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旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

玉砕~ハンギングバスケットコンテスト

2011年05月02日 18時25分42秒 | ガーデンショウ・レポート

今日はハンギングバスケットコンテストの搬入へ行ってきました。

会場に入って、ビックリ
他の方々のバスケットの大きいこと
私のバスケットの二倍はあり、「エレガンス」と言うバスケット、またはそれより大きい物もあったような気がします。
スペースを目一杯使った作品群にとにかく驚き。
日比谷ガーデンショーのイメージで大きさを考えていた私のとは、スキルも含めて、まるで子どもと大人ぐらいの差。
並んでいるのが申し訳ないぐらいです。

素晴らしい作品をいくつかご紹介します。

 

まわりが八尺玉の打ち上げ花火なら、私のは落ちる前の線香花火 かな。
それなりにチラチラと頑張って咲いていますけどね。

 

ハンギングバスケットって、こんな世界だったのね

いや~、勉強になりました

 

 素晴らしい作品群は平塚市の「花菜ガーデン」にて明日から5月8日まで公開されます。
お近くの方は是非足をお運びください。

 


日比谷公園ガーデニングショー2010

2010年10月24日 10時54分52秒 | ガーデンショウ・レポート
今日は曇って冷え込んでいます。秋が深まってきたのかな。

昨日訪れたもう一つの「日比谷公園ガーデニングショー2010」をご紹介します。
丸の内から歩いて、到着したのが午後2時前ごろ。
特設ステージではちょうどNHKの「趣味の園芸」の公開録画の最中で、沢山の方々が大根を持った藤田先生の話しに聞き入っていました。

まずはライフスタイル部門から

「クール・バイ・ナチュラル」
雑誌に載っていそうなカッコイイお手本のようなフロントガーデンです。
植えてある葉物野菜も、なんだか都会的な感じ
芝と敷石に段差のあるところが妙に気に入ったのですよね~





「生活に収穫を」
こちらも野菜が植えてありますが、こちらは「実りの秋」という感じで、同じ葉物野菜も違って見えます。
秋らしい色合いで、お洒落なアーバンカントリーチック。

           この様なガーデンを丸の内で見たかった



ハンギングバスケット部門

秋色を取り入れて温かみがあって、色のバランスが良いと感じたハンギング。



白をベースに、白&青&黄色が入っていて、まったくもう、私好み
         


ハンギングバスケットを花束に見立てた演出が可愛らしさ倍増だった作品。
                  
  
ハンギングバスケットも背景の使い方で印象が異なりますね。
自分でも作ってみて、ハンギングの面白さを実感して、見方も少し変わったかも。


コンテナガーデン部門

「丘の風景」
淡い緑の色合いのグラデーションがメインで、可愛らしかった



「垣根の向こうに・・・」
手前の淡い色彩と寄せ植えのはっきりした色合いのコントラストに惹かれました。
          

「ブランコで遊ぶ妖精」
「軽くゆすってみてください」と書かれていたので一寸押すと、ユラユラと
                    

「秋の音色」
一輪車に植えられた寄せ植えはハンギングチック。
古びたシャベルが、まるで農作業している人が後ろにいるような印象を与えてくれました。
           


そして、極めつけ
ペリーの乗っている大きな黒船のコンテナの下に小船が。
竜馬


今年のコンテナ部門は手作りのユニークなコンテナが多くて、何かしらストーリーを感じさせられました。
植物以外にも楽しめて、とても面白かったです


ガーデン部門

「THE 東京~みどりのバトン~」
瓦礫の山から緑が生える・・・地球の将来を考えさせる作品。



タイトルを記録するのを忘れました。申し訳ありません
そり立つ石が存在感のある、この部門で一番お花が入ってた作品。
            

「和匠庭~匠が和む庭」
どこかモダンな和の庭。角が多いからかな。




ミニ・ガーデンショーでは、先日私が参加したガーデニングフェアぐらいの大きさの区画のガーデンが並んでいました。

中から一つ、石組みが好きだったガーデンを。
ロックガーデン、作ってみたいな~。
                   



日比谷ガーデニングショーで感心したのは、「賞」を決めるまでプレートの名前を伏せていたみたいなんです。
私が見ているそばから、賞のプレートを貼るのと同時に名前に付けられていたマスキングテープを外していたんですよ(竜馬参照)
もしかしたら公平さを重視した気配りではないかと想像しているのですが、もしそうなら、実にフェアーなコンテストだということですよね。
作品を出す方も報われるというものです。

