旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

モネの「睡蓮」に会いに国立新美術館へ

2018年04月19日 13時49分43秒 | ライフスタイル

昨日は冬並みの寒さでしたが、午前中で雨が上がったので、昼ごろから東京へ出かけました。

目的は国立新美術館で開催中の「至上の印象派展~ビュールレ・コレクション」を見るためです。
お目当てはクロード・モネの「睡蓮の池、緑の反映
一度はフランスのモネの邸宅があるジベルニーの庭で咲いている睡蓮を見たいと思っていますが、それが叶うのはいつの日か
それまでは、絵を観て感慨にふけろうかと

正面玄関前のツツジが満開でした。

国立新美術館内から眺める新緑の風景が美しいです。

午後一時ごろ着いたので、カフェかレストランでランチでも・・・なんて考えていたのですが、どこも超満員で多くの方々が順番待ちで並んでいたので断念し、一階のカフェテリアで、チェリーパイとコーヒーを買って、とりあえず小腹を満たしました。
チラシの文言の「美少女」に「センター」とルビがふられているのは、どうかなぁ
「センター」とは周りに人が居てこそ、ではないのかなぁ・・・などなど思いを巡らせたり


そして音声ガイドを借りて(有料)いざ展覧会へ
音声ガイドのおかげで、展示されている作品の詳細が分かって理解が深まります。
途中、この個人コレクションの概要を解説するVTRを流しているコーナーがあり、それを観ると素人でも「なるほど納得

お目当ての「睡蓮~」は、一番最後に展示されていました。
驚いたことに、この絵だけ写真撮影がOKなの。
皆さんスマホやケイタイでパシャパシャ撮られていましたので、私も

大きな作品なので、右から中から左からと、色々な角度から「睡蓮の池、緑の反映」を鑑賞しました。
今までモネの「睡蓮~」と題した絵は何点か見ていますが、同じものはなく、また新しい「睡蓮の池」と出会えて嬉しかったです

私は美術には疎いのですが、興味の湧く展覧会には足を運んでいます。
絵を見るのが好きなのと、審美眼を高めるためと。
若い頃習っていた華道の先生が美術展を見に行くよう強く勧めてくれました。
先生曰く「優れた芸術作品には、華道に通じる、〈美の〉普遍的なバランスがあり、華道の上達に役に立つ」んだそうです。
残念ながらいまだその領域には至りませんが、今回はかなりの収穫がありました。
それは、絵を見て「こんな写真が撮りたい」と思った事。
絶妙な構図にハッとしました。
以前から気にするようにしてはいましたが、こんな風に強く感じたのは初めてで、その気持ちを忘れないように、印象的だった絵のポストカードを購入しました。


展覧会へ行って、希にガッカリするときがあります。
目玉の絵だけで人寄せしているような印象があると特に。
しかし、このコレクションはどれも違和感なく心に入ってくる作品ばかり
持ち主の趣味と合致したのでしょうか
とても満足のいく時間でした。

これからもっと構図を考えて、良い写真がとれるようになりたいな。


 

新美術館を後にし、帰宅前に近くの紅茶専門店「DEMMERS TEEHAUS デンメア ティーハウス」へ
ドラマ『相棒』の杉下右京さんになったつもりでフレーバーティーを注文
「スプリング・ドリーム」の甘く優しい香りに癒されました。

そして「エキナセアの入ったルイボスティーの相棒缶」を買って帰りました。

7月には横浜にモネの「睡蓮~」が来るようです。
それも見てみたいな

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 おまけ
NHK[びじゅチューン」で流れている井上涼さん作の「睡蓮ノート」

睡蓮ノート『びじゅチューン!』


氏の作品は発想がユニーク過ぎて、いつも度肝を抜かれる思いです。


 

 



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