楽心館合気道で女子力 up アップ

Lizが記載します。
女性が、より美しく・やさしく・前向きに生きる為には、どうしたら良いか。考えます。

整形で女子力アップするのか?韓国 整形、でグーグル検索。

2012年11月21日 03時55分25秒 | 心をきよめる

外国人の整形副作用が急増…“整形コリア”崩れるのか(1)2012年11月19日16時36分 ow.ly/fqqUa


外国人の整形副作用が急増…“整形コリア”崩れるのか(2)2012年11月19日16時36分 ow.ly/fqqWY



(62) またか!!① これが道場なら、必ず責任を何らかの形で、とることになる。

2012年11月03日 20時37分01秒 | 心をきよめる
またか!!①

現在、新しい職場に移り3ヶ月を過ぎた頃である。

その間、たまに伺う稽古で石川先生に
『職場は、どう?』と、
声を掛けて下さる。

私は、
『毎日が、刺激的です!!』と、
答える。

色々あり過ぎて、話きれないのだ。


今回は、色々ある中でも“またか!!”と思う事について記したい。


今、私が働かせて頂いているのは、介護老人保健施設の調理場だ。

以下、スタッフ人数で実施している。

20代前半 女性 栄養士 事業所責任者
50代後半 男性 調理師(嘱託)
50代前半 男性 調理師(嘱託)
50代前半 女性 調理補助(嘱託)
60代前半 男性 調理補助(パート)
60代前半 女性 調理補助(パート)
60代前半 男性 調理師(嘱託)・・・私より後に事業所に入った方。

そして、私だ。


調理場での作業は、
・施設に入居されている方に、朝・昼・夕の食事提供。
・施設に通われている方(ディサービス)に、昼食の提供。
と、なる。

その提供方法は、
①決まった献立がある。
②それを、調理する。
③出来上がったものを、各提供者に合わせて食べやすい大きさにし、盛り付ける。
④それぞれ提供者への食事を台車に乗せ、各フロアへ運ぶ。
*場合によって、その食事が「ある理由」で食べられない方には、
他の食事を用意する。


以上をふまえて、ある日の夕食準備中での出来事だ。

私は、各入居者に合わせて盛り付けられた食事を、台車へ入れ込み作業をしていた。

そこへ、50代前半の男性 調理師が帰る挨拶に来た。

私は、挨拶に答え作業を進める。

もう一人、一緒に作業をしている50代前半女性 調理補助にも挨拶をした。

すると、この男性と女性が台車の影で、なにやら話をしているようだった。

そこへ私が通りかかると、なんと!!!! 見てしまったのだ!!!!!!

男性の唇がとがり、女性の頬に(^ε^)-☆!!?するところを!!!!!

その瞬間、時が止まったように思えた。

私は、「見てしまった!!」と、目を丸くし、
その二人は、「見られてしまった!!」と言う様に、目を丸くした。


今に思えば、
『何している!!』と、
声を出し、大騒ぎすれば良かったと思う。

しかし、まさか現場を見るとは思わない。

私がとった行動は、何事も無かった様にその場を離れた。

この二人も何事も無かった様に男性は帰り、女性は作業を進めていた・・・。


この二人は、他にも噂や出来事があるのだが、それはまた今度にしたい。


正直、何でこんな事ばかり見聞きしなければならないのか・・・。
何かの暗示・警告なのか。

うんざりする。


私は、会社などの組織に属するには、属する為の人間関係があると思う。

それと無関係に誰と誰が恋仲だと知ってしまうと、先入観を持ってしまい、人間関係がうまくいかなくなると思う。

しかし、そうは言っても個人の人間性が出るので、恋仲になる可能性はある。

だから、周りの方々への気遣いが必要だと思う。
組織に属する為の人間関係を崩さないように行動し、最後まで責任を負う覚悟で恋仲になるべきだ。

半端な気持ちなら、しないほうがいい。
私は、そう思う。

これが道場なら、必ず責任を何らかの形で、とることになる。(楽心館なら必ず!)
私にとって職場も何ごとも、道場の延長だし!

(61)反面教師②

2012年07月05日 10時33分27秒 | 心をきよめる
反面教師②

25・6歳の私に似ている、ゴチャゴチャ五月蝿い女性先輩の振る舞いについて書き記したい。

これも、“こんな事で、揺らいではダメだ!”“良い人生勉強を見聞きさせて頂いたのだ!!”と、前向きに、捉えるようにした・・・事だ。


店長が急な異動に伴い、この25・6歳の女性先輩がバイト・パートスタッフのチーフになったそうだ。
スタッフのシフト管理を任されるようになったらしい。


しかし、なにやら態度がおとなしい。

以前は、激しいほど新人に怒鳴り散らし威張っていたのに!!
どうしたのだろう??