深読みかな~



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今年の日比谷公園は秋バラが、本当の良く咲いていました。時期をあわせたかのようです。



女の子たちが、バラの散った花びらを集めている姿が可愛らしかったです
                             

レストランではガーデンウエディングが


家族連れや、若いカップルや、年配のご夫婦などなど、自由に寛いでいる様子を見ると、ここは「東京のオアシス」なのだと感じました

                            
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丸の内仲通りガーデニングショー2010

2010年10月23日 20時51分29秒 | ガーデンショウ・レポート

今朝は冷え込みましたが、昼間は秋晴れ。絶好のお出かけ日和です。

今年も二つのガーデニングショーを見に東京へ出かけました。
今日は「丸の内仲通りガーデンニングショー」の中から、私が気に入った作品をご紹介します。


「街角で内緒話はいかがでしょう?」

メインの椅子が正面に背を向けているあたり一寸心憎い演出


道路側からも綺麗に見えるよう植栽されています。
                        



「通称 自由会議室」

デザイン全体はシンメトリーに作られているのですが、植栽が右肩上がり景気も上向くかな。


格子を使った演出を見かける機会が増えましたが、グラフを演出したトクサを透明な板ではさんでいて、抜け感が良い感じ。
テーブルのセンターの明るい葉物の植栽も好きかな。
                       



「風の中で」

白い木のオブジェが目を引きます。ユーフォルビアや多肉植物と剣葉の組み合わせが面白かった。




「街角癒しの足湯」

暗い赤がポイントの鮮やかな色合いにグッと惹きつけられました。
渋派手とでも言うのかしら。

            


「今、いろんな話、縁側でしてみませんか?」
こんな落ち着いた色合いの花が咲く縁側で、ほっこリしてみたいです。
障子の裏の演出と、ずいぶんギャップがあったんですけどね

                  


テーマガーデン「緑の扉」

「チェルシー・フラワーショー」のゴールドメダリスト、「モスマン」こと石原和幸氏の作品。
壁面に苔を使った演出はさすがに素晴らしいです。
中に期待を持たせるモスの壁とエントランス(左)。 壁から垂れ下がる沢山の和の草花たち(右)
 
           


鎌倉の山の一部を切り取った様な印象。
緑に包まれた中庭にはマイナスイオンがたっぷりなことでしょう。テーブルの台にもモス!

                   


テーマは「文化×コミュニケーションガーデン~会話を楽しむ街角」ですが、昨年と変わって和風の庭が多く、斬新な演出の作品もあったのですが、全体的には期待していたアーバン(都会的)な風景とは違って、一寸残念
昨年の作品を振り返ってみたのですが、同様に苔を使っていても、モダンな印象だったのですよ。
「日本文化」と「テーマガーデン」を意識したせいかしら。

この後訪れる「日比谷ガーデンショー」ではきっと和の庭が多いのだろう・・・と思ったので、特にそう感じたのかもしれませんが、丸ビルの前でアンケートをとっていた女性も訪れた方々に「今年は地味ね~」と言われることが多いのだそうです。

とはいえ、どの作品にもディテールなどで刺激を受けてきましたよ~



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丸の内で一番気に入っている「一号館広場」ではバラのツリーが飾られていました。
バラは造花(シルクフラワーではないかしら)ですが、生花のようにナチュラルで綺麗な色でした。
           


