ビリの寝言

テレグノシス大好き夫婦とビリとの想い出の中でのグータラ生活、
そして一口出資馬への応援をマイペースで書こうかな、と。

ハーコット 引退決定!

2015-05-11 | 一口出資馬(現役)
今朝はゆったりと新潟を出て、磐越道から東北道に回って帰ってきました。途中で湯葉料理と、お約束
の「鬼平」の水羊羹が欲しくなり宇都宮から日光へ寄り道しました。行った甲斐があり、湯葉料理に
満足し水羊羹も無事にゲット出来ました。

で、帰宅後ハーコットの引退コメントを読まされる羽目に、、、
どうせ引退させるならもっと素直に発表すればいいものを、と沸々と怒りがこみあげてしまいました。
まったく適距離でない緑風Sを走らせてダメ押しの凡走をさせるべきではないでしょう。
最近の走りを見る限りある程度の覚悟はあったし、2歳馬の入厩が始まっているので引退させると
言ってくれた方が渋々でも納得せざるを得ないでしょう。ダメ押しをするのはあまりに姑息だと
思います。

ハーコットの引退で私の馬はサンカルロの引退から半年で4頭、ちょっときついですね。
ユールシンギング、ロサギガンティア、クリーミーボイス、それに今年デビューの2歳馬2頭しか
いなくなりました。当然2歳馬への期待は高まります。クリーミーボイスには是が非でも勝ち上がって
貰わないと。



ハーコット(6歳牡)(鹿戸雄一厩舎)
「5月9日(土)東京・緑風S(芝2400m・ハンデ53kg)に村田騎手で出走、馬体重は前走から8kg減の466kg
 でした。スタートを決めてスッと前につけ、6番手あたりで1コーナー、2コーナーと回っていきまし
 た。向こう正面で外から動いてきた馬がいましたが、本馬は動かず3コーナーへと向かっていきまし
 た。勝負どころで位置をキープできず、直線に入ったところでは後方集団に下がってしまい、その
 あとも見せ場を作れず2.2秒差の15着に敗れています。
 レース後、村田騎手は「軽ハンデでしたが誤魔化すことができませんでした。ワンペースというのも
 ありますが、それよりも今日は最後まで走る気持ちを持続できていなかったです」と、また鹿戸調教
 師は「1600万下クラスに上がってから厳しいですね」と話していました。」

                     (美浦TC)
                     (5月09日クラブHPより)

「前走後はいつものレース後のようにゴトゴトした歩様ですが、脚元は異常ない模様です。本馬は4歳
 11月に4勝目を挙げて1600万下クラスに昇級しましたが、それからは芝とダート、距離も1400m~
 2400mまでさまざまなカテゴリーで11戦しましたが、5着が1回ある以外はすべて着外で苦戦が続いて
 います。ダートの強豪たち相手では歯が立たず、6歳となった今年は再び芝レースに戻して4戦しま
 した。しかしながら、マイル戦だと最近はズブくなってしまいついていくことができず、前走の2400
 m戦では最後まで走る気持ちを持続できずに、ただ廻ってきただけで終ってしまった感じです。
 管理する鹿戸調教師は「いろいろ条件を試してきましたが、ワンパンチ足りなくて、これから先も
 厳しいと思います」とプロの視点からみた指摘がありました。元々歩様の硬い馬ですが、最近は
 年齢的なものか右トモの踏み込みが弱くなることも指摘されており、闘争心の欠如もうかがえること
 から、今後も苦戦は免れないところです。こうした状況を総合的に考えると、このままでは維持費出
 資金等の会員様のご負担ばかりが大きくなってしまうことから、鹿戸調教師とも協議の結果、前走を
 最後に本馬の引退を決定いたしました。会員の皆様には諸事情をご理解いただき、なにとぞご了承
 賜りますようお願い申しあげます。今回の引退に関しての詳細につきましては、書面にてご案内いた
 します。
 なお、本馬は引退後に地方競馬への売却を予定しており、5月14日(木)に実施される「サラブレッ
 ドオークション」にて地方売却を行うこととなりました。この「サラブレッドオークション」に関し
 ての詳細も、今回の書面に同封させていただきます。」

