楽心館合気道で女子力 up アップ

Lizが記載します。
女性が、より美しく・やさしく・前向きに生きる為には、どうしたら良いか。考えます。

なんでNHKに、そんなに税金使うの?

2013年08月27日 04時22分24秒 | 女子力 女子会 twitter ツイッター

これ何??50億円IPS細胞山中教授の4年間予算
127億円はやぶさの本体開発費
170億円皇室の予算
501億円3年間の政権民主党政党助成金
1200億円在日外国人の生活保護費
3000億円沖縄振興予算
6724億円NHKの予算
2兆5000億円1997年IMF経由の韓国支援

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新渡戸 稲造『武士道』 ③「義」

2013年08月24日 17時54分07秒 | 歴史を紡ぐ
新渡戸 稲造『武士道』③「義」


様々な方が、新渡戸 稲造『武士道』についてまとめている。
それぞれ、表現は違うけれど意味は一緒だと私は思う。

それを、今の私なりに以下へまとめ記した。


1.武士道は、目に見えない心の掟
 ・個々の武士が、家庭教育で「武士の子ならこういった生き方をしなさい。」としつけられたものの総体が武士道。
 ・それゆえ、サムライひとりひとりが自分なりの武士道をもっている。

 ・武士道とは一言で言えば、武士階級の「高い身分に伴う義務」
 ・武士が守るべきものとして要求され、あるいは教育を受ける道徳的徳目の作法である。
 
 ・それは、成文法ではない。
 ・せいぜい、口伝によるか著名な武士や家臣の筆になるいくつかの格言によって成り立っている。
 ・ときには語られず、書かれることもない作法。
 ・それだけに実際の行動にあたっては、ますます強力な拘束力を持ち、人びとの心に刻み込まれた掟である。
 
 ・これが、「武士道」の重要な性質のひとつ。
 ・書かれない・語られない、心の中にある掟だからこそ、強く長い拘束力を持ち続けている。

 ・人間にとって本当に大切なことは、あえて書かれなくとも、言われなくとも、心の中に存在する。
 ・こうしたメンタリティは、日本人にとってごく自然に理解できることである。


2.武士の戒めで、最も厳格な掟 「義」
 『・義は武士の掟 中最も厳格なる教訓である。
  ・武士にとりて卑劣なる行動、曲がりたる振る舞いほど忌むべきものはない。』
 『・義の観念は、誤謬であるかも知れない、狭隘であるかもしれない。』
 ⇓
 ・卑劣で陰険な行為を憎む心から生まれるのが「義」であり、それは武士の最上位概念にあると説いている。
 ・また、この「義」の観念は間違っているかも知れないし、おそらく概念としては狭すぎるであろうと。

 ・あらゆる学問や芸術を究めることよりも、ずっと大切なこと。
 ・それが「義」なのである。
 ・現代に照らしてみても、それは決して不自然な価値観とは思われない。
 ・勉強ができることよりも、正々堂々と生きることを潔しとする考え方は多くの日本人が受け入られるものだろう。


3.或る著名の武士〔林子平〕
 ・これを定義して決断力となした。
 曰く
 『・義は、勇の相手にて裁断の心なり。
  ・道理に任せて決心して猶予せざる心をいうなり。
  ・死するべき場合に死し、討つべき場合に討つことなり。』


4.また、或る者〔真木和泉〕
 曰く
 『・節義は、例えていわば人の体にある骨がるごとし。
  ・骨なければ首も正しく上にあることを得ず。
  ・手も動くを得ず。
  ・されば人は才能ありとても、学問ありとても節義なければ世に立つことを得ず。
  ・節義あれば、不骨不調法にても士たるだけのこと欠かぬなり』


次回は、「義理」について記したい。

新渡戸 稲造『武士道』 ②の1儒学「五常」

2013年08月18日 00時07分41秒 | 歴史を紡ぐ
新渡戸 稲造『武士道』②の1儒学「五常」


今回は、武士道の骨格 儒学の『五常』について、今の私なりに調べまとめた。
此処に記したい。


人が常に守るべき五つの道徳(五常)
仁・義・礼・智・信


・仁とは、人間が守るべき理想の姿である。
・自分の生きている役割を理解し、自分を愛すること、そして身近な人間を愛し、ひいては広く人を愛することである。
・単純に情け深いのではなく、(単なる同情ではなく)自分には厳しく周囲には寛容に、かつ正義に基づいた慈悲を持って
 接することが大切である。


・義とは、人の歩んでいく正しい道のこと。
・義をおろそかにすることは、道を踏み外すことになる。
・仁を実践する基本として、義を貫くことが必要である。
・本当に人を愛し思いやる生き方は、勇気を持って正義を貫いてこそ成り立つ。


・人の世に秩序を与える礼儀礼節は、仁を実践する上で大切なことである
・礼は、親や目上の人に礼儀を尽くすこと、自分を謙遜し、相手に敬意をもって接すること。
・節は、場合に応じて自分を律し、節度を持って行動すること。


・智とは、人や物事の善悪を正しく判断する知恵である。
・さまざまな経験を積むうちに培った知識は、やがて変容を遂げる。そして、智となって正しい判断を支える。
・より智を高める為には、偏りのない考え方や、物事との接し方に基づいた知識を蓄えることが必要である。
・儒教では、「中庸」といって、よいバランスを保って生きることが大切とされている。


・信とは、心と言葉・行いが一致し、嘘がないことで得られる信頼である。
・嘘のために一度損なわれた信頼を、取り戻すことは難しいことである。
・たとえ、仁なる生き方を実践していても、人に信頼されないことには社会で生きてはいけない。
・信頼は、全ての徳を支えるほどに大切である。

以上。


次回、新渡戸 稲造『武士道』③にて、武士道を「義」・「勇」・「仁」・「礼」・「誠」・「名誉」・「忠義」
などの語から明らかにしようとした思想的背景とは、どのようなものだったのか。
調べまとめ、記したいと思う。