ある日の朝、立ち上げの時の事だ。

少し年配の女性が新人として入ってきた。
とても、意欲的で感じの良い方だ。

25・6歳の女性先輩に習って作業を行っていた。

すると、突然!!!

『これは、何回も伝えていますよね?! そろそろ、覚えてくれませんか?』と、女性先輩が声を大きくして言う。

怒鳴り散らしたい気持ちを我慢しているせいか、言う雰囲気がなんだか気持ち悪い!!!

言われた少し年配の女性は、何かを取りにその場を離れた。

途端に25・6歳の女性は、言葉遣いを悪くし豹変した!!!

「もう!! いい加減にしろよ!!! あの女、つかえねぇ。死ねよ」

そんな事を言うのだ。

少し年配の女性に聞こえないはずはない!!!


だんだん、その女性は表情が暗くなりミスも連発する。
結局、この女性は1ヶ月もしないうちに辞められた。

新人は育たず、残ったスタッフに業務負担がのしかかる。


いったいいつまで、同じ事の繰り返しをすれば気が済むのだろう。

教えを受ける側の能力に個人差はある。
与えられた業務遂行水準を維持するために、教える側がなんとかしなければならないのはよく解る。

しかし、今までの事が結果として出ていないじゃないか!!

私は、そう思う。

しかし、言うのは簡単。
理想を言葉だけで伝えたとしても、人の評価は得られない。

まずは、結果を示そう。
それから、言動・行動の一致を心がけ評価を頂く。

相手を納得させる為には、納得させる程の結果が必要だと、私は思う。


余談だが25・6歳の女性先輩がシフト調整をしている為、私のシフトは現状維持だ。

今までのやり取りを考えれば、当然の結果。


私も、生き抜かなくてはならない。


次の職場へ、意欲を燃やす勢いだ。

その職場も、同じなのだろうなぁ。

そのときは、まずは工夫しようっと!!



楽心館長は、上杉鷹山公の言葉を引用することが多い。

「してみせて、いって聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」

また、こういうことも多い。

「人を利用しない 当てにしない 責めない 私をならせてください」

こういえるような身に近づくべく、努力なさっていると聞く。


自分も、そうありたいと思う。

(59)ブラックノート①“この先輩に、何とか一発喰らわせてやる!!”という爆発寸前の雰囲気だ。

2012年06月25日 13時47分02秒 | 心をきよめる
ブラックノート①

『ブラックノート』というのは、“自身の抑えきれない負の感情”をノートにぶつけ書き綴ったノート”を私が勝手に名付けたのだ。

とてもじゃない!!
人様に見せられない内容である。

改めて読み返してみると、呪い・恐怖を感じさせる文章や、“ぷっ”と今だから吹き出して笑ってしまう文章など、様々。


今回は、その事について綴りたい。


このノートを書くようになったのは、スポーツクラブで勤務していた頃の事だ。

当時クラブ研修で講習を終え、自分の理想とする指導者像を目指し、日々、専門知識の向上、生活態度や言葉使い、身なりなど私なりに努力していた。

しかし、未熟だからボロがでる。
注意もされるし、努力していた分、ショックも大きい。
“言われなくても、分かっているよ!!!”と自分と相手に対し、怒りが込み上げてくる。

更に、その怒りのまま会員と接してしまう為、その会員は
“何!? その態度!! 私、何かした?”と言わんばかりに、態度が急変する。
もう、この会員とは険悪のまま・・・。どうにもならない!!

私は、“このままでは、仕事にならない!!”と、危機感を感じ
“この『怒り』は、目の前にいる会員には関係がない!!”
“気持ちを切り替えろ!!”と、自身に言い聞かせ、改めるように心掛けた。


次に、上司や先輩方の言動・行動が目に付くようになる。

偉そうに言っている割には、行動が伴っていない先輩。
会員と一緒になって、悪口を大声で話しているもう一人の先輩。
何を指示したいのか、説明がまとまらない上司。

何もかもが、気に入らない・・・。

何で!?
どうして、そうなるの??

目の前で平気な顔をして振舞う姿をみると、『怒り』を通り越して『恨み・呪い』の感情が激しく込み上げてくる。
(これも今思えば、自己嫌悪だ・・・。)


その感情は日々、大きく膨らみ続ける。
抑えるのも限界がある。

もう、我慢が出来ない!!

