333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

福岡まで来てする話?

2008-09-14 00:39:42 | SP(Standard Program)
●何だかんだとこの時間。要はどの都市に来ても生活リズムは変わらないですね。

●2年ぶりの福岡は最初こそ迷いましたが、歩いている間に何となく思い出してきました。さらに前回は行かなかったエリアにも足を運んだりしてそれなりに楽しんでいます。ただ、つくづく思うのは「俺は繁華街が好きだ」ということ。知らず知らずのうちに人の集まっている場所に足が向くんですよ。人によっては「休日は大自然が満喫できる場所で」という方もいらっしゃるでしょうが、俺には無理です。汚れていたとしてもしょうがないっす。俺は都市にいないと落ち着きません。

●今回、福岡には映画祭のために来たのですが、1本目から早速、大当たりが。ジョニー・トー監督作『マッド探偵』は…これ、“実写版ホムンクルス”じゃないですか!「俺には鬼が見える」というマッド探偵はその人間の心象風景が見える男。「あいつには鬼が7人いるぞ」というとその中にラム・シューが混ざってたりするんだよ!詳しい話は日本公開が決まった時にでも。気長に待ちましょう。やっと年末に『エグザイル』が一般公開されるんですから。

●で、そのままホテルに戻るのも何だったので、博多のキャナルシティとかいうとこにあるシネコンで『ウォンテッド』の先行公開を観たんですが…素晴らしい!予告を観た段階だと「超絶アクションてんこ盛り」という印象だったのですが、実際に観てみると相当に濃い内容。詳しくは劇場でお楽しみいただきたいのですが、この映画はまさに数日前にこのブログで書いた「結社としてのアメリカ」の問題を描いています。結社としてのアメリカと、結社の掟を無視して覇権を拡大しようとするアメリカ、そしてアメリカに仕込まれて力をつけたテロリスト…相当にアクロバティックなアクションが展開されるので、そちらに目がいってしまいますが、メタファー炸裂の内容に激シビレ。是非、劇場で御覧ください。筆者も都内に戻ったらもう1回観ます。

●とまぁ、お前、福岡に来てまで書く話じゃないだろうと思うかもしれませんが、いいじゃないですか。明日なんか福岡まで来たのに都内在住の知人と飲み会ですよ。それこそ、新宿でやれよ!って話です。