風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

漸く、大作に取り掛かる気分になってきました。

2015年08月17日 | 日記

  長い間放置したままになっている120号大の作品に「筆」が入り始めました。 

           描き始めた時には、確か、Don Quixoteのやや磊落な「楽天的な使命感」のようなものが、生涯続いていくことを、自分にオーバーラップさせながら描いて見ようとしたのだったと思うのです。

                   一見ひょうきんにして、強い意志を貫き通そうとした(Don Quixote)は、一般には、やや眇めで、読者たちがその「意気」に賛同して、読み継がれていったのでしょうね。

     こんな表情も「ひょうきん」で一つの顔でしょう。              

「我」に過ぎない滑稽な部分や               「夢を追い続ける姿」に強く共感も生まれたはずです。

    そんなことを考えながら、概ね塗り込みが終わったような状態の画面を(whiteやグレー)で、かなり整理を始めたのです。

   つまり、どんな方向へ物語を展開させようかと、これから楽しみたいと思っています。

                         


「顔」「顔」「顔」を並べて見ると、自分の百面相かな?などと、自分がラップします。

2015年08月17日 | 日記

16日の午後には、atelierまで出かけました。

  お盆休みの彩氏優美と言うこともあって、出掛ける人がほとんどないのでしょうか?

 途中の村落は、人の気配が全然ありません。    異なった世界を走っているようで、ちょっと気味が悪いほど…。

               昨日描いた「はがき絵」は、人の顔ばかりを追っかけました。      fbに掲載して見ますと、今はスリランカに居て、出会ったことも無い、fbネーム「おりひめさま」から、「私も描いて頂戴」と、要請があったのです。                                 こんなものなら何枚でもと、つい「いいですよ」と返事をして、「今インド?」と問いかけると、「いいえ、今インドからスリランカに居を移しています」と言う。      さぬき市に確か居宅があるはずですのに…。と言いますのも、何年か前に鳴門市で、2度ばかり個展を開いた「バンサン」で、小生の絵をご覧頂いたことがあるのです。

                     11月に、矢張りそこで、個展を開くので10月には帰りますとも。     インドで染織をしている彼女は、今では、すっかりインドの独特な色を感じさせる手織りで、ショールなどを折り続けているのです。

          こんな顔の中のどの顔に似ているのかも、さっぱりわかりません。       もともと、似顔絵をと言う訳ではありませんし、「似顔絵」は、描く気もありません。    イメージで即興的に、10月に間に合うように「ありひめさま」の(似ても似つかないイメージ・ポートレイト)を送りつけて見ようと思っています。

 人の縁って、想像を超えて広がって行くものですね。