“この先輩に、何とか一発喰らわせてやる!!”という爆発寸前の雰囲気だ。

そんな私を観た、ある先輩が、
『まぁ、待て。気持ちは解る。でも、あいつは言っても直らないと思うよ? 』
『余計、エスカレートすると思う。』

『だから、ここは我慢しよう! あいつは、そのうち相手にされなくなるから。見ていてごらん。』

『どうしても我慢できないなら、その気持ちを文字にしてみて?』
『気持ちがスッキリするし、自分を冷静に分析できるよ。』
と、アドバイスを頂いた。

慕っていた先輩なので、素直にノートへ気持ちをぶつけ書いてみる。

そしたら、先輩の言う通り気持ちがスッキリした!!


しかし、この時の文章を読み返すと、書いている私でさえ恐怖を感じる!!

怖~い!!


それからというもの、会員・上司・先輩・同僚・後輩との問題が発生した時、負の感情の捌け口としてノートに書き綴った。

そのノートが、今ではこのブログ原稿の下書きになろうとは思いもよらない・・・。


ちなみに、『そのうち、誰も相手にされなくなる』と言われた先輩は、上司と問題を起こして辞められた。
自主退職としていたが、事実上のクビだ。


今だから思える事。
人それぞれ価値観があり、何を大切にしているかで態度・言動・行動が異なる。

気に入らなかった上司や先輩方の行動・言動にも、何か理由があったはずなのに・・・。

やはり、気付けなかったのは自分の事で精一杯で未熟者だからだ。

(44)自己嫌悪② まずは、与えられた事をしっかり果たす。

2012年05月08日 00時06分21秒 | 心をきよめる
自己嫌悪②
 
今、働かせていただいている某寿司チェーン店では、労働契約を半年に1回更新をする。

今回は、その時の事を書き記そうと思う。

私は、たびたびトラブルを起こした事について後悔は無いが、やり過ぎた感はある・・・。

果たして、更新なるか?

契約の時になり、店長が話を進める。
切り付け場の仕込み具合の改善点や勤務日数・部署の移動について話し合った。

店長は、更新する気だ!


最後に、何か質問はないかと尋ねられたので25・6歳の女性先輩について話してみた。

私  「○○さんが厨房で話し出すと、たちまち私が場の空気を悪くさせていますが、改めませんから!!」
「最近は無くなりましたが、○○さんはいろんなスタッフに、ゴチャゴチャ注意を言っていましたよねぇ?」
「前に比べてスタッフの仕事へのモチベーションはどうなのですか?」

店長 「違うね・・・。」

私  「じゃぁ、どうして出過ぎた行動を誰も止めないのですか?」
「そんなに、ゴチャゴチャ五月蝿く言うのであればお前がやってみせろ!!って事です。」

店長 「・・・。」

丁度、時間となり次の方を呼んで帰った。


私は、誰しも『気持ちよく働きたい!!』って願うと思う。
その為に、間違っている所は直す意思は必ずある!!

でも、間違っている所だけをゴチャゴチャ責められればモチベーションも下がるはずだ。

同じ間違いを繰り返すのは、本人に責任があるかもしれないが教えた人にも責任があると思う。

言い方・態度・説明の要点・タイミングなど、重要ではないだろうか?


こんなにも、この女性先輩を嫌悪するのはなぜだろう・・・?
私なりに、考えてみた。


『自己嫌悪』だ!!
『自分の嫌な部分を見せ付けられているようで嫌だ。』と、

無意識に感じたのだ。



じゃぁ、これからどうする?
自身に問いかける。

「人の振り見て我が振り直せ」

まずは、与えられた事をしっかり果たす。

それから、人に教える立場になったら今回の事を思い返し、振舞おう。

再度、そう強く思った。

(43)自己嫌悪① 「なんなんだ!! お前は!!」と、怒鳴ってしまった・・・。

2012年05月03日 00時41分44秒 | 心をきよめる
自己嫌悪①
 
某寿司チェーン店で、働かせて頂いて1年になろうとしている。

厨房のコミュケーションについて、今まで私がトラブルを起こした女性先輩は全員で3名。

どの方も、中年の主婦である。
さすが、人生経験が豊富で子育てを経てきているだけあって、今では私との距離を絶妙に保っている。

別の言い方をすれば、『触らぬ神に祟りなし』
なるべく関わらない様に、私を避けているようだ!


