女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

「死刑廃止は、罪をなかったことにすること」とか、「死刑廃止とは、人が逮捕されたら、何でも冤罪!冤罪!と騒ぐこと!」とか思っている死刑廃止派は、基本的にアウト。

2020-05-24 12:26:23 | 死刑廃止派の世界は男社会

私も死刑廃止派です。

しかし、「死刑廃止は、罪をなかったことにすること」とか、「何でも冤罪!と騒ぐことが正しい死刑廃止主張!」とか思っている死刑廃止派は、基本的にアウト。

 

フェミ兼廃止派の私が見ていて引いたのは…

死刑にならない性犯罪問題にまで、『フェミニズムに関する啓発がされておらず、セカンドレイプ問題に無頓着な死刑廃止派』がわざわざ首をつっこんできて、

直接、その加害者と交流もないのに、「性犯罪は、ほとんどえん罪デッチアゲなんです!」なんて言っている死刑廃止派。

 

その死刑廃止派は、いかれています。

 

そのそれぞれの事件に対して、加害者・被逮捕者と直接交流して、支援している人だけが、「この事件については冤罪の可能性が高く、調査中です」と言うのならわかる。

しかし、直接関わってない死刑廃止派が、「性犯罪は、えん罪デッチアゲだらけなんです!」なんて言ったら、聞いてる周囲は「???」ですよ。

「この死刑廃止派は、性犯罪被害者を黙らせたいのか?女性の尊厳を蔑ろにしたいのか?何なんだ?」「死刑廃止派って、変な奴が多いとは思っていたけど…」となりますよ。

 

ちょっと性犯罪の前科がある人と仲良くなって、「彼はやってないと言い張っているから、えん罪だ」と言って回っている人もいますが、だったら、被害者の方々の話も平等に聞くべき、となります。

 

加害者が男性、被害者が女性に偏っている犯罪にはフェミニズム・ジェンダーが関わるので、『フェミニズム・ジェンダー・セカンドレイプ問題、女性差別問題に疎いタイプの死刑廃止派』は軽々しく口を出すべきではないと思います。せめて、性犯罪被害者の状況、立場、二次被害の問題・女性差別問題を調べてから、性犯罪の問題に言及するべきだと思う。

無論、男性の性犯罪被害者がいるのも知ってますよ。

 

なんでも、「被逮捕者=反権力の象徴、を庇えばいい」「全部冤罪ってことにしちゃえばいい!」なんて考えではアウトです。

 

性犯罪に限らずですが、『冤罪』の問題は難しく…

同じ死刑廃止派でも、「【なんでもかんでも「冤罪!冤罪!」と騒ぐタイプの死刑廃止派】が苦手」と言っている人達もいます。

 

死刑廃止運動は衰退の極みですよね。

その「被逮捕者や囚人だけを庇っていればいい」という考え方が衰退した要因では?

 

30年前の死刑廃止ネットワークという冊子を読んだら、「死刑廃止にフェミニズムはいらない!」と言って、フェミ兼廃止派にイヤガラセをした人達がいたそうですが…(愚かですねー。性犯罪なんてもろにフェミニズム案件なのに。愚かですねー!)

死刑囚99%以上が男だからといて、死刑廃止派は「フェミニズムに無頓着の、男だけが可哀そう!のミソジニー男尊女卑思想派」になっちゃいけないんだよね。獄中者の生い立ちに同情するのはOKですが、敵は、国家権力ですよ。

言うまでもないですが、殺人以外に性暴力をしている死刑囚がいるんですよね。強姦殺人とか、女ばかり殺した人とか。
なのに、死刑廃止派が「死刑廃止にフェミニズムはいらない!」と言ってしまったら、『罪とその要因に向き合わない!』ということになるんですよね。

 

死刑囚(刑死囚の方)には、母子家庭育ちという人がいますが、
これは、男女年収格差、女性と貧困がもろに関係するフェミ案件であり、
さらに、母子家庭で貧困なのは、
父親がきちんと生活費、養育費を入れなかったことが要因であるのに、
なぜか、怒りの矛先を『男親』に向けず『女親に向けた』という死刑囚の方がいるんですよね。
これは、母性信仰・ジェンダー・女性蔑視が関係してると思うんですよね。

 

参考資料:性暴力の被害者が、驚くほど「自分を責めてしまう」理由

参考資料:アムネスティ「死刑制度とジェンダー」

(過去記事)まったくフェミニズムの啓発がされてない死刑廃止派。「死刑廃止にフェミニズムはいらない!」と言う死刑廃止派

 

 

 


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