本物のバラも咲いていました
一年たって、株が充実したのでしょう。淡い色合いのバラたちが伸びやかに花びらを広げ始めていました。
それにしても絵になるな~
                  



広場に面したカフェ「A16」でランチすることに。
       

オリジナルパスタは面白い食感
                

デザートのマスカルポーネと蜂蜜のシャーベットの乗ったオレンジのサクサクしたパウンドケーキが美味しかった~
                             


この広場は狭いけれど、本当に都会のオアシスですね。

 
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第3回綾瀬ガーデニングフェア 優秀作品紹介

2010年10月11日 13時51分04秒 | ガーデンショウ・レポート

先日、私も参加した第3回綾瀬ガーデニングフェアの表彰式がありました。
おかげさまで、私たちのグループの作品も優秀賞を頂きました


今回は作品が沢山あるので、表彰された作品をご紹介します。

ガーデン部門最優秀賞 「山里の生活と棚田の風景」
ジオラマで描く日本の風景です。



ガーデン部門市長賞 「日本の庭園の音色」
手作りのシシオドシが人気でした。



ガーデン部門優秀賞 「せせらぎ」
日々、葉の色づきが深まります。



コンテナガーデン部門最優秀賞 「心はずむ散歩道」
ぐるりと一周花が楽しめます。



コンテナガーデン部門市長賞 「2010年『秋』」
ススキを中心にが秋らしい色合いです。


コンテナガーデン部門優秀賞 「日本の秋」
オミナエシの黄色とリンドウの紫が対照的に映えています。



コンテナガーデン部門優秀賞 「奇跡の地球(ほし)」
個性的なコンテナと花選びが目を惹きました。



綾瀬ガーデニングフェアは綾瀬市役所南側広場で10月16日(土)まで開催中です。

賞にはもれましたが、他にも素敵な作品が並んでいます。
お近くの方は是非足をお運びください。



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ガーデニングフェアの花々

2010年10月02日 17時03分46秒 | ガーデンショウ・レポート
今日は気持ち良く晴れました。市内の小学校ではアチコチで運動会が行われたようです。

庭にあまり花が無いので、フェアで植え込んだ花を少し紹介します。
銅葉のダリア「ブラックナイト」は、黄色い花とのコントラストが印象的なミニダリアです。
蕾も茶色なので、花が咲くと周りの雰囲気をいっぺんに変えてしまいます。
よく蝶が来ているのですよ 私同様気に入ったのでしょうか



シンフォリカルポスは不思議な白い実をつけます。
苗が小さめなので白い実が目立ちますが、お正月にバンクーバーの公園で見た地植えの大株も印象的でした。
ダリアの裏側に植え込みました。
                  

斑入りカリガネソウCaryopteris カリオプテリス divaricata)も一寸面白い宿根草。
蕾がまん丸で、花はサルビアのような薄い紫色。下の花びらは斑模様になっています。
しかし、こちらも1mにはなりそうな・・・


たまたま通りがかったガーデンショップで「ウツギ」とラベルに書かれた紫陽花のような花を発見。
アナベルのようですが、どうなのでしょう。
なぜ今頃咲いているのか、無理して咲かせたのか分かりませんが、一本育ててみたくて買いました。
斑入りカリガネソウと、何となく野趣なコンビになりました
                       


今日はタイミングよく駐車場に車がなかったので、正面から写真を撮りました。
実は左中ほどに蕾を持ったアイスバーグを植え込んだのです。上手く咲いてくれるかな。お楽しみ



このフェアが神奈川新聞で紹介されたらしく近隣の街からもちらちらお客様が見えているようでした。
皆さんせっかく頑張って作ったのだから、より多くの方に見ていただきたいと思います。
アンケートと人気投票もしています。



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第12回国際バラとガーデニングショウ その3

2010年05月16日 22時42分12秒 | ガーデンショウ・レポート
今回一番面白かったのは12㎡の直角三角形のスペースを使ったガーデンです。
奥行きと広がりがあって新鮮な空間でした。

