旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ドラマの公開セミナーへ#探偵ロマンス

2024年02月18日 16時12分26秒 | ライフスタイル

昨日は昨年放送されたNHKBSのドラマ「探偵ロマンス」の制作の舞台裏の話が聞けるというので、横浜情報文化センターまで出向きました。
「探偵ロマンス Dear Detective from RANPO with Love」は、20世紀初頭(大正時代)のまだ作家になる前の江戸川乱歩が、伝説の探偵と出会い、難事件に巻き込まれながらも成長していく・・・という、坪田文さん脚本のオリジナルドラマ。
伝説の探偵は草刈正雄さんが、若き日の江戸川乱歩を濱田岳さんが、謎の男は尾上菊之助さんという配役です。
一年ほど前の作品ですが、このドラマにすっかりはまって今だに余韻が残っているので、この公開セミナーに申し込みました。

何故はまったかというと、一つはミステリー好きとしては「江戸川乱歩」に興味が湧くし、一話を視聴してその舞台セットに魅了されたからです。
もちろん草刈さんのアクションも物語も素晴らしかったのですが、その舞台の街の作り込み具合が細部まで良くできていて、物語の時代背景や雰囲気を盛り上げているように感じて、とても感心していました。
そしてセミナーで「探偵ロマンス」の舞台美術が権威ある「伊藤熹朔賞」を受賞したと知りました。
素人目から見ても凄いと思ったのだものね。
その制作のイメージボード(写真を組み合わせたコラージュみたいなもの)も見ることができて、なるほど、こんな風に作り込まれたのか・・・と納得しました。

ドラマはドンパチドラマが好きな若手ディレクターの大雑把な企画から始まり、それを話し合いで肉付けして、脚本をお願いし、脚本家の方の意見でまた少しアレンジが加わり、キャストがはっきりと決まり・・・といった具合で制作されたそうです。
ドラマ制作はプロデューサーと脚本家ありき、だと思っていましたが、実際の現場は本当に大勢の方の協力で成り立っているのだと知りました。
メイキング映像も、とても面白かったです。

そしてドラマが4話しかなかったことに、自分で驚いてしまって
6話ぐらい観たと感じていたから。
それはたぶん物語が濃密だったことと、ドラマの前後のストーリーを自分で想像していたからかもしれません。
本当に美しく謎多く引き込まれる面白いドラマだったので地上波でも放送して欲しいし、エピソードゼロ&続編も期待したい
NHKにこの熱望が届きますように


横浜情報文化センターは日本大通りに面していて、県庁の斜め向かいにある歴史ある建造物です。

セミナーに登壇された美術担当の方のお話では、このドラマでは色々な関西の歴史的建造物内で撮影していて苦労も多かったそうですが「ドラマ映像での説得力が違う」のだそう。
歴史的建造物は時代を映す鏡のような存在なのかもしれませんね。
それが見る側にも伝わるのだと感じました。


日本大通りの植栽は、この時期は緑豊かなグラスガーデン

その中でチラホラと早春の花が咲いていたり

なんとアガパンサスも
冬咲きの品種があるのか、何かの間違いなのか・・・


夕方日本大通りではドラマ撮影が始まっていました。
ドラマ制作の話を聞いたばかりだったので、臨場感があるというか・・・その偶然に驚きました

ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。

庭・花壇づくりランキング
庭・花壇づくりランキング

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。