稽古開始
開始1日目。
この頃の私は、とにかくワクワクしていた。
今まで、スポーツインストラクターとして指導してきた身体の使い方や表現の仕方がまったく違い、戸惑いながらも取り組んでいた。
目にする光景や耳にする表現、何もかも新しく嬉しかった。
それが、度が過ぎたのだろう。ニヤニヤと顔に出ていたらしい。
ある中年男性と稽古中に組む事になった。
最初、技を掛けてもらい次は私の番となる。
男性『掛かっていないよ。』
冷めた感じに聞こえた。ニヤニヤしていたのが気に障ったか。
それとも、この中年男性の普通なのか。
でも、私は少し腹が立ったので、
私 『じゃぁ、どうしたら出来るようになるのですかね。教えて欲しいです。』と笑顔で言ってみる。
丁度、交代の合図が聞こえた。挨拶をして、その場を離れる。
今までの経験上、大体の男性は怒り出すパターンが多かったが、その中年男性はなかった。
次の稽古で組んだ時には、丁寧に説明して頂けた。
それに安心して、素直に
私 『技を掛ける時、相手が怪我をしてしまわないかと思ってしまい、怖いのです。』と、
中年男性は、
男性『大丈夫』と笑顔で返してくれた。
少しずつ技を覚え、人間関係も良くなれるようにしたいと再度、思った稽古初日だった。
開始1日目。
この頃の私は、とにかくワクワクしていた。
今まで、スポーツインストラクターとして指導してきた身体の使い方や表現の仕方がまったく違い、戸惑いながらも取り組んでいた。
目にする光景や耳にする表現、何もかも新しく嬉しかった。
それが、度が過ぎたのだろう。ニヤニヤと顔に出ていたらしい。
ある中年男性と稽古中に組む事になった。
最初、技を掛けてもらい次は私の番となる。
男性『掛かっていないよ。』
冷めた感じに聞こえた。ニヤニヤしていたのが気に障ったか。
それとも、この中年男性の普通なのか。
でも、私は少し腹が立ったので、
私 『じゃぁ、どうしたら出来るようになるのですかね。教えて欲しいです。』と笑顔で言ってみる。
丁度、交代の合図が聞こえた。挨拶をして、その場を離れる。
今までの経験上、大体の男性は怒り出すパターンが多かったが、その中年男性はなかった。
次の稽古で組んだ時には、丁寧に説明して頂けた。
それに安心して、素直に
私 『技を掛ける時、相手が怪我をしてしまわないかと思ってしまい、怖いのです。』と、
中年男性は、
男性『大丈夫』と笑顔で返してくれた。
少しずつ技を覚え、人間関係も良くなれるようにしたいと再度、思った稽古初日だった。