とてもシンプルなのですが見せ方が面白かった「婚カツ~幸せの階段を登って~」(株)岩崎造園さん
階段の天辺にちょっとクスッと笑ってしまいましたが



バイクと多肉植物の組み合わせのミスマッチがユニークだった「From Garage」芹沢プランオブガーデンさん
単にバイクがレトロっぽくてカッコイイというだけなんですけど



レイズベッドのボーダーガーデンとビオトープが涼しげで、暑くなったらここで過ごしたい、と思ったガーデンは
「春の一日」NIWAYA & Niwa Shinさん。




壁の上からあふれるバラが印象的だった「ちょっと一息」隆盛工業(株)さん(だと思います。デザイン画と庭が違うので・・・)
低い塀の石の上に植え込まれた多肉植物が、雰囲気に合っていました



壷を重ねた植え込みに色とりどりの花が入っているのに、旨くまとまっていたような気がする「もうひとつのじかん」
京阪園芸(株) 小柳倫子さん。黒っぽい塀に淡い色のバラと薄紫のラベンダーが美しく映えていました。




苔むした壁を持つ家なのかな。森の中のキャビンのような感じで、自然の中で遊ぶ子供たちの様子が思い浮かんだ
「今日は、どんぐりシチュー。」誠和造園さん。どうやら野うさぎの家だったようです


三角の空間をうまく作ったデザインだと感心したのが「Road of water. ~水の鏡に映る花~」atelier nanaさん。
こんなエントランスのレストランがあったら行ってみたいわ。格子の裏も綺麗に植栽されていました


フロントガーデン部門も、いくつも素敵なガーデンがあったのですが、昨年も見ているせいか、粒ぞろいだった気がするのにもかかわらず印象に強く残るガーデンが少なかったので割愛します。
ひとつ、これははじめて見たというディスプレイを。浮かぶコケ球。なんだか楽しいです


ご覧になっている皆さんもレベルが高く、綺麗に設えられている庭にも「これはただ並べているだけね」と、厳しいご意見も耳にしました。


好きだった壁掛けタイプのハンギングバスケット。


「フォーカルポイントがないと入賞できない作品例」と銘打った吊り下げタイプの一鉢。身近な感じ。



今回大きなボードで大宣伝コーナーをうっていた「北海道ガーデン街道
先日泊まった「ラビスタ大雪山」にもパンフが置いてありました。
私は関係者でもなんでありませんが、故郷の北海道の美しいガーデン風景を多くの方にご覧いただけたら、と思いますし、
ずっとそうなれば良いな~と思っていたので、この様に具体的に企画されるのはとても嬉しいのです。


レンタカーの際、富良野十勝間の峠を越える時はどうか慎重に運転を。お天気と道路状況は要チェック。
晴れていたら絶景を楽しみながら、霧がかかっていたらライトを点けて、走ってくださいね。



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第12回国際バラとガーデニングショウ その2

2010年05月16日 07時19分06秒 | ガーデンショウ・レポート

今回のコンテストガーデンはサイズが、A タイプは6×4=24㎡、Bタイプは三角形のスペース12㎡、フロントガーデン2.4×2.4=5.67㎡の3タイプに分かれています。
その2では、一番大きなAタイプで気になったガーデンをご紹介します。

今回大賞を受賞した木ごころサンの「春風駘蕩」。白藤のコンテナが見事。
白花をアイキャッチにするのは難しいと思うけど、これだけ立派なら一鉢でも十分なのかも。

ボサボサの西洋芝かな、好みです。その中に綺麗に草花が植え込まれていました。


赤いお家が印象的だった安行後楽園さんの「ハートGARDEN~時間の音色~」
黒い水がめが段々に連なる小滝から流れる小川が手前にあります。
他のガーデンが淡い植栽だったので、この赤い色のインパクトに心惹かれました。
うちの庭にも真っ赤なバラのアーチがありますが、私はきっと、どこかにインパクトのある庭が好みなのでは、と自覚させられました。


同様に、この車が好みなのでつい長居してしまった(株)義乃字さんの「ザ・ワゴン」。うちのガレージもこんな風だったら良いのにな~。
というより、この車だったら良いのにな~


