旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

秋も見どころ一杯~花の拠点はなふる

2024年09月14日 11時03分38秒 | 北海道ガーデン巡り

9月10日(火)

帰宅日、この日は二つのガーデンを巡るので、朝8時からガーデン巡り
といっても、一つ目はホテルの前にあるんですけどね

昨夕、夕陽に輝いていたホテルの前庭はグラスと宿根草のナチュラリスティックなガーデンです。

タリクトラムが沢山咲いていました。

背の低いアスターとサクシサもグラスに紛れて咲いていましたよ。


芝生エリアの一角にカラフルな一年草花壇が作られていました。
明るい花色のクレオメやジニア、銅葉、銀葉など組み合わせが、見事に季節の華やかさを演出しています。
正面の建物は今回泊まったフェアフィールドバイマリオット恵庭

「はなふる」には北海道の有名ガーデンのガーデナーたちが作った七つのエリアがあります。
「モリノミチ」から歩きます
ガウラが迎えてくれました。

樹木とグラスと下草と宿根草で構成されているのかな。
歩きながら木々とグラスの足下にお宝発見
この一寸した光景を探すのも楽しい

林の中の開けた地は、林床然としています。
宿根草のシードヘッドが茶色く残って、秋らしいです。


続きで「虹色の鳥」へ
ノリウツギが赤く色付いているのが、羨ましすぎる

シードヘッドも綺麗に残っていました。

秋バラもチラホラ咲いて

そんな「虹色の鳥」エリアは動画で是非
「はなふる」のスケール感が伝わると思います。

 
 
 
 
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「えこりん村キッチンガーデン」ではアスパラが色付いていました。

大型の真っ赤なセロシアとケールは存在感がありますね。


ここで朝ごはんタイム
ガーデン内のスターバックスで頂きました。
前庭も綺麗に植えこまれていますし、道の駅に飾られたハンギングバスケットも可愛い
花と緑を眺めながらの朝食は贅沢


食後は「プレイグラウンド」へ
グラスの草紅葉が見事です

小川の辺では、アヤメの花が終わってシードヘッドになっていました。


下って上って「グラベルガーデン」へ
砂利敷きと思えない植物の育ち様と咲き様です

チカラシバがモコモコワサワサと揺れていました。

秋の宿根草のレイヤーが素敵です

個性的な花も可愛らしい花も、剣葉も、と盛りだくさんです。


「暮らしを恵む庭」は家庭のガーデンがコンセプト
レベル高すぎ

リグラリアを中心としたコーナーは、実家庭の参考になりそう。


最後は「大きなカステラが焼けるお庭」へ
赤い椅子のテーブル内のハーブ類がモリモリ育っています。

水色の椅子のテーブルでは、違うハーブが育っていました。
ハーブを千切りながら食事したいな。

ここの同色系グラデーションの宿根草エリアが好き
実は風がビュ~ンビュ~ンと強かったのですよ

 

朝食タイムを入れて1時間45分ほど歩きましたが、それでも足りないのよね。
七つの個性あるガーデンはどれもしっかりしたテーマのもと植栽され、その上管理が行き届き、本当に気持ちの良い時間が過ごせます
でも先を急ぐので、一度ホテルに戻って小休止して、タクシー(恵庭市内利用券2000円分付き)で次の目的地へ

最後のガーデンの秋を目に焼き付けるために


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一足先に秋を感じる~Fビレッジガーデン

2024年09月13日 13時06分13秒 | 北海道ガーデン巡り

9月9日(月)
いよいよ帰宅の道すがら、実家からバスと列車を乗り継いで北広島へ
北海道ボールパーク・F ビレッジに立ち寄りました。
私が道北のガーデン巡りを終えてから、一週間ほどしか経っていませんが、道央のFビレッジガーデンは秋の装いになっていました。
「ゲイトウェイガーデン」のグラスの穂がそう感じさせたのでしょうか。

でも14時を過ぎていたので、ガーデンを巡る前に腹ごしらえ
昼食の時間帯は混んでいて入れないけど、この時間は空いていた「トリュフベイカリー」のレストランで遅いランチ
エスコンフィールド北海道を眺めながら、エゾシカバーガーのスープカレーを頂きました。
エゾシカバーガーが美味しい
このベーカリーの名物の白トリュフの塩パンが売り切れだったのが残念でした。


英気をやしない、いざガーデン散策へ
「ゲイトウェイガーデン」ではオミナエシも風にゆさゆさ揺れていました。

エリアの骨格を作る宿根草たち
ヘレニウム、オミナエシ、アガスターシェ、グラスの穂
どれも一株が大きくて、存在感を放っています。
このグラスの名前は何かしら
初めから色褪せているのかな。

