「コンビニからシスヘテロ男性向けエロ本がなくなると、性犯罪が増えるぞ!」とよく書き込まれているのを見ますが、元々、コンビニのシスヘテロ男性向けエロ本は、売れてないんだよね。それどころか、女向けのBL本のほうが売れてるくらいらしい。
実際は、シスヘテロ男性向けエロ本が売れてないのにも関わらず、というか…シスヘテロ男達もさして買ってもいないのにも関わらず、
「シスヘテロ男向けポルノ本を、公共の場に置き続けろ!」
と、男達が主張するのは、シスヘテロ男の権威の誇示(女を性的なモノ扱いしよう!という誇示)のために、公共の場に起き続けろ!というのが、本音であり、男尊女卑な男達の深層心理だと思う。
そもそも男性専用デリヘル店自体が、コンビニ軒数と同じくらい存在するらしく、シスヘテロ男達がムラムラすれば、男性専用性風俗店がそこいらにある。レンタルビデオショップでもAVは借りれるし、ネットでアダルトビデオも見れる。だから、「エロ本がなくなったら…」というのは、理論的ではない。
ちなみに、うちの近所にも、男性専用性風俗店は一軒あります。
では、男と女の立場、もしくは、ゲイ男性とシスヘテロ男性の立場が逆転した社会を、想像してみよー!
・男ばかりに若さと外見の重要さが求められ、売店の雑誌棚は、男のセクシー写真表紙や、過激な表紙のボーイズラブ本が陳列されている。
・街中を歩くと、女性専用性風俗店が当たり前のようにある。
・甲子園や相撲は、女性しか参加できない。男性は土俵やグラウンドに上がれない。男は穢れているから。
・男ばかりが電車で痴漢に遭い、被害を訴えても、「冤罪でっち上げだろ?示談金ふんだくる詐欺をする気だろ?」と、オバサンたちからバッシングされる。
・男性だけ、ファンデーションを塗り、シミを隠し、『若作り』をしなければならない。会社からもそれがマナーだと言われる。
・男は外見が衰える30までに、結婚して退社しろと言われる。社長や管理職はオバサンばかり。
・テレビを付けたら、『男子アナウンサー大集合!男子アナ祭り』とかやってた。
・アニメを見れば、男子キャラだけ股間がモッコリ描かれていたり、男性キャラについては、若い年齢層キャラばかりが出てくる。
・アニメで男キャラが走ると、股間が揺れるように描かれている。
・男性器のサイズや形について、女性たちがキャッキャと嬉しそうに書き、それが普通にSNSに流れてくる。男の素っ裸の写真も、突然、SNSで流れてくることがよくある。
・萌えキャラが男子キャラばかり。あどけない顔で、肌の露出が多く、しかもセクシーにデザインされている。それが観光地などで、イメージキャラクターで使われまくる。男性たちがそれに抗議すれば、「メンズリブのヒステリーオジサンはうるさい!表現の自由だ!」と、女性たちから叩かれる。