rftgyふじこlp:今は反芻している…JP1NOM

のんべんだらりと生きてしまいましたよ。

騒音規制

2006年12月27日 18時53分16秒 | トランザルプ
世の中スクーターブームで二輪業界はスクーターで持っている様な状況だ。
しかしそのスクーターを筆頭としてアフターパーツのマフラーに交換し、爆音をまき散らしている例が後を絶たない。オフ車でもロードスポーツでも傾向には変わりない。中には爆音マフラーに付け替えて爆音で音楽流しているチンドン屋もいる始末。

当然世間の目は爆音マフラーに向くわけで、新車時の騒音規制とアフターパーツの騒音規制のダブルスタンダードにも問題ありという事になる。

http://www.mlit.go.jp/pubcom/06/pubcomt155_.html
騒音規制の強化に対するパブコメ募集。

アフターパーツの騒音規制を強化する事には賛成だし、警察を動員した取り締まりにこそ力点を置いて欲しいと思うのだが、規制と取り締まりがセットになって行われてきた歴史的経緯に期待する。ぶっちゃけ飲酒運転取り締まり並に騒音規制のチェックをやって欲しいのである。

我がトランザルプは旧車ながら比較的静かな部類で、環境性能的にも優れている点が嬉しいのだが、だから余計に爆音バイクは気になるのである。信号待ちで爆音スクーターの後ろについてしまった日には胃がむかついて、吐きそうになる。爆音のせいで世界が断続的に聞こえる、なんて経験を何度もしている。マフラーを換えたオフ車も同様。車に気づいてもらえないから、とか、馬力アップとか身勝手な理由で騒音をまき散らして、沿線住民に被害を与えて言い訳はない。馬力アップとかいって排ガス低減装置をはずす輩も同罪だな。

こんな状況が続くなら軽二輪も車検付きになって、排気音量の測定や排気ガスの測定までしなきゃならなくなる。バカどものおかげで良い迷惑だ。

タイヤミサイル

2006年12月24日 15時07分19秒 | ノンジャンル
最近再び「タイヤミサイル」が頻発している。

かつて三菱ふそうトラックバス製の大型車でハブがもげてタイヤが外れ、
死傷事故を起こすなど問題になったが、今頻発している事故はハブが
外れているわけではないようだ。

もちろん三菱ふそうでも起きているのだろうが、原因はタイヤ取り付け
ナットの締めすぎによる、ボルトの破断。つまり単純に整備不良だ。
タイヤ交換時にナットを締めるとき、乗用車でも体重をかけてキチキチに
締め付ける人がいるが、それも間違い。走行距離が長くなればトラックと
同じようにタイヤミサイルを発射してしまうかもしれない。

といっても自分もそうなのだが、ついついナットの締め付けは力一杯
やってしまいがちだ。サービスマニュアルを見れば各部の締め付けトルクが
ちゃんと書いてある。締め付けすぎはイカンのである。

プロでもインパクトレンチでガチガチに締め付ける事があるらしいことは、
一連の事故で解るが、拙者ごとき素人はトルクレンチというものを持っていない。
だから気分とか勘で締め付けるのだが、本当は良くなことだ。
かといって2りんかん川越の様に、ロックナットを締めるとき、ろくでもない
方法で締め付ける(ナットを「軽く」締め付け、ナットを固定しないでロック
ナットを締めたようだ)と、ナットが脱落する。もちろん緩すぎてもいけない
ことはこの例を見るまでもなくあきらかだ。

もし二輪でタイヤミサイルを発射するとどうなるか?

youtubeでバイククラッシュ集を観ると実際に前輪が外れて前転する動画に
お目にかかる。後輪が外れたものは見た事ありませんけど…言えるのは
四輪と異なり確実に重大事故に…ライダー自身が…晒されるという事。
もちろん前後の車両や路側の歩行者にも危険が及ぶのは四輪と変わらない。

バイクをいじるときには締め付けトルクにも十分注意したいものだ。

トランザルプの3年

2006年12月19日 20時42分52秒 | トランザルプ
拙者の下にトランザルプがやってきて3年になる。

この間3万5000Km走って、このバイクの素晴らしさを味わった。この3年間のインプレッションを書いてみようと思う。




まずなんといっても「ケツが痛くならない」シート。ライディングポジションも素晴らしい。一気に1000Km走っても余裕だ。XL250RやXLX250R、MTX50Rでは味わえない、ラグジュアリーな乗り心地だ。

発進に気を遣わずに済む、低速からがつんと出るトルクも素晴らしい。ソロでもタンデムでもエンストとは無縁だ。一方グロス37PSのパワーはソロで高速を走るには十分だが、タンデムでは少々物足りないかもしれない。日常では20PS程度しかパワーを使っていないので、高速主体に使うのでなければなんの問題もない。低速からトルクが強いので、街乗りでも車重を感じさせない。