会場で一番の人だかり。何でじゃ~と思って寄って行ったらあったのが、大きななんじゃもんじゃの木

空間創造工房 アトリエ朴さんの「ensemble/79」。アトリエ朴さんが広いスペースに庭を造るとこんな感じになるのですね。
色調に「らしさ」を感じました。


「里庭」は(株)グリーンキープサービスさん。草屋根など緑が多くて深呼吸できそう。


アスチルベのグラデーションが好きだった相模庭苑(株)さんの「La Bella Vita(美しき生活)」。幸せ感っていうのかな



約13年ほど前に、とあるカルチャーセンターでランドスケープの先生の講座(全10回ほど)を受けたことがあります。
当時は恥ずかしながら自信満々で、先生の話もさほど参考にならないな~と思っていたぐらいですが、
最後のプレゼンテーションで初めて正式なガーデンデザイン画を書くに至って、自分の力の無さを痛感したしだい。
その時の「三世代住宅の庭」という課題の私のコンセプトが目の前に

「花が主役 人が主役 みんなが楽しめる庭って?」Good ガーデン研究会 (有)煉創さん
車椅子になっても花の香りやガーデニングを楽しめたら、どんなに素敵でしょうね




あの時は、あまりの絵の描けなさに「イメージを形にするのは難しい」とすっかり鼻をへし折られ自信を失ってしまいましたが、
こうして形にされているのを見ると、心から嬉しいです。体の続く限りガーデニングしますよ、ターシャのように

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第12回国際バラとガーデニングショウ その1

2010年05月15日 12時07分48秒 | ガーデンショウ・レポート
昨日「第12回国際バラとガーデニングショウ」を見に行ってきました。
その1では、主に国内外の有名(人気)ガーデンデザイナーの方々の作品で、私が気に入った風景などをいくつかご紹介します。

入場してすぐの「ローズアベニュー」は例年通りバラの回廊がありました。
その一角の植え込みには淡い色合いのジギタリスと、私の気に入っている石作りのキノコのオブジェ。
ジギタリスの群植は見ごたえあります。




今回の特別企画「ピーターラビットの庭仕事ー英国湖水地方の町から」というテーマに沿った「湖水地方のコテージと森のガーデン
ユ・メ・ミ ファクトリーさんと上野砂由紀さんと加藤造園さんのコラボです。
低い目線で見ると庭が違って見えますよ。」と加藤さん。


ナチュラル感あふれる植栽に囲まれた緑の芝生。上野さんのお得意では。花に隠れて兎ちゃんが居るかしら。


小さなカナル(水路)にガッコたち。結構気に入っちゃいましたこの風景


マクレガーさんのやさい畑」は西武造園 加藤理絵さん。
手前にはさくらんぼやポピーなども植えられていて農村の風景がピーターラビットの絵本の世界。


丘の上のフラワーガーデン」は昨年コンテスト部門で大賞を取った清水工業さんの庭。
水路にボート小屋など、アイディアがありますね。草むらが自然を切り取ってきたようです。でも丘の上か



テーマガーデンは「花が主役の庭」。
マークチャップマンさんの「リトリートガーデン」に咲く薄いピンク色のジャーマンアイリスが美しく、周りからも「綺麗ね~」という声が。


吉谷桂子さんの「精霊の庭」は、彼女が庭をデザインした「星の王子様ミュージアム」とのコラボらしく、納得。
アグロステンマが効いていますし、手前の色の系統でまとめた植栽は庭作りのヒントになりそうです。


今年もバラクラはホンダ耕運機とコラボのようで、芝を刈ってくださいとプレゼンしていましたが、芝生は好き
このようなフラワーガーデンのティパーティにお呼ばれしたいです



今年はいたるところでジギタリスを目にしましたが、特別企画のテーマ「ピーターラビット」=「ジギタリス」ってことなのかな。
花々の色合いも、ポターの絵本のように淡く温かみのある組み合わせが多く、目にも優しく調和が取れていると感じました。
でも植栽が、どこもちょっとワンパターンかな~