                     (美浦TC)
                     (5月11日クラブHPより)

   5月9日のコメントで引退への前振り、当然の如く今日の引退発表。
   現状では引退そのものは仕方ないと考えます。しかし、ハーコットがこうなった一端の責任は
   鹿戸調教師の定見のない管理にもあるのでは? 確かにいろいろ試したといえば聞こえはいい
   けれど、私たち素人が考えてもどうなの?としか思えないレース選択を繰り返してきたし、
   その挙句に適距離ではないと言い切った2400mを再度走らせたのは馬房の都合で追い出すため
   だったとしか思えません。力が無くなった馬が引退するのは道理でしょうが、馬に走る気を無く
   させた責任も片一方にはあるのではないでしょうか。
   いろいろ考えると、栗東所属の馬の方が数段恵まれた環境にあるように思えてきました。
   現状のままでは西高東低の神話が崩れる要素は見当たりません。
   とにかく関東の厩舎には愛想が尽きそうで、信頼できる厩舎が私にとっては減り続けています。
   今までは出走時に応援しやすいからという単純な理由で関東馬という選択でしたが、今年の募集
   からは考えを変える必要があるかもしれません。もし関東馬にするなら、必要なのは馬の高い
   能力だけでしょうね。誰が管理しても勝てるだけの素質を秘めている馬、その見極めは誰にも
   出来ないでしょうが、もし運良く選べたとしてもそれを潰してしまうのにも美浦は栗東よりも
   長けているような気が・・・
   



ユールシンギング(5歳・牡)(勢司和浩厩舎)
「5月10日(日)新潟・新潟大賞典(G3・芝2000m・ハンデ57kg)に吉田隼人騎手で出走、馬体重は前走
 から8kg増の536kgでした。スタートダッシュがつかず後ろから2頭となり、そのあとは促しつつ追走
 しました。勝負どころでの手応えは悪くなく、隊列の一番後ろの列で直線へ。馬場の真ん中から外に
 馬が密集しての追い比べで、大外には出せず馬群の中からいい伸びを繰り出しました。他の馬の上り
 も速かったためジリジリとしか詰まりませんでしたが、久しぶりにユールシンギングらしい走りを
 見せてくれました。勝ち馬から0.5秒差の8着に敗れています。
 レース後、吉田隼人騎手は「昨年ほどの手応えがなかったので促していきました。手前を替えた時の
 トモの感じは気になりましたが、事前に聞いていましたので遠慮せず追いました。やはり広くて直線
 の長いコースが合っていますね」と、また勢司調教師は「レース当日の気持ちの入り方が緩やかに
 なってきていますので、調教の段階で負荷をかけて臨みました。一定の効果はあったと思いますが、 もっと戦闘モードに近づけたいですね。これで心身ともに一段階あげることができたはずで、次は
 チークピーシーズかブリンカーでさらに底上げをしたいと思います。何も問題がなければ6月14日
 (日)東京・エプソムカップ(G3・芝1800m)を目標にしましょう」と話していました。」

                     (美浦TC)
                     (5月10日クラブHPより)

   人気は仕方ないものでしたが、久し振りにユールシンギングが競馬をしてくれました。
   スタートで後手を踏まずに、直線に入ってから前に壁が出来ずにすんなり外に出せたら
   もっと上位での入線があったものと思います。復活の兆しを見た思いで、8着にも落胆は
   ありませんでした。コメントにも調教の段階で負荷をかけて臨み一定の効果があった、と
   ありますが、その通りで勢司調教師が大事にし過ぎだったのだと思います。大事にするのは
   嬉しいですが、大事にするあまり過保護だったのだと思いますよ。エプソムカップでは
   厳しく鍛えたユールシンギングのレースを見せてほしいです。脚元にだけは注意を払って
   ほしいですが。
   「もっと戦闘モードに近づけたい」というコメントも勢司調教師が今後何をすべきかを考えた
   うえでのものと思え好感が持てます。その言葉に期待します。