効きが悪いといわれるブレーキだが、オフ車にしか乗った事がない拙者はそれほど悪いとは思っていない。もとからレプリカ小僧の様に走るバイクではないし、車間距離と周囲への目配りで十分対処できる。

よく暗いといわれるヘッドライトは、事故の後遺症で目の感度が落ちている拙者には確かに明るくないと感じられた。これはマルチリフレクターヘッドライト+高効率バルブ+ヘッドライトリレーの三点セットでかなり改善される。マルチリフレクターライトはビームが切れすぎるのだが、気に入らなければフォグランプの追加で照射範囲を稼げばいいだろう。発電量は300Wあるので余裕だ。

ウィークポイントとして車重と足つき性が挙げられるが、これはひとえに「慣れ」の問題。慣れるまではフロントフォークの突き出し、リアサスを柔らかくして足つきを良くし、車重を覚える事だ。取り回しはそれほど辛いとは思わなかった。さすがにMTX50Rの様に簡単にアクセルターンができるほど容易いものではない。パワーがあり、かつ車重もあるのでタイヤのグリップは良く、簡単にホイールスピンはしない。押して歩くのが辛そうだが、動き出せば慣性力が働くのでそれほどでもない。ただし、リアキャリア付近にハンドルグリップがないので、セローのグリップなどを取り付けておくと格段に取り回しが楽になる。

燃費は18~22Km/L程度。ツーリングに出ればさらに延びるだろう。期待したほどではなかったが、タンクが大きいから上手に走れば街乗りでも300Km走れるだろう。

ハードでなければ未舗装林道もそつなくこなす。峠道も決して早くはないが楽しめる。カタログに書かれているようにオールラウンドツアラーである事は間違いない。何より移動という行為が楽しいのだ。時間の許す限り乗り続けていたくなる。いや、乗り続けるために時間を忘れるのだ。セイレーンに誘われる航海士の様に我を忘れる、魔力を秘めている。

ETCを装着しようとして引っ掛かるのが、収納スペースが無い事だ。650の様にシート下のスペースなど無いので、取り付けにとまどう。頑丈なリアキャリアにトランクを付ける事がデフォルトといっても良いトランザルプなので、トランクに収納する事になるだろう。ワイヤリングが大変だ。

アフリカツインまでのつなぎだったはずのトランザルプだが、乗るほどに良さが伝わってくる。アフリカはさらに素晴らしいものなのだろうが、これ一台で十分満足できる。カタログのコピー「ジャパン・ツーリング」はダテじゃない。

10万Kmは走れるエンジン。今5万Kmを超えているのであと数年は走れるだろう。これからも楽しませてくれるに違いないトランザルプ。大切に乗っていきたい。

乗り換え

2006年12月16日 21時26分46秒 | トランザルプ
ちまたのトランザルプ400V乗りでは大型二輪免許取得がブームとなっている。
そして大型二輪を取れば車両も大型二輪に換えようというのが人情か。


トランザルプ600Vが普通に手に入ればそちらに換える人もいるかもしれないが、簡単に程度の良い600Vが手に入らないのが、ここ日本だ。ある人はTDMに乗り換え、ある人はBMW-GSを手にする。

拙者は元々アフリカツインの登場に衝撃を受けた口。
デザートレーサーのNXRがパリダカに出て優勝を手にした興奮がさめやらぬ内の登場だったので良く覚えている。実は同じ頃登場している兄弟車であるトランザルプには興味がなかった、というより、知らなかった、というべきか。

当時乗っていたXLX250Rにオイルクーラーとそれをカバーするシュラウド(確かMTX用のラジエーターシュラウド)を付けて、アフリカツインならぬ、ナガオカシングルとして乗っていたんだよなぁ。ちなみにシュラウドを付けてその中にオイルクーラーを忍ばせるというデザインは現代のXR250トルネードと同じデザインと思ってもらっていい。

そんな過去があるので原付から普通二輪に乗り換えるとき、真っ先に思い浮かんだのはアフリカツイン。しかし免許も資金も無かったのでカウル付きのオフ車という事で選んだのがトランザルプ400V。乗ってみるとなかなか良い。アフリカの代わりには十分だ。どこかのサイトで書かれていたが「トランザルプに乗り慣れているとアフリカに慣れるのも早い」と。

拙者も大型二輪を取ろうという気持ちはある。もし大型を取得したとき、拙者はトランを乗り続けるのだろうか?それともアフリカか、刀などに乗り換えるのか?

KLXどなどな

2006年12月14日 13時16分14秒 | ノンジャンル
昨年引き取ったKLX250SRだが、予想以上に傷んでいた。

直してレースに使おうと思っていたのだが、修繕費用が10万はかかる計算なり、どうしようかと思いつつ1年過ぎてしまった。いつまでも置いておいても邪魔なだけという、家族からの冷たい視線もあり今日バイク王に引き取ってもらった。

さっぱりしたけど、ちょっと残念。

ただカワサキだからメカノイズがすごいし、直したところで安心して乗れたかどうかは不明。これで良かったのだ、と自分に言い聞かせる。