秋は観たい映画いくつもあって、9月中旬以降はガーデニングもしていましたが、映画館へも足を運びました。
「公開は単館上映で、その後じわじわと人気が出て「カメラを止めるな」的な広がりとなりメジャーになっているから」
と映画好きの友人F君に勧められて観に行ったのが、
侍タイムスリッパー
幕末の侍が現代にタイムスリップするという、ありがちな設定で、そのギャップや騒動は普通に面白いです。
昭和っぽいコメディかな。
ただコメディだけでは終わらず、現代にタイムスリップした侍が、その矜持を忘れていなかったことに、一寸心動かされました。
侍が会津出身だからでしょうか。
その歴史を知っているから、おのずとウルウルしてしまうのかも。
ともあれ気軽に観られる一作です
映画評が著しく高いけど、それは広がり方に影響されているかな~と思います。
そして、現代の時代劇の現状と、先日エミー賞を取った「将軍」との対比を思いました。
Cloudクラウド
黒沢清監督の「スパイの妻」が面白かったので観に行きました。
主役が菅田君だし。
最初から暗くミステリーらしい展開で、現代社会の闇も感じるし、と三分の二は興味深く見ていたけれど、ドンパチが激しくなる後半三分の一あたりから、なんとなく現実感が薄れてしまい「落としどころは何処なんだろう」と考えて、没入しきれませんでした。
観終わった後は体が疲れていました
その疲れが何処から来ているのか分かりませんが・・・
主人公の先輩の窪田君の目、凄みがありました。
古川琴音さん、こういう役をやらせたら天下一品ではないかしら。
結局「クラウド」と「アナログ」は同じステージに在る(「クラウド」の問題を「アナログ」で解決する)のか~
と感じる映画でした。
10月以降も観たい映画が次々とあるし、展覧会や舞台も~
涼しくなったし、今年の秋は楽しく忙しい季節になりそうです
ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。