女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

女性専用車両反対派やミソジニーは、女性差別を“なかったこと”にして話を進めるのが好き

2016-07-12 13:35:43 | 女性車両反対派はエセ人権派

とにかく、女性専用車両反対派やミソジニーの男性達というのは、「日本は女性差別などない。女は優遇されている」ということにして話を進めるのが好きです。 

 

【日本はまだまだ男尊女卑の国】

これも説明するまでもないのですが…日本が、女性議員、女性管理職がすごく少ないというのは、知ってると思います。

 

参考…●日本の女性管理職の割合11%先進国最下位

 

女性の場合、妊娠したり、結婚したりすると、本人が正社員を辞めたくなくても、クビになりますから、女性が生涯稼げるお金も、男性より、ずっと少なくなります。ミソジニーが吠えるように、レディースデーなるものも失くしたかったら、まず、マタハラとか賃金格差をどうにかするのが先です。というか…『どこかの商業施設で女子のみ、週一で、何かが数百円安くなった』ところで、日本女性の生活が豊かになるとか、家賃が払え、生活費も全部それで賄えるとかじゃないんですから、ほんと、馬鹿馬鹿しいです。レディースデーとか、どうでもいいんですけどね(笑)(私はレディースデーなんて無くて良いと思っている。使ったことないし。)

 

 

ミソジニーは、「母子家庭手当て」でさえ、「女性優遇だから無くせ」と言いますが、上の男女賃金格差のことを知ってる上で言うのだから笑ってしまいます。頭が正常な人なら、「お父さんの収入が低いという父子家庭にも、手当てを出してやれよ」と考えますよね。

 女性議員、女性管理職が少ない=女性の発言権が、非常に弱い=「女はひっこんでろ!」の国、ということです。要するに、女性達は、男性達から、全体的に威圧されて過ごしてるってことですね。たまに、気が強い女性とかもいて、それは個性ですけど。でも、どんなに気が強い女性でも、結婚のときは、折れて、苗字を夫側姓に変えてますからね。これは、夫婦別姓問題ですが、日本女性の97%が、結婚時に姓を変えています。当然、妻側が望まなくともです。それだけ、家父長制がまだまだ根強く、「男性がリーダーであるべき」という考えが強いんですね。

 

また、高度経済成長期の片働き家庭ばかりだった頃と違い、最近は、「既婚女性が働いていても、それでも、家事を分担するのは女」という感じになってきており、女性たちのネット上での不満は結構、爆発していますね。

 

 

 

別に、女性差別っていうのは、上で書いたのだけじゃなくて、地域ぐるみ、祭事、伝統芸能、農村、漁業での役割等。こういうところでも、女性差別はまだまだ酷いです。詳しく知りたいかたは、女性職業史や因習とフェミニズム、仏教とフェミニズム等の本を調べればわかります。また、そういう封建的な地方の町というのは、差別も続いています。男性も無関係ではないということです。そうやって、「差別因習」を「伝統」とか言い張って続けている地域というのは、『多様性を認める』といったことにも程遠いと思う。

 

 

【ミソジニーのコンプレックス】

ミソジニーは、年収が低い女性達を助けるシステムやサービスも気に食わないと言うのですが…かといって、では…女性達の収入が向上して、女性達全体が社会的地位が高くなるのも是としていません。要するに、ミソジニーっていうのは、頭の中が壊れているんですよ。破綻しているんです。女性を助けるシステムをなくしたかったら、女性の社会進出を応援するしかないんです。しかし、彼等は、それも「嫌だ」と言うのです。もうメチャクチャです

 

 

【では、日本に男性差別がないか?いや、ありますよ】

私の主観から言いますが…男性差別はあります。というか、『男性なりの苦労』『男らしさの押し付けで苦労』と表現したほうがいいと思う。私は、女に生まれましたが…私が男に生まれていたら、とっくの昔に自殺していたのではないか、と、思っています。結局、ジェンダーハラスメント、男らしさ、女らしさの押し付けっていうのは、対で、セットで存在します。

 

「女はひっこんでろ」⇔「男が積極的になり、責任を持て」

 

男が、望まなくても、そのグループのリーダーをやらされたり、一家の長という責務を負わされたり、マンションだったら理事長をやらされたり、PTA会長、自治会長をやらされたり…やはり、そういうのはあります。

