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高規格救急車。 トライハート

2008年12月25日 | ◆地域の防災
  
                      

 


千葉県四街道市のトライハート


トライハート
Tri-Heart、札幌ボデー工業製。三菱ふそう・キャンターをベースに架装。

通称札消式高規格救急車。冬季の積雪など自然環境が厳しい寒冷地北海道で安全に運用できる4WD方式の高規格救急車が1991年(平成3年)の救急救命士制度発足当時無かった事から札幌市消防局が札幌ボデー工業と共同開発し、1992年(平成4年)に完成・発売した日本初の4WD式高規格救急自動車である。主な特徴として4WD式なのはもちろん、二系統の暖房装置、電動巻き上げ装置付の防振ベッド、降雪後の凹凸路面やチェーン装着時の振動対策として後輪にエアサスペンションを装備している。
初代モデルで大型だった車体を2000年(平成12年)に全面改良した現行の2代目モデルで小型化。トラックベースの利点である広い患者室スペースを維持しつつ、不評だった取り回しなどの改良[12]を施し、日本で唯一のトラックベース高規格救急車として販売を継続している。
北海道以外の自治体では四街道市消防本部・宇部市消防本部・諏訪広域消防本部などが導入しており、京都市消防局では、車体を延長した車両が大型救急車として配備されていた。自治体以外では日本赤十字社の病院救急車として、福島県会津若松市の会津中央病院(三次救急指定病院)ではドクターカーとして導入されている。
札幌市消防局にあるトライハートは2008年(平成20年)現在非常用予備車と訓練車のみで、札幌市で実働してる高規格救急車は全車パラメディックになっている。
札幌市消防局でパラメディックが採用されている理由として、トライハートと比べ車両価格が安価な事やトライハートと同等の電動巻き上げ装置付の防振ベッドが装備できる事などが理由らしい。ただ、同一メーカーの車種のみを購入し続けるのは競争入札上問題がある上、採用してきたパラメディックがフルモデルチェンジ後長期間が経過し、衝突安全性や燃費等の基準が旧式化してきている事などから2008年度以降再びトライハートが導入されるのではないかといわれている。
Tri-Heartとは、人命救助に当たって最も重要な「愛」「信頼」「誠実」の三つの心を表している。
この他には日野自動車の中型トラック日野・レンジャーベースの高規格救急車が北海道網走郡大空町東藻琴にある網走地区消防組合東藻琴分署と千葉県の市川市消防局に導入されていたが、既に廃車となっている。


日本の救急車 - Wikipedia
 

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