さて、今回は25・6歳位の女性先輩についてだ。
この女性先輩の第一印象は、
“ゴチャゴチャ、五月蝿い!!”と“私に、似ている様な・・・!?”だ。


ある日の朝、厨房の立ち上げでの出来事。

いつも通り切付け場の仕込みを行っていると、その女性先輩と高校生ぐらいの男の子が厨房に入って来た。

女性先輩が男の子に何やら説明をしている。
作業をしながら、その説明に耳を傾けてみると、言い方が乱暴で説明が細かい!!
この男の子を、軽んじているように聞こえる。
 
まず、この男の子は何回も同じ作業を間違っている為、注意を受けているらしい。
男の子は「はい、はい。」と返事をしているが、納得が出来ていない様子だ。

聞いているこっちが、また「はぁ? 何言っているか理解できないんですけど!!」と言いたくなる程だが、よくこの男の子は我慢している・・・。

だんだん、この女性先輩もエスカレートしてきて
「何で、何回も説明しているのに出来ないの!?」と怒鳴り、責めるように言う始末。

私は、それに対し心の中で叫ぶ。
“あなたこそ、何で解らないの?”
“その、説明がヘタなんだよ!!”
“男の子に合った言い方や説明の仕方をしないと、何度も同じ間違いをするんだ!!”
“説明の仕方を工夫しなさいよ!!”

だんだん、私もイライラしてきた。

そこへ女性先輩が、私の仕込んだネタを取り出し文句を言い出してき為、それをきっかけに
「なんなんだ!! お前は!!」と、怒鳴ってしまった・・・。

怒鳴られた女性先輩は反撃をするかと思いきや、男の子を連れて何処かへ行ってしまった。

それから、たびたび、その女性先輩が厨房でしゃべりはじめると、私が苛立ち始め厨房の流れを悪くする事を繰り返す。


この女性先輩は勤続年数が長い為、経験値が高い。
その為、新人教育を必然的に任される様だが・・・。

その新人の大半が男子高校生や大学生だ。
休憩中の話題を女性先輩が率先して話題をふるのだが、その話題が『タバコ・パチンコ・酒・マンガ』などだ。

その様は、なぜか個人的に大嫌い。
普通の会話なのに、その女性先輩がしゃべると途端に不快な気持ちになり受け入れられない!
なぜだろう?


そんななか、たびたびトラブルを起こす私をよくこの店はクビにしないものだと不思議に思う。
よほど、人手が足りないのだろうか・・・?

いろいろな思惑があるにせよ、私にとっては都合が良い。
店から言われるまでは、全力で働かせて頂こうと思う。

(41)心の持ち様③ 額に命中。血がタラリ。

2012年04月19日 23時15分18秒 | 心をきよめる
心の持ち様③

研修を終え、本格的に厨房で働いた時の事だ。

料理長から、厨房での為すべき役回りを告げられる。
与えられた部署は、八寸。
さらに、追い回しの役目だ。

部署については予想を外れていたが、追い回しの作業は理解している。
あとは、実行するのみ。

さて調理師としての技術云々は、二の次。
追い回しの時期に行っているのは、ただの作業なのだ。
知識・経験・技術を磨くためには、出来るだけ早く自分の作業をこなし時間を作る事が重要だ。

そうする事で、先輩が行っている技術的な食材の扱い方を見たり・聞いたり、手伝いをさせて頂く事が出来る。
こうした事を、繰り返して磨いていくのだ。

以上の事を理解し、為すべき役回り作業を行う。

が、どうにもこうにも思う様に作業が進まない。
厨房での流れに追いつく事が出来ない!!
行動で示すことが、むずかしい。

原因は、八寸場の仕込みやオーダーの提供ミス。
さらに、賄いを作るのに手間取っているからだ。

作業の一つ一つにスピード(判断力)が遅く、やり直しが一回・二回。
その分、時間が掛かっている。
致命的だった事は、段取りの組み立てが悪い事だ。

その結果『何やっている!!』と、料理長に怒鳴られラップが飛んで
きた。
私は反射的にヒョィッとかわすが、まさか2本目までくるとは思わない。
額に命中。血がタラリ。