そんな植物の組み合わせが、他の植物のシードヘッドや緑葉とで、ワイルド感をかもしていますかね~
素敵な秋のレイヤーです。

このブッシュの中に小花たちあり
埋もれていますが、不思議と目に飛びこんで来るのよね~


ウドの花が咲いている池の周りを一回り

ススキとナガホノワレモコウかな
ここでも秋らしい風景に出会いました。

 

折角なので「クボタ・アグリフロント」へ
アプローチには背の低いヒマワリが列植されていました。
すでに花が終わり俯いていました。

途中には岩見沢農業高校の生徒さんが作ったポタジェガーデンがありました。
地元の高校とのコラボレーションとは、良い取り組みですね。

「クボタ・アグリフロント」の前庭でも、たくさん秋の花が咲いていました。

ランチの量が少し足りなかったので、「クボタ・カフェ」でデザートタイム
アップルパイ、美味しい
コーヒーの量が多くて嬉しい。

一寸まったりした後「ワンダー・ガーデン」へ
今回は上りです。
ヤローのシードヘッドとロシアンセージの組み合わせとか、

ラムズイヤーのシードヘッドとロシアンセージとか、

ネペタとエキナセアのシードヘッドとか、茶色とシルバーリーフの組み合わせが面白いです。

そんな大きな株の中に、バーベナボナリエンシスのボーダーがあったり、多肉植物や背の低いグラスなど植えられています。
セダムの花が綺麗に咲いていました。

今年はファイターズもクライマックスシリーズに参戦しますかね~

すっかり秋の雰囲気のFビィレッジガーデンでは、トンボが見送ってくれました。

オープンして二年目のFビィレッジガーデンは、まだまだ発展途上ではあるものの、宿根草が育ち、秋の風景を楽しめるようになったかな。
これからのガーデンの成長過程を見るのも楽しみです。
また来年来るからね~


北広島を後にして恵庭へ
今回は宿をフェアフィールドバイマリオット恵庭に取りました。
部屋にバスタブが無いのが残念ですが、目的に合った立地なので

夕刻の「はなふる」
一寸だけマジックアワーを楽しみました。


朝のガーデン散歩へ続く

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9月初旬のマイオロロンガーデン

2024年09月11日 11時56分06秒 | 帰省~オロロンガーデン

前半の道北ガーデン巡りを終えて、9月3日(火)の夕方実家に到着
薄暗くなっていましたが、雑草が気になって仕方なく、大型の雑草を中心に暗くなるまで除草しました。
翌日は植物の間に生えている雑草を抜いたり、シードヘッドを残さない宿根草を切り詰めたり~と体感気温28度の中、三回ぐらい着替えて、やり切りました
木曜日がゴミの日なので、間に合わせなくてはいけないから。

除草後の庭はすこぶる気持ちが良いです。
7月に植えておいたコキアが育っていたメイン花壇
こぼれ種から咲いたキンセンカと咲き続けていたリクニスとで、少し色がついています。

角っこにナツズイセンの花がら発見
今年は三本にふえたようだし、ちゃんと咲いていて良かったです。

エゾミソハギは満開になっていて、ホッとしました

5月に植えたガルトニアは咲き終わり、シードヘッドがついていました。
来年も咲いてくれると良いな。

宿根草花壇の花たちは、ほとんど終わり掛けとなっていました。

東側から見た様子。

東側エリアではアネモネ・フぺヘンシスが咲き始めていました。

八重咲きも一寸だけ

白いフロックスはちゃんと咲いたみたい

西側から見ると、ラムズイヤーのシードヘッドが目立ちます。

植え込みの中ではオオロベリアソウ(写真左上)が咲き終わり、ヤローとサルビア・ネモローサ・カラドンナは咲き続け、カリガネソウ(写真右下)が元気に育っていました。

心配なのは斑入りのホスタに緑葉が沢山出ていた事。
緑葉が優先になるのは残念だな~どうなるかしら。

こぼれ種から咲いたキンセンカは元気ですが、白&ピンクのリクニス・コロアリアがすっかり枯れて姿無し。
赤紫色の品種は元気だけど、白系は弱いのかしら

5月に作った寄せ植え花壇ではヒマワリやアスター等がモリモリ育っていました。

アサギリソウがここまで大きくなるのは涼しい土地ならではでしょうね。

リグラリアが満開に
ようやく花が咲いているところを見られて嬉しい

7月に植えこんだ宿根草も元気に育っていました。

バーベナ・ハスタータは背が低いけど沢山咲いていました。

八重咲きのキキョウは、花によっては一重もありましたが、八重咲きである事は間違いなしです。

7月に大株を引き抜いたピンク色のアネモネ・フぺヘンシスの残りがチラホラ咲いていました。

西側の塀沿いではアナベルが黄緑色になり、ノリウツギが色付き始めていましたが、

5月に植えた銅葉のアクタエア(サラシナショウマ)が、蕾をつけながらも枯れていました
同時期に隣に植えたクレマチスも枯れていました
塩害の無い所なのに枯れたのは何でかな。
土の問題かしら。