また、精神病になったり、職場で辛いことがあっても、男性は絶対に辞めることができないとか、そういうのはあると思います。私の親戚の男性で、職場で何かあって、自殺未遂を数回やっている人がいます。友達のお父さんが、実際、自殺しています。

 

 

「男らしくあれ」=「愚痴るな」ということで、男性であるというだけで人に相談しずらいというのは絶対にあります。結果、全部1人で背負って、自殺してしまうのだと思う。

ミソジニーの中には、「女性は優遇されている」と言って、すごく女性に嫉妬している男性たちがいるのが気が付いてますが…そういう男性達は、『本来、強くない男性なのに、男らしさを押し付けられて、迷惑しているのかな』と思います。それと、めっちゃ、年収で男の価値を計られますが、あれも気の毒だと思います。

それと、過労死認定されている人らのほとんどが、男性だと思います。

 

 

【弱いカテゴリーの人達を助けるのは、強者に対する差別にならない】

私は、冒頭記事で言いましたが…「全ての差別に反対だ」「1つの差別だけを失くすのはできない」と。差別は根っこが同じだから、「男性差別だけを失くす」とか「女性差別だけをなくす」とか絶対できないと思っています。(根っこ、というのは、多様性を認めない考え方、ということです。)

しかし、「この要素は明らかに、女性は弱いから、助けてあげよう」とか、そういうのは決して男性差別ではない。そのうちの1つが、女性専用車両だと思っています。それは、性犯罪被害者のほとんどが女性だからです。

じゃあ、こう言えばわかりますかね。

 

・男性看護師、男性保育士があまりにも居ないので、あえて、男性枠を作って採用しよう。

 

・日本には男性バレエダンサーが少ないので、なるべく採用してあげよう。

 

これ、差別ですかねエ?(笑)私は、上の行為を、女性差別とは、1mmも思いませんし、目くじらすら立てませんが?(笑)

ちょっと、くだらないことばかり言っている一部の恥ずかしい男性たちは、考えてみてください。私が聞いた話では、日本では、バレエダンサーを目指す男の子があまりに少ないため、コンクールでなるべく、男の子に賞をあげて、経歴を良くしてあげて、その業界に残してあげようとすることがある、と。これ、私は、女性差別とか全然思いません(笑)

 

女性専用車両に賛成の男性が、私に、こんなことをおっしゃってました。

「電車の半分も女性専用車両なら分からなくもないけど、見た限りホンのちょっとだけでしょ? 社会的な力関係だと、どうしても男が強い、正確には抑圧的なのは争えない事実でしょう。 昔読んだ本の参議院の議長の逸話を思い出しました。その議長はもちろん自民党の議員だったのですが、良識の府の議長として、「七三の構え」ということを常に念頭に置いていたそうです。もちろん七が野党です。 マイノリティとマジョリティの関係もおんなじではないでしょうか。男対女、日本人対在日外国人、持てるもの対持たざるもの、マジョリティが譲歩しない限りは絶対に同じ地点からのスタートは出来ないのは決まっています。 」

 

 

【女は専業主婦になれるから、ずるい?】

それと…余談ですが…ミソジニーたちが、「女は専業主婦になれて、仕事から逃げれるからずるい」とか言うのをよく聞きますが、それに対して、とある女性こう反論していました。

 

「そんなに専業主夫になりたかったら、あんたたち男も努力すれば?ろくに、家事も分担しないくせして、男は専業主夫になれないとか、おめーら頭わいてんのか?」

 

女性達は女性人権団体を発足させたり、仕事のことにしても、女性たちは努力して変化してきていると思います。しかし、ネットで、女性叩きを趣味としている男性達は、何か変える努力をしたのでしょうか?男性人権団体も発足したと聞きませんし…(私は、女性専用車両反対派団体を、人権団体とは思っていません。)

ミソジニーたちは、日本でインターネットが一般化してきてから、ネットだけで、「男性差別ダー!」祭りをしていますが、そんなに困っているなら、男性人権団体でも発足させましょうよ。「女性専用車両が、男性差別であり、俺の言うことは正当だ」というのであれば、厚労省に、たった1人ででも、人権救済申請すればいいのです。ネットで、女叩きしてないでね。

 

以上

  



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