rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

今日のニャンコ(懺悔篇)

2010年05月17日 04時43分00秒 | ノンジャンル
隣の虎猫はようやく温かくなったお陰で「夜勤」になったようだ。

こないだ虎猫が縁側に来たとき、三味線ロボと対面したのだが、なんか嘲っていたみたい。いや確かに口を斜めに少し開け、嘲笑していた。

なめられたもんだぜ。

それはさておき、メス猫の避妊手術はオスのそれと違い大がかりだ。

オスの場合は陰嚢を握れば、陰茎の先からポポ~ンて睾丸が二つ出てきておしまい。

だがメスの場合は全身麻酔をかけて腹をかっ捌いて太目の血管と共に、子宮と卵巣を摘出する。

身体を傷つけるだけでも懺悔に値しる暴挙なのだが、それ以上にメスの機能を奪うのだから「お前はワイズマンの後継者か?神の子か?人に許される行いなのか?」と糾弾され弾劾されてしかるべき悪行のはずだ。
ま、この点ではメスもオスも同じなんだけど。

一つ救いがあるとすれば、猫の場合、メスの乳癌発症率が非常に高いが、避妊手術でその発症率を1/100程度に下げる事ができるらしい事。

言い換えれば避妊手術をしることで乳癌で死亡するリスクをぐっと下げ、猫というパートナーをより長生きさせる事ができた訳。

……人に飼われる道を選んだ訳でも望んだ訳でもないのに……

どういう理屈を付けても、彼女の人生ならぬ猫生を人の手で左右したことには変わりないんだけどね。せっかく成就しかけた恋も破局させたんだし。

人のエゴで不自然な生を強要する。これが避妊手術の本質であり、懺悔せねばならぬ点である。

人の手で生を強要したのだから、せめて彼女が死ぬまで徹底的に付き合う事が「責任をとる」というか贖罪になる唯一の方法かもしれない。

彼女に寄り添い生かしきる事。それが今できる事であり、せねばならぬ事だ。