そんな事が毎日続くと、悔しくて自身が情けない・・・。

“くっそー!!”
“早く、技術を磨きたいのに!!”
“私は、こんなんじゃない!!もっと、出来るはずなのに!!”
気が焦るばかりだ。


ある日、料理長が作業をしている私の隣へ来た。
『なぁ、マメ子。今、つらいだろう?情けないだろう?』
『辞めるなよ。今、辞めても意味がないだろう?』

『諦めるな!! 明けない夜は無い!! 必ず日は昇る!!』

『それまでは、耐えろ!!踏ん張れ!!』
『耐えている間は、力をつけろ!!努力しろ!!』

『そして、笑え』
『笑って、この状況を楽しめばいい!!』
『周りに、どんな事を言われても気にするな!』
『いつか必ず、そいつを見返せばいい!!』

『だから、この状況に負けるな!!』
『頑張れ!!』

本当は、もっと違う意味で表現をしたかったと思われる。

だけど、当時の私にあわせて仰って下さったようだ。

これをきっかけに、徐々にだけど厨房の流れに追いつくようになる。

最終的には、煮方以外の部署を経験させて頂くが本当に重要な技術的な部分は、残念な事に隠し通されてしまった・・・。


この厨房で学ばせて頂いたのは、仕事の段取り(組み立て方)。
そして、「意思を持ち続ける」事だ。


楽心館代表理事 石川先生は常に仰せです。

上杉 鷹山
なせば成る 為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の 為さぬなりけり

(40)心の持ち様② 私自身の発想が奇抜なのと意思が強過ぎる事が基となり、・・

2012年04月17日 01時14分45秒 | 心をきよめる
心の持ち様②

当時、女性調理師が日本料理店へ就職できる可能性は、極めて少ない状況だった。

私も何件かお店へお伺いするが、最終的には『女性だから・・・。』と断られる。

そんな中、「捨てる神あれば、拾う神あり」日本料理店へ就職の糸口を掴む事が出来た。
ただし条件があり、まずバイトとして働いてその様子を見てから判断するとの事。
後から知った事だが、校長が料理長へ口添えをして下さったらしい。

それからは学校が終わると、その足で日本料理店へ向かう日々が始まる。


バイトでの私の役割は先付け・小鉢・酢の物・サラダなど、すでに調理済みの物を皿に盛り付ける作業だ。

その合間に、先輩方の行動を見て憶える。
一番注意して見ていたのは、焼き場兼追回し(一番下っ端の雑用係)の先輩の行動だ。
焼き場の仕込みや賄の仕方、食材の置き場所と時間の使い方など。

“もし就職出来たら、この先輩がしている作業が私にまわってくるはず・・・。”
“今のうちに、覚えとこう!”
“自分の為に!!”
そんな事を思い、自分の作業に余裕があって手があいた時には、その先輩の手伝いをさせて頂く。

その甲斐があってか、学校を卒業する頃には内定を頂き入社する事が出来た。


ここで余談。
入社してから研修期間中に意思が強すぎて、行動がやり過ぎてしまった事がある。

これまで、『女性だから・・・。』って言われ続け、悔しい思いをしていた。
そのため、私のやる気を表現するにはどうしたら良いか・・・。
考えた挙句に、出した結論は、
髪型を坊主(ベリーショート)にする事だった。

自分自身、良い方法だと意気揚々と行動に移すが周りの方々のリアクションが何故かおかしい。

美容室にて肩下まであった髪を切って頂くが、担当の方に絶句させてしまう事態に!!

さらに、研修から帰った調理場では料理長を始め先輩方に笑いながら非難される。
『何やっているんだよぅ。』
『女の子が入るって楽しみにしていたのに!!』
『これじゃぁ、男だよっ!!』

その時の私は、言われている意味が全く解らない。

“どうして?私のやる気を表現しただけなのになぁ・・・。”
自分が想像していた周りの方々のリアクションが、あまりにも違いすぎて大笑いしながらそう思った。

“でも、まぁ、いっか”と、開き直る。

今、振り返れば周りの方々のリアクションがおかしいのではなく、私自身の発想が奇抜なのと意思が強過ぎる事が基となり、周囲を困らせてしまったのだ。


これらが当てはまると思う、石川先生のブログ記事を見つける。

カテゴリー『一点素心を磨く』、タイトル「道とは」。

道とは

昔の中国では、
「天命これ性といい、性に従う。これ道という」
人それぞれに、天に与えられた本性・特性がある。
男であれば、男性。
女であれば、女性。
それに従って、為すべき事を為せ。

日本では、
「ひ(霊)、と(留まる)」
「ひ」とは、火・日・霊のこと。
「と」とは、留まる・止まる。
天から「ひ」が降りてきて、肉体に「と」まって「ひと(人)」となる。
男であれば、「ひこ」(彦)。
女であれば、「ひめ」(姫)。
与えられた「ひ」に従って、為すべき事を為せ。

楽心館では、
「氣と丹田」

天地人に氣が通って、それが貫いて柔らかく受け留める場所が丹田。
あるがままに
天地人 半身の一致 真っ直ぐに 入り身転換 体の変更


以上の事を踏まえ、我が身を振り返る・・・。


今では、おだんごに結べる位まで髪がある。
身なりについても、周囲の方々へ不快な気持ちにならない程度に気を使っているつもりだ。

これも、女子力に繋がるかな!?


