来年から社会人としてデビューすることになる娘。22歳
うまれてくる前は、お腹のなかで宿り、モニョモニョと動くことしかできなかった日々。
うまれて出てくれたけど、2090グラムの未熟児でした。あまりにか弱そうなおチビちゃんに、ちゃんと元気に育ってられるかなぁ〜と心配したこともありました。
悪い期待には裏切ってくれて、特別大きな病気もせず、小学校、中学校、高校と、ふつうに過し、大学まで進学。高校時代はまだ子どもぽさが見られましたが、大学に入ったら、可愛らしさから、すこしずつ大人ぽさが見られるようになりました。
↓娘。最近撮影。
最近は、わたしに似ているんじゃ?という声がまわりから聞こえてきますが。。
内定が決まり、残り半年くらいになった娘のキャンパスライフ。
単位はほとんど取れたようなんで、あとは卒業論文くらいかな。
わたしは短大で2年しか経験できませんでしたが、娘はなんとか4年まっとうできそう。
大学は、とにかくいろんな人が集まる場。
娘の欠点は内向的なところ。
進んで輪に入る子ではありませんでした。
1年のときは、ゼミやサークルに入ったとして、うまく人の和に馴染められるかどうか、母親ながら心配でした。
やはり最初はなかなか馴染めず、悩んでいたときもありました。人間関係だけに限らず、大学という新しい環境すべてに。
教科によっては、レポート課題がたくさん出されたり、単位試験でなかなか取らせてくれなかったり(試験問題をあらかじめ教えてくれた、なまぬるい教科もあったようですが)。
どんなに難しい課題でも、明日までに出せ、と言われたり。慈悲の心あるんかーと恨みたくなるような、スタート時のキャンパスライフ。
楽しく感じたのは、ゼミくらい。
ゼミは、気の合った仲間が多かったらしく、いろんな研究をやらされたようですが、そちらは楽しんで取り組んでいるみたいでした。
時代錯誤かもしれませんが、聞いた話では、ある教授は女子学生にはなにかと厳しかったり。。。これは酷ですね。
ひどいときは、泣きそうな顔で帰ってきたりしました。わたしは察しましたが、旦那や息子はそれに気がつかず。
ふたりだけの空間で、相談しあったりして、娘を励ましたりしたこともありました
蛇足ですが、女の子の悩みは、男性よりは同性と分かち合ったほうがよいときもあります。
男性は、女子から相談されると、なにかと解決に結びつけようという傾向があるようです。たしかにそれは悪いことではありませんが。女子がホントに臨んでいるのは、解決ではなく、気持ちの分かち合い、というときもあります。
とくに新しい環境に変わりやすい19、20のときは、そういう気持ちで接するのがイチバンかな、と思います。
「あわてることない。自分は自分。人の和なんて、慌てて飛び込んでいく必要なんてない。ゆっくりゆっくり、時間をかけて、入っていきゃいいのよ」
わたしの、この一言が解決にはなったかどうかはわかりませんが、娘も、わたしに悩みをぶつけて、モヤモヤした気が晴れたらしく、その後は徐々に顔に明るさが見られるようになってきました。
もともと大学は、さまざまな個性の集まりで、好きな教科を学ぶ場所。毎日の刺激と、学ぶ楽しさがわかってきたみたいで、徐々に厳しい教授にも慣れてきて、4年になったころからは、自分を見失わない子になってきた感が見られました。
一方の息子も、今年から大学に入ってますが、そんなに悩ましい日々は送っていないらしい。なんかイラスト?みたいなサークルに入っているようです。
対人関係の築きかたがうまいかも。具体的なキャンパスライフについては、自分から教えてくれないけど、うまく行っていると思います。。。姉よりは要領いいかも。
彼の場合はだいじょうぶかな。
来年春からは、娘は新社会人として、また環境が変わります。たぶんまた、人間関係や新しい仕事に馴染まず悩ましい日々を迎えると思いますが、大学時の最初の苦い日々を思い出して、ガンバってほしいものです。