ノリウツギはどうしても姿が乱れます。
支柱せずに育てるには、どうやって剪定したら良いのでしょう。
試行錯誤が続きそう。

9月初旬に帰省するのは初めてかも。
花は少なくなったけど、シードヘッドが残っていたりして、この時期ならではの面白さがありました。
緑もりもりのアスターが咲くのは9月下旬でしょう。
その姿は見られないけど、写真だけでも弟夫婦に撮って置いてもらいましょうか。


7月に庭に仲間入りしたこの植物の行く末も、楽しみでなりません。
どうか根付きましょうに

帰宅する頃にはヒマワリが青空に映えていました


次の帰省は都合上10月半ばになるので、マイオロロンガーデンはすっかり枯れ色になっているだろうな~
それ故、この時期に一度帰省したわけで、いつもと違う風景がみられて良かったです
ゆっくりできなかったけど、毎日晴れて気持ちの良い風が吹いて、北海道は8月より9月が過ごしやすくなったかも~なんて感じた帰省でした。

次回は北海道ガーデン巡り後半戦

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歴史的建造物でランチして北彩都ガーデンでバスを待つ

2024年09月09日 18時53分00秒 | 北海道ガーデン巡り

9月3日(火)
旅行前、旭川市に歴史的建造物はないものかと調べていたら、重要有形文化財の建物があると知りました。
「旧岡田邸」は「北の誉」という酒造のオーナー宅として昭和8年に建てられ、そのお宅が動態保存されていて、現在は「おかだ 紅雪庭」というお蕎麦と料理のお店になっているよう。
これは一度訪れてみないと

裏玄関から拝見
洋風建築のようです。

窓の面格子はレトロな雰囲気

正面玄関の前庭にモミジが沢山植えられていて「紅葉館」と呼ばれていたそうです。

なので「おかだ 紅雪庭」なのかしら。
雪国らしい名前です。

玄関扉は木製でステンドグラスがはめ込まれています。

室内側から見ると、光が透けて綺麗
ガラスの中に楕円形のステンドグラスが埋め込まれていて、建築当時はさぞ贅沢だったことでしょう。

建具も凝っています。

明かり取りの格子窓の意匠が素晴らしくてビックリ
右側は投網で、小さな船も。

二階の広間の窓には富士山も

当時のままの照明は、どれも工芸品のようで、欄間も凝っています。

二階の階段上から踊り場を眺めると、照明やはめ込み窓などカッコ良いですし、階段が重厚で重々しいです。

旭川市は戦前は「軍都」で、酒造メーカーは軍に重用され相当儲かったそうで、その財で飛行機を二機、軍に寄贈したのだそうです。
建物は二年をかけて建てたとの事で、相当の拘りがあったのでしょう。
他にも見どころ沢山でした。

ランチに鴨せいろ蕎麦を頂きました。
漆のお椀は100年前の品だそうです。
今もしっかり使われているのですね。

このお屋敷は一般財団法人「旧岡田邸200年財団」により運営されています。
2009年有志の方々が手弁当で集まり、動態保存に向けてのプロジェクトが始まったそうです。
歴史的建造物の保存は、一筋縄では行かないということでしょうか。
入場料がわりに、またお蕎麦を食べに行きたいです。


実家へ向かう一日一本の高速バスは旭川駅前から出ています。
夕方の出発まで北彩都ガーデンを回りました
ナナカマドの実が色付き始めていました。

駅側のガーデンはグラスの穂が綿菓子のようにふんわりと茂っていました。

季節の宿根草とグラスの穂の共演は、とても新鮮な面持ちです。

赤いペルシカリアが特に目立ちます。

ガーデンセンターまで歩きました
途中の斜面ではノリウツギが色付いて綺麗なピンク色に

鏡池では水生植物が咲いていました。
青い花が可愛らしいです。

ガーデンセンター前に到着

季節の宿根草がモリモリ育っていました。
一つの花のまとまりが大きいです。

宿根草に囲まれてコキアも
秋遅くなって赤く色付くと、また風景も変わるでしょうね。

一株のグラスの大きい事

アプローチボーダー花壇も緑あふれて~

この辺りはメドウガーデンになるのかな。
グラスの穂とガウラのコンビが草原を思い起こさせます。

層のような植栽が面白いです。

セダムのピンク色の花が鮮やかに咲いていました。

あっと言う間にバスの時間になり、慌てて駅に向かいました
今回はガーデンだけでなく、歴史的建造物も訪問でき、旭川の楽しみ方が増えた気がします。
二泊三日の帰省旅、盛りだくさん過ぎる時間でした