次は、今でも心に残る料理長からの言葉を綴りたい。

(38)心の持ち様① 辛い経験が在るからこそ、良くも悪くも今の私が存在する。

2012年04月03日 00時01分16秒 | 心をきよめる
心の持ち様①

楽心館代表理事 石川先生は常に仰せです。

上杉 鷹山
なせば成る 為さねば成らぬ何事も
成さぬは 人の為さぬなりけり

この事を私なりに調べてまとめてみた。

人が何かを成し遂げようという意思を持って行動すれば、何事も達成に向かうのである。
ただ待っていて、何も行動を起こさなければ良い結果には結びつかない。
結果が得られないのは、人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ。


以上の事をふまえ、これから私自身が未来へ踏み出す為にも過去を振り返り整理したい。

まずは、社会人として初めて働かせて頂いた日本料理店での事。
今でも、強烈に憶えている。

まず、厨房では、各部署がある。
そこに、経験年数に関係なく知識・経験・技術が優れている人物から、料理提供における重要度の高い部署に配置され一番手・二番手・三番手・・・と格付けされる。

1.煮方・・・・・・・一番手
2.お造り場・・・二番手
3.揚場・・・・・・・三番手
4.焼き場・・・・・四番手
5.八寸・・・・・・・五番手
6.盛り付け場・バイト・パート

とは言っても、経験年数が多いほど知識・経験・技術が磨かれる傾向にあり、年功序列になるのは仕方がない。
が、極たまに下剋上の様にのぼりつめていく方もいる。


働く前、私が持っていた日本料理界のイメージは
『男の世界・体力勝負・きびしい』だ。

それでも、その環境に身を置きたいと強く思った。
「苦労は、若いうちに金を払ってでもしろ」なんて事を、耳にしたことがある。
将来、その経験が役に立つかもしれないからだ!!

そんな事を思い、回りの方々へ意思を伝える。
賛成してくれるものだと思っていたが、意外な言葉が返ってきた。

『女の子なのだから、きびしい日本料理じゃなくても・・・。』
『学校給食みたいな所でも良いのでは?』

それに対し、私は
『女だから、なんなの?』
『やってみないと分からないでしょう!?』

今も昔も変わらない、強情な性格は親をも困らせていたようだ。

実際、足を踏み入れると想像以上につらい・・・。
一番つらいのは、要求された事が出来なかった時だ。
自身の未熟さに、悔しくて、情けなくて、何度も泣いた。

その時の事は次回に綴るとして、これだけは書き記したい。
数年であってもこの経験が在るからこそ、良くも悪くも今の私が存在する。
とても貴重な経験をさせて頂いた事に、感謝したい。

(22)心のブレーキ③ “あ゛―ぁ、聞こえない!!”“チッ”(舌打ち)

2011年12月08日 08時42分58秒 | 心をきよめる
心のブレーキ③

私なりに、厨房でのトラブル原因を考えてみた。

それは店全体の流れが滞ると、たちまち場の空気が重くなりイライラする。
これは、私だけでなく店長を初めスタッフ全員にあてはまる事だと思う。

店全体の流れとは、特に、厨房の各部署。
・切り付け場の仕込み状況。
・盛り付け場や揚げ場・蒸し場の提供状況
・スタッフ同士の声かけ(コミュニケーション)状況。
以上の流れがスムーズであるようにと全員願っているはず。

それが、何かのきっかけでだんだん空気が重くなり悪循環を引き起こす。

それに、まんまと引っかかってしまう私。

就業時、スタッフは厨房の何処か清掃してから帰ることになっている。
その日は、いつもより入店人数が多く厨房はやや空気が重い。

就業時の清掃を女性先輩の指示を受け一緒に行うが、その指示の言い方が乱暴でムッとする。
厨房の空気が重いのと重なり作業も雑になる。

そこへ、別の女性先輩が“ここのゴミ箱がない!!”と叫ぶ。
ゴミを回収していたのは私だ。
私のミスなのは解っていたがイライラしていた為、このきっかけで私の中の何かが爆発した

ふらっと、その叫んだ女性先輩のほうへ向き、怒鳴る。

“あ゛―ぁ、聞こえない!!”“チッ”(舌打ち)

我ながら、ひどい・・・。

ゴミ箱を見つけ元の場所へ戻すが、怒りが抑えきれずに叫んだ女性先輩へ

“お待たせしました。ゴミ箱ですよ。”

と横柄な態度をとって、その場を離れる。

この事を稽古の時、世間話程度に石川先生へ話すと、面白がってくださった。
さらに

”少しづつ、直していけばいいでしょ?”

と、優しく微笑む。
正直、“ほっ” とした。

この先また同じ状況の時、私は別の対応が出来るのだろうか。
出来るようになるまで、どれくらいかかるのだろう。

これも、気持ち次第なのかな?

(21)心のブレーキ② “誰かぁー、私を止めてぇー!!”って。

2011年12月06日 08時02分10秒 | 心をきよめる
心のブレーキ②

厨房での出来事は、人の数だけ様々トラブルが起きる。

料理人の世界は、独特だ。

日本料理店で働いていたときは当たり前だと思っていた事だが、指導者として働いた経験を経て某寿司チェーン店の厨房に入ると違う視点からみることができる。

それは、
“教え方がヘタクソ!!”