その中で異彩を放っては居るものの、ショー全体のアクセントになっていたのではと思えたのが「バラとドレスの競演
手の込んだビーズ刺繍にビックリです。あのお着物を着こなせる女性はどなたでしょうね。




そして、私が一番楽しみにしていた「エミリー・ディキンソンの庭」。
娘たちが子供のころ寝る前によく読んであげた「エミリー」という絵本に出てくる、アメリカの有名な詩人です。
どんなお庭になっているか楽しみにしていました。



私のエミリーのイメージとは違いましたが、椅子に腰掛けて詩作する無口な女性はイメージできたかな~。
娘が成人して遠い昔の事になった絵本ですが、もう一度読みたくなりました。仕舞い込んだ屋根裏を探さなくては


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東京インターナショナル・フラワー&ガーデンショー <その2>

2010年04月20日 15時35分38秒 | ガーデンショウ・レポート

暖かい日ですが、午後から雨が降ってきました。

<その2>では都会の中の庭がコンセプトのシティ・ガーデン(50㎡)と、ショー・ガーデン(100㎡)の中から、気になった作品をいくつかご紹介します。
開催コンセプトの違いはあるはずですが、実際は広さの違いしか感じませんでした。

笑い声のある風景
(シティ・ガーデン部門:出展べッセルガーデン:第10回の国バラショウで大賞受賞)
作品の中で、たぶん一番大きな大木に設えられた、ロイヤルブルーのツリーハウス。
「銀河庭園」で見たバニーギネスのツリーハウスを思い出すぐらい、完成度の高いものでした。
良く此処まで大木と岩を運び込んだと感心した力作です。
植栽も華やかな花々が植え込まれ、オベリスクやベンチなどアクセサリーもこだわりがあり、圧倒的な存在感でした。

 

静謐な銀河の中で
シティ・ガーデン部門出展ブリージングガーデン:北海道江別市)
レンガのリングが印象的なとてもアーバン(都会的)なガーデン。
都会のオアシスとして、広いテラスや屋上などにあると、カッコ良さそうです。

「in the garden」
(ショーガーデン部門:清水工業GARDEN:昨年の国バラショウで大賞を受賞)
新旧の調和がテーマで細部にまでこだわりを感じたガーデン。
彩り鮮やかな多肉植物の植え込みや、蹲風の岩からの水の流れに即した苔庭や、球状の金魚蜂など、見所沢山な力作でしたが、チョッとやりすぎでは

 「草々の詩」
(ショーガーデン部門:出展かたくり工房:テレビチャンピオンで優勝した阿部容子さんのデザイン)
たぶんクラブアップルのトレリス仕立ての生垣や、ボリュームのあるデルフィニウムとバラの芝庭や、ウッドデッキと併設の小さなポタジェ、ピクチャーウインドウから覗く楽しみもあるゴージャスなんだけど、嫌味のないガーデン。
まだ初夏じゃないけれど

「きざしの庭」
(ショーガーデン部門:出展小杉左岐:ショーガーデン部門で一位)
樹齢800年のオリーブの古木が訴えかける生命の声に、石椅子に座って耳を傾けると、人間の小ささを感じさせられる、そんなガーデン。
回りの花なんか要らないんじゃないかと思ったぐらい木に存在感がありました。この木を見られただけでも良かった。

「The Nest 」
ショーガーデン部門:出展Durie Design:日本の雑誌でも取り上げられた超有名なデザイン。)
回りがジャングルなら、更に良いでしょうね

 

他にも気になったディスプレイをご紹介します

手作りの小さなガーデンハウスが並んだガーデンでは皆さん、口々に「可愛い~」と仰って熱心に見ていました。おとぎの国のようですね。
同様に手作りのピンクとブルーのテラコッタもオリジナリティが在って可愛らしかったです。