何度でも訪れたいガーデン群が道北にある
そう思うだけで、道北出身者として、ちょっと嬉しい


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新たなガーデンとの出会いを求めて旭川近郊の町へ

2024年09月08日 11時03分03秒 | 北海道ガーデン巡り

9月2日(月)
陽殖園の武市さんから「上野ファームに向かう途中にある公衆トイレの一輪挿しに飾られた花を、是非見て欲しい」と言われたので、高速道を愛別インターで降りた後、公衆トイレを探しながらドライブ
当麻町に入って看板を見つけたので駐車場に車を停め降りると、目の前にガーデンが
これは要チェックだわ

当麻町は旭川市の北側に隣接する町
「くるみなの庭」と名つけられたガーデンは当麻町の公園でした。
季節の宿根草がモリモリ咲いていました。

植物のシードヘッドも残されていて、ちょっと普通の公園と雰囲気が違います。

周囲の緑や茶色の葉の中でロシアンセージが輝いているよう

斑入り葉のフロックスが満開でした。
調べるとこのガーデンは、子供たちの花育の場でもあるよです。
可愛いバンガローが数件建っていました。
波打つような輪っか型の大きなベンチがナチュラルな風景に似合っています

ベンチの内側の植栽もナチュラル
ナチュラリスティックといっても間違いないでしょうか。

斜面に作られた植え込みでは、グラスが多用されていました。

植え込み方も興味深いです。
どうやらグラスの迷路になっているみたい。
これは子供たちのかくれんぼにも楽しそうですね

トンネルの周りにも様々な種類のグラスが植えられていて、風にユサユサとなびいていました。

クライミングの練習もできるのね

公共の公園でこんなに大胆なランドスケープと植栽がなされている場所は初めて見ました。
丁度植栽の手入れをしている方がいらしたので、誰がデザインしたのか訊いてみたら、植栽デザインは上野砂由紀さんだそうです。
なるほど納得
上野ファームと雰囲気が違いますが、それはTPOに合わせてのデザインなのでしょう。
公園のガーデンのレベルの高さを感じたのでした

そして公衆トイレの一輪挿しには、アリストロメリアとアネモネ・フぺヘンシスが活けられていました。

武市さんはきっと、私にこのガーデンを知って欲しくて、謎かけのような言葉を伝えたのかな
きっとそうに違いない
新しいガーデンと幸せなの出会いを、ありがとうございました

その後上野ファームに寄り、更に車を走らせて


旭川市の東側、旭川空港のある東神楽町へ
本年初夏にオープンした「はなのわガーデン」を見に行きました。
「はなのわガーデン」は、東神楽町の新しい複合施設の前庭という位置づけでありながら、それはもう、広~い宿根草ガーデン
敷地はテニスコート12面分ぐらいあるそうです。

東神楽町は数十年にわたって「花の町」として町造りをしていて、この度複合施設の前庭にシンボルとなるガーデンを作ったのだそう。

デザインは上野ファームの上野砂由紀さん
3年かけてデザインを考えたそうです。
初夏に植えたと思えないほど、植物がモリモリ育っていました

色、形、背丈等の違う200種類ぐらいの宿根草が植えられているそうです。
植え付けたばかりなので、来年になると雰囲気が変わってくると思いますが、季節季節に次々花が咲くガーデンであることは、この段階でも良く分かります。

アネモネ・フぺヘンシスはきっと大きくなるでしょうし、

ノリウツギも大きくなって存在感を出すでしょう。
今後が楽しみで仕方ないガーデンです

複合施設の基本設計は、世界で活躍する同町出身の建築家、藤本壮介氏

館内のデザインも、お洒落でカッコ良いです。
これが役場とは
感性が磨かれるような気がします。

国道沿いに置かれた大型のコンテナガーデンも、花の町らしさを感じさせます。


旭川市近郊の二つの町の公共のガーデン
どちらも上野さんのデザインながら、こうしたデザインを取り入れようとする自治体の姿勢が素晴らしいと思います。
さすがガーデンアイランド北海道
花の輪が大きく広がっていくよう、願わずにはいられません。


夕刻、予定時間内にレンタカーを返せてホッと一息。
星野リゾートOMO7旭川のカフェでしばし休憩
よく運転したな~と自分を褒めながら、スフレチーズケーキとラテを頂きました。
お客さんが少ないので、ほんと落ち着けるんだわ~


仕事が終わった弟と待ち合わせて夕食へ
買物公園側の「和心洋才 睦月」へ行きました。
写真左上:八寸 写真右上:刺身
写真左下:ごぼ天 写真右下:鯛茶漬け
どれも美味しいし、細工が美しいの
大満足


密度の濃い、最高に楽しく、発見もある充実した一日でした。

最終日へ続く

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