私に説明してくださるこの女性先輩は、説明自体が理解できないし、言い方が雑過ぎる。
これだと、仕事にならない!!
だんだん、腹が立ってきてイライラする。

それを感じた女性先輩は、態度が横柄になってくる。

それにまた私が反応して
“はぁ? 何説明してる分からないんですけど!!”
と、睨み付け声を張り上げる。

オープン前の店内に、私の声が響く。
店内は、騒然になりスタッフが集まる。

私にとっては、周りにどう思われようと関係ない。
仕事にならないこの状況をどうにかしたいだけ。


女性先輩は、周りの目が気になったのか態度を変える。
それに、まだ気が収まらない私は“ふん!!”と思いながら女性先輩の説明を聞く。

こんな私だけど、少しは良心が残っている。
声を張り上げた事は後悔していないが、やり過ぎた感はある。

“あぁーー、また やってしまった・・・!!”
“誰かぁー、私を止めてぇー!!”って。


まだ、この女性先輩の他に別の女性先輩とのトラブルがある。

それは、次の心のブレーキ③にて。

(20)心のブレーキ① “もーぅ!! くやしい!! 次回は、乗り切ってみせる!!”

2011年12月04日 23時28分07秒 | 心をきよめる
心のブレーキ①

私は、スポーツインストラクターとして働く以前に、調理師として数年日本料理店での働いていた経験がある。

そこでの経験は数年であっても私にとって、とても価値のある日々だった。
私の性格を、半分は作り上げたと言ってもいい。

今日の話は、その経験の一つが、蘇った出来事だ。

某寿司チェーン店の厨房で働く事に決まった。
そこの店長は、私の調理師経験に興味を持ったらしく、
“丁度、切り付け場の人手が足りないからやってみないか”との事。

経験上、何処の厨房でも、切り付け場は花形とされている所が多い。

そこへ、新人の私が急に入ったら回りの先輩方からの当たりが強くなるのは当然。
しかも、私は仕事に慣れるまでは要領が悪くドンくさい。時間がかかる傾向にある。

それを店長に伝えると、“まぁ、みんな最初はそうだから”と多少は目をつむってくれるらしい。

“そうか。これも仕事だからやるしかないな”って腹をくくった。

実際、切り付け場に入るとそこは調理師時代に経験した事を思い出す光景だった。
盛り付け場にいるスタッフに○○がない!○○もない!!と叫ばれる。

その時、よく料理長に
“お客様を待たせるな!!売り上げに影響するだろう!!”
“待たせない為には、段取りをどうしたらいいか考えろ!!”

って怒鳴られていた事を思い出す。

商品を提供するためには、まず物(切り付けた食材)がなければ成り立たない。
だから切り付け場はより高い技術とスピード・段取りの要領のよさが要求される。
一つ間違うと、追われるハメになる・・・。

当然、私は追われた・・・。
“もーぅ!! くやしい!! 次回は、乗り切ってみせる!!”
と、心の中で叫ぶ。

調理師時代でもそうだったが、忙しい時に追われずに乗り切った時には
“ヨシッ! 乗り切ったぞ!!”
って、自己満足に浸る。
その時の爽快感は、なんとも言葉にならない喜びだ。

厨房での出来事は、まだまだある。
引き続き、書いていきたい。

(16)勇気と素直 “もしかして、この男性は具合が悪いのかな。それとも、死んでいるかも!!”

2011年11月14日 08時21分54秒 | 心をきよめる
勇気と素直

今から、3・4年前の事。

当時、私は松戸で住み働いていた。
週末、仕事が早く終わる為 千葉へ研修を兼ねて身内の家へ帰っていた。

その、電車移動中の出来事だ。

松戸駅から電車に乗ると、出入り口付近の端に寝ている中年男性が座っている。
その隣が空いていたので近づく。

よく、その中年男性を見るとガッチリした体形に、何か棒状のような物を包んでいる紫色の布を近くに置いていた。

心の声“ぐっすり寝ているなぁ。”と思いながら横に座る。

一つ駅・二つ駅と進むにつれて、私は隣の男性が気になりだす。

横目でチラチラ様子を伺うと、顔が白く青ざめていた。
さらに、不思議なくらい自然に電車の揺れと同じ動きだ。

あまりにも自然すぎたので、
心の声“もしかして、この男性は具合が悪いのかな。それとも、死んでいるかも!!”と不安になった。

“でも、ただ寝ているだけかも・・・。”

