厳冬が続きます。 このメダカは、もう、4-5年もこの卓上で何事も無かったように、水草などを啄んでいます。 かって、何匹かがいた水槽での産卵の中で、生まれたこの水槽しか知らないメダカです。
1年ぶりに帰省した孫たちも、ちらっと見る程度で関心を示しませんのに・・。
こんな命も、じっと見ている間に、随分尊い命だと思いながら、帰省した孫たちと一緒に「鎮守の森」の大年神社の祭礼に出掛けました。
とはいえ、餅撒きに参加させようとして。
私のいとこや、町のお世話をして頂いている顔見知りに、息子も挨拶しています。
昔のままのコミュニティが、即座に拡がっていきます。
孫に息子が体験したあれこれを思い出話を混ぜ合わせて、語り継いでいます。
ほんの5-6時間の滞留の間に、墓参や、慌ただしくても系累にあいさつに回りました。
さらに、みんなが、絵や字を描いたのです。 帰省すると、だれもが絵を描く慣習が生まれていて、ワイワイ騒ぎながら・・。 私にとっては至福の時です。
古い拙著「風景スケッチ講座」から、カット2葉。 付載させて戴きました。