今回は春の山野草をアチコチで沢山見かけました。
この時期しか見られない花が入っているのは、見る側も嬉しい限り。懐かしい里山の風景を模した庭も多かったです。

全体としては、和洋折衷の庭か、和の庭(里山も含めて)が多く見受けられ、随分と苔が使われており、自然への回帰をテーマとした意欲的作品も多く、見所沢山でした。
大掛かりな作品群では、施工した方々のご苦労は大変なものだったのでは、と思います

ただ、タイトルやコンセプトの説明と、実際の庭のイメージが違っている事もあり、「なんだかな~」という印象があったのも事実。
季節的にありえない植栽を見るのにも慣れましたし、微妙な和洋折衷に違和感を持ちつつも、自邸の参考になる庭から芸術的庭まで、「ショー」としてはとても楽しめました
私は「チェルシーガーデンショー」へは行った事が無いのですが、「チェルシーを目指す」なら、更なる進化が必須なのではないでしょうか。

どの庭も素晴らしかったのですが、もし私が心から寛ぎ癒されたいなら、こちらの庭がいいな~

「Wild at heart」
(シティガーデン部門:Knowles gardens)
北海道チックでしょ。上野ファームみたい。

 

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そして、自分用のお土産にベニバナトキワマンサクとアイアンの支柱を買いました。

        

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東京インターナショナル・フラワー&ガーデンショー <その1>

2010年04月19日 19時41分25秒 | ガーデンショウ・レポート

今日は春爛漫のお天気で気持ちの良い一日でした。
そこで楽しみにしていた「東京インターナショナル・フラワー&ガーデンショー 2010」へ行ってきました。
昭和記念公園へ行くのは初めてでしたが、駅から歩いて10分程度なので、便利ですね。

ハンギングバスケットパークでは大型のハンギングが沢山飾られていました。どれも力作でしたが、一番気になったのは、真ん中が鏡になっているタイプ。
周囲のクレマチスの演出が気に入りました。

コンテナガーデンストリートにも、様々なコンテナガーデンが展示されていました。
ただ展示場所のせいか、一つ一つをじっくり見ることができない感じで、チョッと残念



<その1>ではガーデニング・ワールドのスモールガーデンをいくつかご紹介します。

「居間+GARDEN」 家族と過ごす幸せな時間
写っていないのですが、左手にローズマリーの生垣がある、ガーデンリビングという感じの空間です。
掘りごたつの上にはミカンまで置いてありましたが、花を眺めながら癒され、くつろげそうです。
自分では作らないけれど、招かれたらとても嬉しい庭です

「TOMIの庭より~夢見たものは」
この写真の向かい側には水色のパーゴラとベンチがあり、ロマンチックな空間です。
爽やかな風が吹きすぎるような庭。

「彩り遊び」
市松模様に区切られた中に色とりどりの野菜が植えられたキッチンガーデン。大きな竹かごの中にも野菜。目と口で楽しめます。


「When love comes to garden」
背景の大型コニファーと石組みの色が対照的で、そこから流れ出しているようなバラの花印象的。
手前の芝のオープンスペースに広がりを感じました。


「庭に暮らす(実りの予感)
スモールガーデン部門で一番を取ったガーデンです。
マンサクの生垣
で囲まれた中に自然な緑の風景が。
黄緑色はユーフォルビア。外来種なのでしょうが、今は休耕地にも生えていますね。


「緑光」
全体を写す事ができなかったのですが、黄緑色の葉物の植栽が印象的だったガーデン。

 

戸外のガーデンショーは、人が多くても開放感があって気持ちが良いです。
春から初夏にかけて咲く花々をいっぺんに見られました
でもお天気に工期も花の状態も左右されて、作る側も大変でしょうね。

明日はシティガーデンとショーガーデンををご紹介します。

 

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今日は10時20分よりバンクーバー・オリンピックの女子フィギュアスケートで銅メダルを取ったジョアニー・ロシェット選手のトークショウがありました。
テレビで見るより、綺麗な方でしたよ   


トークショウの最後にプレゼントを贈られている様子。

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