女性たちへのメッセージ②
1.子供の人格形成
・「凡(およ)そ人の子のかしこきもおろかなるもよきもあしきも、大てい父母のをしえに依る事なり」。
⇓
つまり、子供の人格形成には父母の教育が大切である。
・「男子は多くは父の教えを受け、女子は多くは母のをしえを受けくること」。
⇓
男子は父性の、女子は母性の教育が重要。
2.幼い子供について
・「十歳已下(いか)の小児の事なれば、言語にてさとすべきにもあらず、只だ正しきを以てかんずるの外あるべからず」。
⇓
幼い子供は、言葉でさとしてもまだわからないので、親が自らの態度で示して教えようということ。
子供は親の背中を見て育つ。
3.妊娠期間中の母親のあり方
・「昔聖人の作法には胎教と申すことあり。
子胎内にやどれば、母は言語立ち居より給(たべ)ものなどに至るまで萬事心を用い、正しからぬ事なき様にすれば、生きるる子なりすがたただしく、きりよう人に勝るとなり」。
⇓
東洋の儒教は、古くから胎教の大切さを説き、具体的な実行法を教えていた。
松陰も説いている。
4.妻としてのあり方
・「元祖已下代々の祖先を敬ふべし」。
⇓
先祖を敬いなさい。
・「婦人は己が生まれたる家を出て、人の家にゆきたる身なり。(略)
ややもすればゆきたる家の先祖の大切なる事は思い付かぬ事もあらん、能々心得べし」。
⇓。
つまり、自分の実家の先祖だけでなく、嫁いだ家の先祖を大切にしなさい。
・「神明を崇め尊ぶべし」。
⇓
神を敬いなさい。
・「神と申すものは正直なる事を好み、又、清浄なる事を好み給ふ。
夫(そ)れ故神を拝むには先づ己が心を正直にし、又己が体を清浄にして、外に何の心もなくただ謹み拝むべし。
是(こ)れを誠の神信心と申すなり。
その信心が積もりゆけば二六時中己の心が正直にて体が清浄になる。
是れを徳と申すなり」。
⇓
正直・清浄とは、日本人の心の理想ともいえるもの。
・「親族を睦じくすること大切なり」。
⇓
親族と仲良く、親族が調和するように努めなさい。
千代は松陰の手紙を一生繰り返し読み、松陰の教訓に従い、子供の教育に努めたという。
かつて立派な人物が出現した土壌には家庭にあって、強く・やさしく子供を育てる母性の力が存在する。
以上
今一度、女性としての生き方を思い直す内容だと私は思った。
さて、
これをふまえて、私はどうしよう・・・。
答えを出すには、まだ先になりそうだ・・・。
1.子供の人格形成
・「凡(およ)そ人の子のかしこきもおろかなるもよきもあしきも、大てい父母のをしえに依る事なり」。
⇓
つまり、子供の人格形成には父母の教育が大切である。
・「男子は多くは父の教えを受け、女子は多くは母のをしえを受けくること」。
⇓
男子は父性の、女子は母性の教育が重要。
2.幼い子供について
・「十歳已下(いか)の小児の事なれば、言語にてさとすべきにもあらず、只だ正しきを以てかんずるの外あるべからず」。
⇓
幼い子供は、言葉でさとしてもまだわからないので、親が自らの態度で示して教えようということ。
子供は親の背中を見て育つ。
3.妊娠期間中の母親のあり方
・「昔聖人の作法には胎教と申すことあり。
子胎内にやどれば、母は言語立ち居より給(たべ)ものなどに至るまで萬事心を用い、正しからぬ事なき様にすれば、生きるる子なりすがたただしく、きりよう人に勝るとなり」。
⇓
東洋の儒教は、古くから胎教の大切さを説き、具体的な実行法を教えていた。
松陰も説いている。
4.妻としてのあり方
・「元祖已下代々の祖先を敬ふべし」。
⇓
先祖を敬いなさい。
・「婦人は己が生まれたる家を出て、人の家にゆきたる身なり。(略)
ややもすればゆきたる家の先祖の大切なる事は思い付かぬ事もあらん、能々心得べし」。
⇓。
つまり、自分の実家の先祖だけでなく、嫁いだ家の先祖を大切にしなさい。
・「神明を崇め尊ぶべし」。
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神を敬いなさい。
・「神と申すものは正直なる事を好み、又、清浄なる事を好み給ふ。
夫(そ)れ故神を拝むには先づ己が心を正直にし、又己が体を清浄にして、外に何の心もなくただ謹み拝むべし。
是(こ)れを誠の神信心と申すなり。
その信心が積もりゆけば二六時中己の心が正直にて体が清浄になる。
是れを徳と申すなり」。
⇓
正直・清浄とは、日本人の心の理想ともいえるもの。
・「親族を睦じくすること大切なり」。
⇓
親族と仲良く、親族が調和するように努めなさい。
千代は松陰の手紙を一生繰り返し読み、松陰の教訓に従い、子供の教育に努めたという。
かつて立派な人物が出現した土壌には家庭にあって、強く・やさしく子供を育てる母性の力が存在する。
以上
今一度、女性としての生き方を思い直す内容だと私は思った。
さて、
これをふまえて、私はどうしよう・・・。
答えを出すには、まだ先になりそうだ・・・。