迷った結果、この男性が目覚めれば死んでいない事になるから、とにかく行動をとる。

とった手段が、ごくさりげなく肘で突く事だった。
突きながら

心の声“起きて!!起きて!!体調が悪いの?それとも死んでいるの?”
“どうしよう最悪な場合、この事を知らせないと・・・。”
“まず、この中にお医者さんの有無を確認してから車掌さんを呼んできてもらって・・・。”
“それから、それから・・・。”と最悪な場面を想定して、あれこれ考えながら隣の男性を肘で突いていた。

今思えば、簡単な事。
その男性の体を軽く叩き

『大丈夫ですか?』と声を掛ければ済む事なのに・・・。
その頃の私は、それが出来なかった。

私に肘で突かれたこの男性は、どう思っただろう・・・。

結局、この男性は終点駅で目覚めた。
心の声 “よかった”と安心した反面、バツが悪くて私は何も言わずに足早に電車を降りた。
なんだか自分は、無駄なアクセルとブレーキばかりで運転している自動車みたいだ。

稽古では、

「事を錬るは、事を省くの簡なるにしかず」

と、教えていただいている。

足し算で何かを加えるのではなく、引き算で無駄を省け。
ということだ。

無駄と余計に満ちている自分の無学に、気づけ。その場面・その場面、もっとも無駄の無いあり方に達したところに、美もあれば武もある、

初心忘れるべからず

と言うも

学んで己の無学を知る

と言うも全て同じ技芸の境地。毎回の稽古で受ける教えである。

あー!道は遠いなー?

(15)期待と裏切り③ 道という言葉に象徴されるように、目的地に至る道程、手段にすぎません

2011年11月10日 22時23分36秒 | 心をきよめる
期待と裏切り③

私から石川先生へのメール。

(引用開始)
「年下の男性先輩の件ですが、私なりに接し方を工夫しようと思います。

パターンとしては一度、距離を置いて少しずつ会話をしながら距離を縮めていく方法です。

その時、私の性格からして注意をしたいのが年下だからといって先輩の自尊心を傷つけないようにする事です。

また、私もまだまだ未熟者で苦手な方や嫌な事が起こると態度が一変してしまう傾向があります。

そんな時、男性先輩同様に注意をして頂けたらと思います。

なにとぞ、ご指導のほどお願いします。」
(引用終り)

以上の事のやりとりをした。


どうして、こんなにも腹が立つのだろう・・・。
人は期待以上の事があると、感動や尊敬をする。
しかし期待以下となると、裏切りや幻滅といった感情となるらしい。

(私の悪い癖で、過度に期待する傾向にある。)

実際、お弟子さんにお会いしてその期待以下だった為“裏切られた”と無意識に思ってしまったらしい。
その為、腹を立ててしまったのだと理解する。

過度な期待は、良くない。
反省・・・。

そう思っているところへ、石川先生から返事のメールが来た。

(引用開始)
「誰でも人様に愛されたい、尽くされたいという願望があります。
そのレベル以上の対応を受けると、少し得したような気持ちになります。
そのレベル以下の対応を受けると、少し物足りない気持ちになります。

そのくらいのことに済ませておけば、良いのではないでしょうか。

ところが貴方は、「期待と裏切り」にしてしまいます。
ご自分でも気づいていると思いますが、過度というか過激なのです。

満たされないものを内に抱えている、それを動機として、武道なり宗教なり、人との出会いを求める。
動機としては良いのです。
だからといって、すぐ満たされるものではありません。

道という言葉に象徴されるように、目的地に至る道程、手段にすぎません。
しかし
今、手段に出会えただけでも、幸せではないですか。

完全に満たされる幸せが、どんなに大きなものかは知りません。
もう少し先に、取って置きましょう。

育むことで、やんわり、解決してゆくでしょう。」
(引用終り)


(14)期待と裏切り② 年上女性との接し方に戸惑いがあるので寛容に

2011年11月06日 21時34分37秒 | 心をきよめる
期待と裏切り②

石川先生より返信。

(引用開始)
真撃なメールをお送りくださり、ありがとうございます。

彼は態度がでかいので、Iさんの仰せのことはごもっともと思います。
私も様子を見ていますので、これまで通りおいで下さい。

私のブログも、よく読んでいただいているそうで嬉しいです。
これからも困ったことは、ご相談ください。

宜しくお願いします。
(引用終り)
と、


さらに後日に石川先生よりメールが送られてくる。

(引用開始)
Iさんが仰るある男性先輩は、貴方より年下です。
年上の女性との接し方に戸惑いがあるのは事実なので、一部分はご寛容にみて下さいね。

私としては、その男性先輩の横柄な態度があれば注意するつもりです。
(引用終り)

石川先生より送られて来たメールを読み、さらに返信。
内容は、期待と裏切り③にて。