・・行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ・・

防災関連・物品・正しい情報など個人で追求している防災ブログです。備え は自分の為ではなく身近な弱者様用と考えましょう。

22 シャンプー

2006年10月22日 | ◆生活必需品・衛生用品
 シャンプーは初期の頃は在庫がありませんでしたので、住民の皆様、特に女性の方々の要望にお答えする時が出来ませんでした。ボランティアセンターに朝から一日を通して何度もシャンプーはないかと足を運ばれる女性が何人もいらっしゃいました。また、ある山間集落からも何度も同様の要望を受けました。
 何とか対応しようと、一般の方々からお寄せ頂いた支援物資、衣類等様々なものの同梱された部類のダンボール箱全ての内部をシャンプーらしき物はないかと何度も手を突っ込み掻き回しました。それで何とか少量の旅行用小ボトルや試供品を御配りする事が出来ました。

その後のある時にスパーク川口内を町○場の役○さんとともに「これは配っても良い。これはダメ」との案内を受けながら、見てまわる事が出来ましたが、シャンプー、リンス類の箱の山、ブルーシートの束の山・・等などは配ってはいけない、との事でした。 ブルーシートは相当な量がありましたのでその時は質問してみました。
「何故配ってはいけないんですか?」
「大きな、きりのいい、ひとつの山になっているからです。しかしどうしても、ということだったら配っても良い。」
「何故‘どうしても‘の時は配ってもいいんですか?」
「県の備蓄倉庫に行けばまだまだあるからです」
 との事でした。

 山間集落様に対しましては、シャンプー、リンス類の箱の山の形状をなるべく崩さぬ様、(山の縮尺は変わったかも知れません)数段ずつ、リンスは上部に移動し、下部のシャンプーを配布させて頂く事が出来ました。皆さん大変お喜びでした
 
 また、一体何故そのような所にあるのか想像する事しか出来ませんが、配るのを禁じられてはいませんでした土嚢袋類の内部に'謎の電気ポットの箱群’をも見つけましたので、必要性に応じまず各集落集会所、ボランティアセンター支部等から順次配布(配達)させて頂きました。
 後からスパーク川口入り口に「電気ポット(他多数)は持ち出し禁!」との張り紙が出現しましたが、説明時には禁じられてはおりませんでしたし、全て配達後の事でした。ブルーシートの山は翌年4月頭までスパーク川口内にそのままで置かれていた様子を確認させて頂く事が出来ました。


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