者さんに成った子達も随分沢山居ます。
いろんな人生に取り組みながら、自分の子供たちを、また、この教室に通わせてくれている例も沢山あります。 何と言っても、39年もの間「発達段階と成長」の関係に、観点を置いた、研究を続けてきた積りですので、その効果やチェックが、いくらか早くだったのかもしれないと自負してしまうこともあるのです。
7日は「秋祭りの宵宮」でしたので、教室は、欠席者が多かったのですがねその日の作品を何点か掲載して見ました。 学齢や年齢は、画面の右下に描きこんでいます。 子どもたちとの絵についての交換は、裏面に鉛筆で描きこんでいます。 事あるごとに自分の絵本を観る時に、「裏面」もご覧頂いて、親子で確認できるようにと…る つまり成長経過の中での子どもの推移が、しっかり記憶を通して蘇ってくることを期待して…。
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